7月前半の庭模様

ハリファックスから戻ってきた7月の最初の2週間。2週間〜10日ほど前の庭の花たちの写真を並べまーす。

この季節はみるみるうちに花たちが咲いて終わっていく。全く雨が降らないので、7月半ばを過ぎると草花たちも木々たちも喉をからしているように見える。うちの裏庭の場合、花たちが潤って見えるのは7月前半までかなぁ、という気がする。

なので、ピークシーズンの花たちを少し見てね♪

毎年このベッドに咲く「桃色ポピー(一重)」は、大抵がこぼれ種で冬を越したもの。ポピーはたくさんの種をばらまくので、その中でもタフなものたちがけが育つ。この冬は、異例の寒波があったためか、発芽したものが少なかった。畑ボックスの手前のこの場所は、強い風をまともに受けるスポット。風を受けると土は痩せる。

土をむき出しにしない様、きつきつに乾燥しても育つようなものに植え替えている。イングリッシュタイム、ポピー、ルリタマアザミ、コモンウーリーサンフラワー、グラス、など。

Common Wooly Sunflowerは強い。

名前のわからない種類の「草」と重なっている様子が好き。

湿度が低く乾燥し、年々風が強くなり頻度も増している。今年もまた、来年はどの花をあきらめて、乾燥に強いものをどこに植えていこうかと考えている。裏庭で育っているものの中では、ハーブ類や草、ルリタマアザミ、エリンギウム、エキナセアは強いかな。

庭の奥へと続く何でもありのコーナー。ここも、なんとかしたい。7月後半になると、ほぼ全部枯れてしまって寂しいから。全部、草とエキナセアとかにしちゃおうか、とも思ったり。笑。

↑↑ ここは春の初めにはルピナスがどどーんと咲いていた。その後に、スカビオサ(Macedonian scabos, Melton pastel 多年草)が長い茎を伸ばしてたくさん咲く。しゅっしゅっと伸びている茎が見えるかな。それがメルトンパステルスカビオサ。これもこぼれ種で増えちゃうので気をつけないと、、、そこら中スカビオサになる。種、あるよ〜!

↑↑この写真の左隅がラズベリー放置エリア。

もうちょっときちんと整えて花を植えりゃいいんだろうけど、何せこの辺りも土が砂っぽいので。。。なかなか難しい。

↓↓ ここもワイルド。ルピナスが終わったあとに、スカビオサが広がって咲いて、こぼれ種組のイベリス(白いの)がたくさん咲く。

ここも7月後半になると、スカビオサもイベリスも種になっていく。種の姿もきれいで好きなんだけど、放って置くと来年また同じ様にぼうぼうになるのです。

今年の冬には一掃して、ちょっと計画を建ててみようか。自由にぼうぼうしている様子も嫌いじゃないんだけど、落ちる種の処理が大変なんだもん。思い描くような感じにするために、コレとコレとアレと、、、というように新しい苗をあれこれ買うのは嫌なので、今育っている苗をシャッフルして移動して、この気候とこの裏庭でうまく育つようにアレンジしてあげたいなぁ。

今週末には、紙と鉛筆を持って出て、今気づいたことや「こうしようかな」って思っていることをメモしよう。良し。

今年のベリーたち。

裏庭にはいくつかの「ベリーズ」が育っている。

ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー。ちょっとだけストロベリーもあるか。

一番奥のフェンス沿いにブラックベリー。

ブラックベリーはトゲがいっぱいの逞しいヒマラヤンブラックベリーなので、雑草の様に勝手に生えて勝手にわしわしと育っている。肥料なんてあげないし、まともに水を与えたこともない。それでも私たちが使うジャムやパイを作る分は余裕でとれる。ブラックベリーが熟れるのは8月に入ってから。

今年はラズベリーが元気です♪

庭の奥の隅に植わっていて、これまたほとんど手をかけない。ただ、2年前から剪定をするときに注意するようになった。その話はココ(→ラズベリーのみがなる枝とならない枝)に書いた。今年出てきたシュート「プリモケーン」を切り落とさないことだけを気をつけるようになった。

その成果あってか、今年は毎日お椀いっぱいほどのラズベリーが採れている♪

粒は小さめなんだけど、ラズベリーのフレーバーがあふれていて美味しい。今シーズンは初めてひと瓶だけラズベリーのジャムを作った♪ 今までジャムを作るほど採れたことはないので、これは嬉しい。

勝手にラズベリーを食べようとしているチューイ。おい。

ようやく、どの枝を切ってどの枝をどのくらい翌年に残しておくべきか、というのがわかってきたかな。ようやく!

