明けても暮れても雨。今はしとしとですが、昨夜はザバァーと賑やかに。
それにしても、日本語での雨の音の表現って、英語よりもわかりやすいね。ポツポツ、ざぁざぁ、ざばざば、ぴちょぴちょ。擬音語の便利さよ。
低気圧のせいか。頭が重い。体も重い。すっかりナメクジちゃん状態ででろでろしてしまった土曜日。
う〜ん。こういうときには「にっこり薬」がいる。
う〜ん、なむなむ(←?)…と、思いをめぐらし… ☆
プリン。プリンが食べたい。
カナダ人がいう「プリン=プディング」っていうのは、日本人が「プリン」と呼ぶものとは違う。もっとなんていうのか、クリームみたいで、べちょべちょしている。ブレッドプディングなんかは良い例で、基本的に、残りのパンを砂糖ミルクに浸してオーブンで焼いたもの。カナダで初めて、ホストのママに「デザートはプリンよー」と出されたときには、これを「プリン」って呼ぶのは間違ってるだろ、と思ったっけ。こっちのプディングはそれなりに美味しいけど、個人的にはぷりぷりプリンのほうが好き。
私たちの「プリン」は、こちらでは「Baked Custard」とよばれてます。 レシピもえっらい簡単で… 参考に。
ベークド・カスタード / プリン
- 卵 3個
- 砂糖 1/4カップ
- 塩 1/8 小さじ
- バニラエッセンス 小さじ1
- 牛乳 1.5カップ
- オーブンは175度。ボールの中に卵、砂糖、塩、バニラエッセンスを入れてよく混ぜる。少し温めた牛乳を少しずつ、加え混ぜ合わせていく。
- プリンカップなどの容器に分けて入れる。
- 深さのある容器に底から約1cm熱湯を注ぎ入れる。この中に、プリンカップを並べる。
- オーブンに入れて約45−50分。串をさして何もついてこなかったら出来上がり。
でさ、「わたしたちのプリン」には、底にカラメルソースがはいってるやんね。カラメルソースの部分、これを抜いては「わたしたちのプリン」とはよべないやんねー。プラスチックのカップに入っているプリンだって、あの底の茶色い部分がでてくると、嬉しいもんねー。
… で、私もあの茶色いカラメルソースを。挑戦してみた。
カラメルソースそのものは、作るのは難しくなさそう。材料も、砂糖と熱湯だもん。(←知らなかったぞ)
で! ひらめき☆
この間、Kちゃんから頂いたおいしい「黒砂糖」でカラメルソースを作ろうじゃないか!グッドアイデア。むふ。
白糖を黒い砂糖におきかえればいいんだから、なんてことはない。
レシピ:「目を離さず、混ぜ続けましょう。キツネ色をすこーし通り越してべっこう色になったら、お鍋を火から下ろして一気に熱湯をいれます」
ふむ。
… クロザトウツカッタカラ。
はじめっから黒くって、キツネ色もべっこう色もわかんねぇ…
ったく、いつものことながら。ツメがあまいワタシ。
何度もお鍋に鼻を近づけて、においを確かめ(←何を基準にどう確かめていいのかはわからなかったのですが)、一応、ほんのりと焦げるような匂いがしたところで、火からおろして熱湯を注ぎ入れ。
ふぅー。なんとか。思ったよりもさらさらで。片方には「だま」ができていた。「なんか違う…」と思いつつも、続行でこの黒砂糖カラメルソースをプリンの器にいれたのでした。
出来上がりを、逆さまにして器からお皿へ。こんな感じ(↑)。
やっぱり、カラメルソース、さらさら過ぎたか。ま、次回の課題ということで。
おまけ:
余ったさらさら黒砂糖カラメルソースを、プレーンヨーグルトにかけてみた。
おぉ〜!これがかなり美味しかった! … プリンよりもこっちの方がツボにはまったかも。
papricaさま
まとめて、「美味しい生活」、のぞきました!
(美味しそうなものばかりだけど、こちらにコメント)
このプリンこそが、わたしが幼稚園のころ、
尊敬する女性(幼友だちのママ、絵の先生の奥さん)が、
食べさせてくれた、生まれて初めての「プリン」です。
なので、冷たいプッチンプリンの味には、馴染めなかった。
この美味しそうなプリンを見て、
もうもう、あのときの感動が、蘇りました。ありがとう!
p.s.
oh, poor little monster, gus!
serendipity_jさま
このプリンこそ!ですか?
