秋の光。秋の庭しごと。

一週間で秋分。どおりで光がもう秋なわけだ。

木曜日だったかな。ひまわりの背中に元気をもらった朝。出勤前に草花たちにあいさつをするt。日が短くなってきているので、もうすぐすると出勤前に朝の光をあびた庭の草花を見ることができなくなる。

前にも書いたかもしれないけれど、ひまわりは朝日を見て咲く。どこかの画像で、ひまわり畑のひまわりたちが太陽を追って顔(花)の向きを変えるというのを見たことがある。でも、うちの子たちはみんな、東を向いている。蕾ができたころから、ずっと、一日中東を向いている。

わたしも朝日が好きやで。と、一緒に思う朝。

畑ボックスの柵にふと。小さな朝顔!こぼれ種から咲いたんだねー。こそっと。静かに。なんて可愛らしいんだろう。

なんのことはない、こういう小さなことが幸せだ。「はー♡私ってラッキー♡」と、満たされる。

気持ちの良い秋晴れの週末。少しずつ庭の片付けをしている。一週末にひとつのエリア、という具合に。土曜日には「なんでもアリのエリア」をささーっときれいにしてみた。

来年に向けて、ここをもう少しなんとかしたい。色々と考えている。とにかく、地下茎で広がっている雑草が幅を利かせはじめていて、このエリアがその雑草で覆われる前にスッキリさせたかった。頑張ったぜ。

庭の奥のラズベリーの茂みで、くんくんすんすんやってるチューイ。時折、きゅーーーーーんと細い鼻声を鳴らしていた。

何を鳴いているのかと思って見に行ってみると、

ラズベリー! 春のものよりもたくさん、たわわに実っている。チューイはラズベリーは大好きでブラックベリーは「けっ」なので、届かないところにぶら下がっているラズベリーにキュイ〜ンと鳴いていたようだ。

どの枝に実っているのかと見てみると、今こうしてたくさん色づいているのは「今年出てきたプリモケーン」。ラズベリーの種類によっては、プリモケーンに実をつけないものもある。冬になったら、このプリモケーンを地面から1メートルほどのところで刈ってしまう。すると来年、ここから飛び出るシュート「フロリケーン」には必ず花が咲いて実がつく。ラズベリーの実のなる枝とならない枝の記事はココ→☆

初夏に収穫したので終わりだと思っていたので、チューイがキュンキュンいわなかったら気づかなかった「秋ラズベリー」。初夏よりも大きな実がたくさん密集してできていることに驚いた。

終わっていく姿の美しさ。

今日も朝から元気いっぱいのチューイ。たくさん歩いて海にも飛び込んで。庭でギャウりながら走り、ボールを投げろと、草刈りをする私の足にしがみつき。その間ずーっと嬉しそうに笑っていた。私に「やめーっっっっ!!!」と怒鳴られても、へへらへへらと笑っている。ときどき、チューイになってみたい、と思う。笑。

散々遊んだあと、晩ごはんまではこのスポットで寝る。ボロカウチの上の古い毛布。誰にもじゃまされず、静かに眠りたいときはココに来る。ひまわりが朝日が好きなように、イヌは陽だまりが好き。誰かに教わらなくても知っていること。

もう9月も半分が過ぎた。9月の前半は荒れてブレていたので、後半はやさしく過ごそう。

初☆マーケットの準備!

paprica.doodleのインスタの方では、昨夜「お知らせ」をアップしたんだけど。

来月、生まれて初めて、ローカルのマーケットに参加させてもらうことになった!うきゃーっ。

主催者さんから「SNSで一斉にマーケットのポスター(上の)を紹介しましょう!」っていうメッセージが二日前に届いて、慌てて準備途中のものをインスタにアップした。

Bunny Moon Marketというタイトルの手作り市。お月見の時期にちなんで、満月やうさぎ、ハーベスト(収獲)などをテーマにしたマーケットになるらしい。出店者がすべて日本人とか日本の文化がテーマというわけではないけれど、スモールビジネスをされている日本人やクリエイターが結構たくさん出店されるみたい。

このマーケットの企画に関わっている知り合いが、「こういうテーマのマーケットが10月に開かれるんだけど、ビギナー枠っていうのを始めて設ける予定なんですよー。参加してみませんか?」って誘ってくれたのでした。彼女自信、学業の傍ら、スモールビジネスを運営していて積極的にローカルマーケットに参加しているバイタリティあふれる女性。「マーケット出店が始めてのひとにも参加しやすいチャンスだと思います」って、声をかけてくれて。

それが八月半ばだったかな。

ちょっと面白いかも☆ こんな風に私に声をかけてもらえるなんてありがたいなぁ♪

でもなぁ。。。←←そう!いつもこう。「でも。。。」が出てくる。

今から何をどう準備すりゃいいんだろう。9月は仕事もばたばたするしなぁ。自分の作るものを売るなんて、なんか恥ずかしいなぁ。。。 と、そんな頑張る必要あるのかなー。と、「できないもっともな理由」をいくつか並べてしまい、「やっぱり無理だと思うー。今回は(今回も?)パスだわ。」って断った。

