秋の庭のかわいい子たち。

秋だなぁって、思わずしんみりとしてしまうような午後。

光がもう秋。

気温は21度22度くらいだったのかな。柔らかい光が本当に気持ちよくて、乾いた庭の草の上に寝転がってしまった。新学期が始まっての一週目は少し疲れる。賑やかになって気持ちがぴりっとするのは好きなんだけど、金曜日家に帰るとくたくただった。

私の空想の召使いたち「ソフィ」と「セバスチャン」を呼び寄せたくなる。「ソーフィー!晩ごはん作ってー」「セバスチャーーン、チューイの散歩行ってきてー」って。笑。

夏の終わりから秋の初めにかけて、庭で涼しげに咲いてくれるシュウメイギク。

つぼみも、こっくりとした白も、咲き終わったあとの姿も、大好きな花。白い部分は花びらではなくて「がく(萼片・がくへん)」なんだって。

ここだけが光っているように見えることがある。

株分けをして三箇所ほど別の場所に植えてみた。この株が一番大きくなり、今年はとても元気。足元が日影、または明るい目の日影がいいんだって。草花たちは自分たちで一番適した場所を選んで成長しているように見える。その場所に植えたのは私なんだけど、元気に花を咲かせている子たちからは、「ここがいいわっ!」っていう声が聞こえてきそう。

ここがいいのよ、あたしは!

はぁ、かわいい。

ひとはこんなにきれいなものをつくることはできますか? って、草花たちを眺めていてよく思う。

もうひとつの、秋のかわいいコ。うふうふ、長十郎くん。

春の初め、あまりにも寒い中で花を咲かせたものだから、また交配されずに実もつくことはない、って思っていた。でも、今年は9つ!去年は3つだったから、3倍♪ 2年目で9つだからよくできました!

私のげんこつくらいの小さな実。だけど、ちゃんと梨の味がするよ〜♪ ダリアのそばで、かわいいのです。

大きな木にしたくはないので、なんとかこじんまりとした長十郎くんに育てたいなー。どうやったらいいんだろう。

話は変わるのだけれど。

先日、ドイツのくまさんが、娘さんの妹こぐまちゃんのために「プリンセスの空間」を作られた記事を読んだ☆ 小さな明かりの星が散りばめられ、レースのカーテンが揺れて、大好きなぬいぐるみたちが並べられたスペース!見ていてときめいてしまった。子供って、小さな囲まれた空間が好きよね?「基地」とか。そこからお話が生まれて。 私も妹たちと2段ベッドにシーツを被せ、ぬいぐるみを並べたり、お菓子や麦茶を持ち込んで遊んだ記憶がある。それは嵐の海でも沈まず、強風の中もひとっ飛びすることができる特別な船、だったかな。何時間でもそうやって遊んでいられた。妹こぐまちゃんも、プリンセスのスペースでどんな世界を思い描くんだろうな。

で、記事の最後にくまさんがのせていたリンクが、プリンセスプリンセスの「ダイヤモンド」(Youtube)!なんて懐かしい一曲!

プリプリというとねぇ〜「M」だなぁ。60分カセットテープの両面に「M」だけをひたすら録音してずーーーっと聞いていたこともある。昭和世代のティーンのかわいらしさよ。笑。

私もYoutubeで「M」を検索してみて見つけたのが、ピアニスト「いいしょう」さんの演奏。駅に置かれているピアノで演奏された「M」にじぃ〜んとしてしまった。

夏の終わりに。ひまわり。

我が家の裏庭のひまわりたちは、8月も終盤にさしかかってから咲き始める。

夏の終わりに光って、秋を迎えてくれるような。ね。

種を植えるのが遅すぎるのか、うちの裏庭が涼しすぎて成長がのんびりすぎるのか。そしてとても小ぶり。きっと、ひまわりには合わない場所なんだろうなぁという気もする。

それでも、あのひまわりの元気色を見たくて、毎年少しだけ種を植える。

朝晩は15度をきる日が普通になったし、陽の長さもずいぶん短くなってしまった。出勤前の10~15分に裏庭に差し込む朝日を見ることができるのも、あと半月ほどかなぁ。

大きなひまわり畑を「タイムラプス(朝から夕方までのコマ送り動画)」で見ると、ひまわりたちがお日さまを追いかけるようにして頭を(花を)動かす、というのを見たことがあると思う。うちのひまわりたちは、ずっと東の方を向いている。朝、朝日の方に向かって嬉しそうにしていて、背中に夕日を浴びている。