生まれて初めてのプリンかぁ。是非、試しに作ってみてください♪
口に入れた瞬間に、ちいさなserendipity_jちゃんの感動がそのままふわっと蘇りますよ。
懐かしい味や匂いのもつ「タイムスリップ効果」って大きいですよねぇ。
p.s.
Gus is on probation now… hehe…
このガラスのラメキン(?)
かわいいですね~こうゆうの探しているんですけど
なかなかなくって。。。。
手作りのプリンとってもおいしそうです
家の母親のプリンを思い出しました。
このガラスの器は、相方のおばあちゃんが使ってたものでふるーいの。
昨日、使おうと思って見てみたら、一つに大きな割れ目の線が入っていてショックでした。
なかなかないよねぇ〜。この大きさのこういう形のって。
プリン、えっらい簡単にできたんで、どんぐりさんも是非試してみてねん♪
こんにちは、早速遊びに伺いました!
カナダ、色がきれいですねー、別世界!
カナダにはまだご縁なくて行った事ないのです。
これからこちらで素敵カナダを見せていただきますね!
これからも宜しくお願いします!
organvitaの愛さん、来ていただいて嬉しいです。
愛さんの山の生活の様子、ほんっっとうに新鮮で、あの「羊の渋滞のビデオ」は楽しくて何度も見てしまった。
それから、雪山!写真でみて思わず息をのむのだから、その場に立ったら声も出ないだろうなぁ。
なんだか、日本人って実は色んなところでステキな生活を送ってるんだなって、しみじみと感心もしました。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いしますネ!
擬音語・擬態語といえば、関西人の得意分野ですよね!
使い方が上手、そしておもしろい。
いつも感心して聞き惚れてしまいます(笑)。
プリン、私も小さい頃を思い出します。
焼きプリンのカラメルが大好きで・・・
甘くて苦くて美味しい♥と食べていました。
にっこり薬…いいですね。
どんな時もこれさえあればpapricaさんの笑顔ありなんですね。
ステキ!!
黒砂糖だと確かに色がわかりませんね、、
ちょっと(いえ、かなり)笑いながら読みました。
でも、美味しいソースになってよかったですね。
私は黒砂糖とオリーヴオイルでキャトルキャールを作って
大失敗をしたことがあります。
お料理と違ってお菓子は有り得ないほどの失敗があります。
そして、その時の処分が本当に悲しい。
え?そうなのですか?関西人って擬音語・擬態語を得意としてるの?
気にもとめたことがなかったけど…ほんとにほんと?
プリン、とても食べたかったので、カラメルソースはいまいちだったけど満足でした。
美味いものに勝る薬はないよ〜 といつも思います。
ほんと、きっつね色〜♪ と鍋をのぞいてぎょっとしました。黒いや〜ん。と。
でも、黒砂糖のソース(黒蜜?)は美味しかった。これはハマります。
キャトルキャール??? なんだろ。
今からグーグルしてみまーす!
バニラビーンズ、惜しげもなく使ってあって、めちゃ美味しそう。
製菓的に正しい知識かどうか、自信がないんだけど、
カラメルソースはグラニュー糖で作るのが一番失敗がなく、
美味しい気がします。(きび砂糖・洗双糖で作ったことアリ)
黒砂糖を使うのなら、少量の水と黒砂糖を、電子レンジでフツフツするまでチンして、
「黒蜜」としてプリンにかけるのはどう?苦味はないけど。
ワタシはサラサラしててしっかり苦いのが好き。
サラサラと苦みってなかなか両立しないんだよー。
あ、ちがうのちがうのよーん。
バニラビーンズね、なかったので、えっせんすだけ。黒いぶつぶつは「ナツメグ」です。
ビーンズねぇ〜。あれって、特別なお店に行かないと売ってないので、普段は家にないです。
そっかぁ。やっぱりな。グラニュー糖のカラメルソースが一番っていうの、わかる!
溶けた黒砂糖はそれなりに美味しかったけど、カラメルソースの苦味がなかったもん。
今度は普通にグラニュー糖で試してみます。Tip ありがとうね〜♪