ブルーベリーの苗はふたつある。こちらはちょっと過保護組。

ブルーベリーは種類の違うものが交配しないと実が上手にできないらしいので、ふたつ。それぞれ大きなポットに入れて育っている。この2つの苗の前にも2つ地植えをしていたんだけど、大きくならずに枯れてしまった。ブルーベリーは酸性土壌をこのむらしいし、ポットの方が土のコントロールもしやすいかな、と思って。鳥とチューイが勝手に食べちゃうので、白いカバーをしている。笑。

花が咲いていた時期に気温がとても低かったので、受粉もされていないんじゃないかと心配していた。でも、今年は今まで一番、きちんと実がなっている。指で触ってぽろっと落ちるくらいまで枝につけておくと、本当に甘くて美味しい。

そして。コレ!↓↓

今年ようやく実がなった。「Tayberry・タイベリー

5年ほど前にご近所さんにもらった苗。一向に大きくならなくて、もう駄目になったんだろうと思っていた。ところが、今年はじめて、ブラックベリーの隣で小さな苗に花が咲いて実ができた♪

タイベリーは、ブラックベリーとラズベリーの種間交配種なんだってー。知らんかったわ。ブラックベリーのように育てやすくて、ラズベリーのような甘酸っぱさがあるらしい。食べてみると、確かに味はラズベリーに近いかも。でも甘さはブラックベリーに近いかな。来年はもう少し手をかけてあげよう。

ハリファックスから戻り、気持ちの良い夏日が続いている。庭はどんどん乾燥して茶色くなっていっている。

それでも。帰ってきて、ビクトリアは良いところだなぁ、こんなところで暮らすことができてありがたいなぁ、って毎日思う。

物価はめちゃくちゃ高くなってしまったし、以前よりも暮らしにくい要因は増えた。でも、仕事をさせてもらえる場所があり、毎日ちゃんとご飯も食べれて、水道をひねれば飲める水がでて、庭にはベリーが実っている。身体のどこも痛くないし痒くもない。かわいいチューイは毎日笑わせてくれる。相方もなんとか、現状維持で頑張っている。

ありがたいなぁって感じずにはいられない。

ラナンキュラスはGusの花

Happy Summer Solstice

今日は夏至。

ビクトリアは夏そのもの!という一日。思わず両腕を大きく広げて指先までぴんと広げて、サンシャイーーーーーン!!と叫びそうになるような快晴。

こんな日の朝は格別だ。ひんやりとした朝の空気も、穏やかな海も、しゃーーーっとホースから吹き出す水の音も、素晴らしい。

今日はラッキーなことにリモートワークの日だったので、コーヒーを片手に、カメラをたすき掛けにして、朝の光がちょうど良い具合に差し込むのをピクニックテーブルに腰掛けて待った。

やや過保護に育てたラナンキュラスたちが、やっと咲いてくれた♡

3月はじめかな。発芽させ、しっかりとした苗にすることなく、花壇やポットに植えた。寒い春で風も強かったせいか、ずいぶん時間がかかった。

ラナンキュラスは、Gusが空に旅立った次の春にはじめて育てた花。

そのかたちや、ふわんと幾重にも重なる花びらが、もこもこで笑ってるGusを思わせるから。私にとっては、ラナンキュラスはGusの花なのです。色んな色があるけれど、オレンジ色のがGusらしい♪

この子を見ていると、もうGusにしか見えなくなってくる。笑。

時間帯でとても濃く見えたり、淡く見えたり。写真はRawで撮って、そのまんまです。色合いというより、空気感と雰囲気を感じてもらえたらうれしいなぁ。

Gusの今いるところには、こんな花がたくさんゆらゆらしていると思う。

こうして、花に注がれる朝の光を見ていると、草花が「朝日」を好むのがよく分かる。

今日はラナンキュラスいっぱいのポストでしたー。

もちろん。チューイは今日も元気くん♪