今週に入ってから、大きな雷が鳴り響き、夜中にそれこそバケツを引っくり返したような大雨が降った。長くは続かず、大きなバケツを一杯分、そんな不思議な雨。乾ききった草木が潤い、気温も下がり、秋のにおいも。

夏の終わりはいつも少し寂しい。一番寂しいのは、陽が短くなることかな。でも、秋は秋で美しくて、柔らかくなった日差しの中で庭の片付けをするのは楽しい。

そうだ。全く関係ないのだけど。仕事の帰りにパン屋によって、支払いのときにポイントをもらうためにパン屋のアプリをスキャンした。そのアプリには、本名ではなくて、私がBlogやインスタなどで統一して使っている名前「paprica」を入れてあるのね。Paprica Gigi、っていう、ペンネーム?オンラインネーム。フェイクネーム。

そしたらね、スキャンしたときに店員のお兄さんが「Paprica, It’s a cool name!」って、名前を褒めてくれた。笑。

実は以前にも2度、同じ様に「I like your name!」「Pretty name, Is it a Japanese name?」って言われたことがある。

いや、あの、それは「Fake name」なんで。。。と言うと、あーそうなんだ!って笑われる。

12年前(?!)にブログを始めたときにランダムに選んだ名前だけど、良い選択だったのかもしれない。長いこと使っているので、誰かが「Hey Paprica!」って声をかけてくれたら振り向くと思う。

テディというひまわり。少年の丸刈り頭の様なかわいらしさ。

今年も、咲いてくれてありがとう♡

初・ヘーゼルナッツしごと

裏庭の奥にある二本のヘーゼルナッツの老樹に、今年もたっっくさんの実がついている。

セイヨウハシバミとも言うらしい。たくさんの実をつけ、たくさんのリスが訪れ、散々食べ散らかしていく。ゆさゆさと枝を揺さぶったり、ぶら下がったり、枝から枝へ飛び移ったり。かなり激しいアクロバットなので、食べずに落としてしまうナッツもたくさんある。

このヘーゼルナッツ、今までに一度も「収穫してみよう」と思ったことがなかった。

大きな理由は、ヘーゼルナッツの収穫は「実が木にくっついている状態で薄い茶色に色を変え、自然に落ちる頃合いがベスト」というのをどこかで読んだから。そんな頃まで待っていたら、全部リスに食べられてしまう。

それに。殻を割ってみたときに、三つに一つが「空っぽ」だったりする。「当たりの確率55〜65%」の実を集め、乾燥させ、殻を取り外して、という作業が面倒くさい。リスたちがしっかりと食べてしまうのだから、もうそれでいいやと思ってきた。

そんな風に思いながら、週末に少し、リスたちの食べ散らかしを熊手で集めていると、隣でチューイがかりかりとナッツの殻を割って中を食べていた。またお腹こわすで〜!って取り上げようとしたときに、ころんと転がったナッツ。

中の実。

立派なヘーゼルナッツの形、大きさ!

これくらいしっかりとしたナッツが入っているものもあるんだー☆ と、今更ながらに感心してしまった。

こりゃ、美味しいんだろうな。リスたちが放っておかないのもよく分かる。

で、Youtubeで「リスに食べられる前にヘーゼルナッツを収穫する方法」って検索してみた。ビデオがあった。私が考えていること・悩むことは、大抵「対処法」をアップしてくれているビデオやウェブページがある。

それによると、実がまだ緑のうちに集めてしまっても良い、とのこと。それを二週間ほど乾燥させて殻を取り外せば良いらしい。

左上は実が詰まっている当たり。左下はハズレ。右はリスが食べて落ちたもの。全部食べろよ。

で。始めて、ナッツを集めてみた♪

おままごと気分だ。

さて、これだけのナッツのうち、いくつ当たりがあるのだろう。

大きな箱の蓋に広げ、ガレージに二週間置いてみる!お楽しみに〜♪

夏日のビクトリア。30度近くなったところもある。こんな日はチューイもでれ〜んとしている。とっっても暑さに弱いわんこ。笑。