断った翌日だったか、別の友人Sちゃんとお茶をしたときに「こういう話があったんよね。でも、10月だし無理だと思ってねー」って話をしたら、、、

「やりなよっ!やったらいいじゃんっ。できるよ!ほら、今、メッセージして、やるって返事して!」

って。オシリを叩いてくれたのでした。笑。

私も単純なもんで「そっかなー。できるかなぁ。できる?やってみよっか。。。」と、その場で「やっぱり参加させてください」ってメッセージを送ってね。

前置きが長くなっちゃったけど、マーケットに参加するって決めた背景はこんな風だったのです。

今年のはじめに「どうしようかな、って迷ったら、とりあえずやってみる。」って自分の中で決めていたのに、Sちゃんに背中をバンっ!って押してもらわなかったら決断できなかった自分。ビビリなもんで。ありがとう、Sちゃん!

そんなわけで、日が迫ってきている中で少しずつ準備しています。今から新しいものをテーマに合わせて「制作する」時間は流石にないので、今まで描いたDoodleたちの中から選ぶよ♪

サイズ感とか位置を見るために、職場で印刷したサンプルの「グリーティングカード」。

カードのA2サイズなので小さめ。数人の友だちと妹たちに、Doodleの中から「これ、いいんじゃない?」っていうのを選んでってお願いした。その中から、縦と横のデザインをそれぞれ6つほど選ぼうかな。

もうひとつは、カレンダー(壁掛けと卓上)。

カレンダーは統一感があったほうが良かろう、、、ということで、前に「アナログ月間・2月」に毎日水彩で描いた「ランダムな動物たち」を登場させることにした。カレンダーの印刷は、すっごく迷って色々比べて、カナダのトロントにあるプリント会社を利用することにした♪

Bunny & Her Friends Calendar・ウサコと友だちたちのカレンダー(そのまんまの名前やな)

⇧ 壁掛けカレンダーの裏ページ。

こんなところでカレンダーに登場してくれることになるなんて!みんなありがとう!って思ってしまった。笑。

このカレンダーに出てくる「ウサコの友だちたち」は、少し良い紙に良いプリンターで印刷した小さな「プリント」(12.7cm x 17.8cm, 5″x7″)にもする予定でっす。↓↓ こんな感じ。

これはサンプルなので、普通の印刷用紙。お店に出すのは、アシッドフリーのコットンペーパーを使うよ♪ これも試しに印刷してみないと。来週。

と、まぁ。こんな感じで準備してまーす!

マーケットが終わったら、小さな「paprica ネットショップ」を作って同じものを並べてみたいなー、なんてことも思っている。プリントとかカードとか、売れ残りがたくさん出ちゃうかもしれないしー。バックアップ案!

あ、そうそう、今回お店の名前が必要ということで、迷ったけれど「paprica」でいいわ!と。ええんか、それで、、、と突っ込まれそうな。ね。

今週末は、カレンダーを注文する。カードに使うイラストをちゃんと選ぶ。ディスプレイ用のフレーム(写真立て)をあと2つほど買いにいく。などなど。

日が近づいて来るにつれて、ドキドキが高まって来ているけれど、ワクワクもしている。ギャンばる!

ソウルフード。シナモンロール♡

ここ10日ほど、どうも調子が悪かった。気持ちの面で。

 

滅入っているとかではなく、とにかくモヤモヤとイライラにつきまとわれていた。朝目覚めたときから、その「イヤ」な何かが背中にぺっとりとへばりついているような感覚があった。毎朝、10日ほど。何が起きたというわけでもない。ただ、クソ腹立つのだ。ほんと、コマッタちゃんだ。I am so F***n totally Grumpy ちゃんだ、、、とつぶやく。

そんな自分を元気づけようと、週末にシナモンロールを作ろうと決めていた。クリームチーズフロスティングをたっぷりのせた、デカダンス。私のソウルフードかもしれない。

自分で作るとこんなにたくさんのシナモンロールがぎゅぎゅっと詰まって並んでいるのを見ることもできる。このビジュアルも、ささくれだった気持ちを癒やしてくれる。

このレシピで作るシナモンロールが、今のところ私の中ではベスト。→☆保存版レシピ(今日写真を少し加えた)

生地の具合がとても良い。小さめにつくるこのロールを半分に切り、大きな口を開けてぱくっといく。たまりません。

Grumpy ちゃんには、どんな薬よりもよく効く鎮静剤だ。

久しぶりのベーキングで、オーブンを開けて焼き上がったシナモンロールを取り出すときの幸せを思い出した。

午後、庭の奥を少し片付けて抜いたり切った草木をまとめながら、ふっと気持ちがなめらかになっているのに気づいた。

時々顔を出ししつこくつきまとう「Grumpyちゃん」。何がきっかけでやってきたわけでもなく、何があったというわけでもないのに去っていく。更年期、と言ってしまえばそれまでなんだけれど、なんとかかんとか付き合っていかなきゃいけないのだろうなぁと思う。

チューイ、何を想う。 丘の下でであった「ゴージちゃん」のことを想う。笑。

みなさん、良い一週間を!