気づいたら10月最終日。ハロウィンだ!

チューイとの朝の散歩の時間はもう真っ暗。だいたいいつも6時20分ごろ家を出て、20分ほど歩く。

今日はリモートの日だったので、ほんの少し遅い時間に散歩に行けた。

曇っていて暗いなぁ…と思いながら海沿いまで出て「はっ」とした。

青みがかった黒い雲。きれいだな。

久しぶりに一息ついて、普通の朝を味わった、気がした。

九月、十月と、バタバタとしていたしな。マーケットの準備でわくわくもドキドキもしていたし、チューイの足のことで気持ちがずっときゅぅっとしていたし、いらいらも山積みになったり、まぁまぁ。。。気持ちが散らばっていた。気づいたらハッピーハロウィンじゃないか!

チューイにかわいいことをしてあげようかと思っていたけれど、手が回らなかった。苦笑。

なので、この間の「オレンジスライス・襟巻き」の写真をのせておこう。笑。

ハロウィンというので、いつも見るローカルのニュースのお天気お姉さんが気合を入れて「101匹わんちゃん」に出てくる悪役「クルエラ」になっていた。インスタからお借りした画像。愛犬ルーシーと一緒にお天気リポートやってたよ♪ こういうところ、カナダって良いなーと思う。

ハロウィンとは全く関係ないのだけれど、今日は朝起きて「レーズンパンにバターをたっぷりぬって食べたい」と思った。昼休みにイタリアンベーカリーまで突っ走り、プロのレーズンパンを買ってきた♡

あったよ、あったよ♡ 右の列、下から二段目!

食べたいものを食べたいときに「美味しいなぁ」と口に出して食べることほど幸せなことはない。

やっぱりプロのレーズンパンは美味しい。レーズンいっぱいで、何より生地が美味しい。満足。

また風がびゅうびゅうと吹き荒れている。今週末もまた落ち葉集めかな。

明日から11月。

もうちょっと地に足つけていこう!

りんご仕事とお土産お菓子・太陽の塔クッキー

帰国記事、なかなか「濃い」でしょう?騒々しいでしょう?

実際、やかましいです。実家でも、ひとに会ってるときも、多分。

なので今日は、息抜き。

りんごの当たり年なんだそうで、うちの老樹も今年はたくさん実をつけて、大きさもそこそこ。ただ、甘みが例年よりも少ないかな。私は甘ったるいりんごより、爽やかでシャリッとしたほうが好きなので、うちのりんごは好みのりんご。

今日は毎日落ちる(もう落ちそうな)りんごを集めて「りんごジャム」と「アップルソース」を作った(←レシピのリンク貼った)。試しに皮を向かずにインスタントポットで作るアップルソースを試してみた。手間がずいぶん省ける。ただ、出来上がってみると、アップルソースというよりも、以前に作ったアップルバターに近い気がした。やっぱり今年は甘みに欠けるのか、砂糖をいれず気持ちだけはちみつを入れて作ったアップルソースは、いつもよりも酸味が強いかな。家で使う分にはこれでいいけど。ジャムは去年試したレシピと同じ☆

左がりんごのジャム、右がアップルソース(皮付きで作ったもの)。

今週末のりんご仕事はこれだけ。時差ボケはだいぶ取れたけれど、チューイと長い散歩に行って帰ってきて、掃除機をかけるとエンジン切れで眠くなった。

さて☆

末の妹よっちゃんにもらった、お土産のお菓子「太陽の塔の詰め合わせクッキー」!

パッケージもフォントも、昭和。いや、大正?

「太陽の塔」って初めて聞く洋菓子店だし、どんなお菓子なのか、全く想像もしていなくて。この包み紙を開いてみて、またびっくり!

缶のデザインがレトロで素敵すぎる!!調べてみると「陶器作家の野田夏実さん」がデザインされたんだって。

レトロなものを手にして、妙に温かいしあわせな気持ちになるのって、なぜなんだろう。

そして。

缶の蓋を開けてみると、、、

ほーら♡

素敵すぎる!!!

ちょっと一昔前の、クッキー。

玉手箱のよう。遊び心、こだわりが感じられる♡

クッキーはそれぞれに、優しくフレーバーがついている。コーヒーやアールグレイ、ココナッツ、小さなレモン風味のメレンゲも。とても「素朴なクッキー」。

特別なときに、誰かに贈ってみたくなる焼き菓子。

日本には、こういう「こだわりを感じるひとしな」がたくさんあると思った。ここまで凝っていなくても、「ありがとう」の気持ちに添えて手渡したい、って思えるお土産がたくさんある。詰め方や包装の仕方まで素晴らしい。

毎回、日本に帰ると「包装」は素晴らしいけれど、そこまでしなくていいんじゃないか。とも思う。ゴミが出たときに特にそう感じる。

でも、こうしてお土産として受け取ったときには、美しい包装紙見て嬉しくなる。

こういう風な、包装紙を開けて感じる「はぁ〜♡」っとした喜びって、カナダで感じることはほとんどないので、新鮮で、お土産モーメントに浸ってしまった♪

よっちゃん、ありがとー。

激甘ケーキでおめでとうの日

金曜日は相方の誕生日だった。

朝の空気もやわらかく、魔法にかかったような春の日。このお天気が最高のプレゼント♪

チューリップも咲き始めてるよ〜。今年は白と模様付きのが最初に咲いて、赤が二番手。このエリアにはチューリップの歌のようにの赤・白・黄色が咲く。

紅をさした唇、いつもそう思う。チューリップは開き始めるこの頃が好き。

相方の誕生日が金曜と重なったので、一日休みをもらって3連休。朝から買い物にいき、ケーキをピックアップし、庭の水やりをして。とんとんとんと気持ちよくすることを済ませ、なるべくゆったりと、静かに、二人で「気持ちいいねぇ」といって過ごした。

一年前と比べると、相方の体調は良くなっている。ものすごくものすごくゆっくりだし、まだまだ「Bad days」もあるし痛みのない日は無いけれど、「Good days > Bad days」を目標に頑張ればいい。私も去年の今頃は色々とどうしていいかわからなくてキリキリすることや戸惑うことが多かった。でもずいぶん動じなくなったと思う。何事も「慣れ」なのか。

相方の誕生日の唯一のリクエスト(絶対に外せないもの)は、北米の典型的なこてっこての激甘ケーキ。もちろん、White on White(白いスポンジに白いクリーム、バタークリーム)。

誕生日だしね、好きなものを食べればいい。と、数日前に予約を入れておいて、金曜日の朝、お店に取りに行った。すっごく久しぶりにそのお店のあたり(ダウンタウン)を歩いてみて驚いた。いつも通っていた通りが通り抜けできなくなっていたし、午前9時には殆どの店がしまっていて(遅くないか?そんなもん?)、新しいバイクレーン(自転車専用のレーン)ができていて、お気に入りのハーブのお店が閉店していた。帰りにアロマのオイルとネトルとクリームの缶を買おうと思ってたのにな… コロナのせいで閉まっちゃったのだろうか。

晩ごはんは、相方の友人が採ってきた「Spot Prawns(甘海老みたいです)」をささっとニンニクでソテーしてからめたリングイニ。

と、私たちの好きな「きのこの詰めもの(stuffed mushroom)」。ジュリア・チャイルドのレシピですよ〜。

白ワインが家になかったので、ずい分前にもらった日本酒を開けた。美味しかった〜!!! 日本酒だと変に体が重くなったり酔うこともないのが不思議。美味しいなぁ。。。日本のお酒。日本にはもっともっと美味しいお酒があるよねぇ。普段はまったく飲まないけれど、たまに美味しいアルコールが体に入ると幸せ。

そしてっ☆

お待ちかねの激甘ケーキっ!

外側にはアーモンドとチョコレートフレークが散りばめられている。このねっとりとみるからに甘そうなケーキをみて「びゅーーーーーてぃふぅる!!!」と感嘆の声をあげる彼の喜びようといったら。。。

ほ〜らほ〜〜〜ら。

この黄色いつやつやのクリーム。

中は3層になっていて、下の層には1cmほどのカスタードクリームがしっかりとはさまっていて、次のレイヤーの上にはバタークリーム。甘いしオイリー。だけどね〜、こっちに長く住んでいると、これが食べれちゃうんよね。で、こっちの犬(Gus)もこのケーキには唇をふるふるさせる。大好き。誕生日くらいはいいか、と、二人と一匹、思う存分このヘビーなケーキを食べたのでしたー。

前向きに、少しずつ元気になってね。

Heavenly、って言いたくなるほどの、とても良い一日、お誕生日でした♪