初・ヘーゼルナッツしごと

裏庭の奥にある二本のヘーゼルナッツの老樹に、今年もたっっくさんの実がついている。

セイヨウハシバミとも言うらしい。たくさんの実をつけ、たくさんのリスが訪れ、散々食べ散らかしていく。ゆさゆさと枝を揺さぶったり、ぶら下がったり、枝から枝へ飛び移ったり。かなり激しいアクロバットなので、食べずに落としてしまうナッツもたくさんある。

このヘーゼルナッツ、今までに一度も「収穫してみよう」と思ったことがなかった。

大きな理由は、ヘーゼルナッツの収穫は「実が木にくっついている状態で薄い茶色に色を変え、自然に落ちる頃合いがベスト」というのをどこかで読んだから。そんな頃まで待っていたら、全部リスに食べられてしまう。

それに。殻を割ってみたときに、三つに一つが「空っぽ」だったりする。「当たりの確率55〜65%」の実を集め、乾燥させ、殻を取り外して、という作業が面倒くさい。リスたちがしっかりと食べてしまうのだから、もうそれでいいやと思ってきた。

そんな風に思いながら、週末に少し、リスたちの食べ散らかしを熊手で集めていると、隣でチューイがかりかりとナッツの殻を割って中を食べていた。またお腹こわすで〜!って取り上げようとしたときに、ころんと転がったナッツ。

中の実。

立派なヘーゼルナッツの形、大きさ!

これくらいしっかりとしたナッツが入っているものもあるんだー☆ と、今更ながらに感心してしまった。

こりゃ、美味しいんだろうな。リスたちが放っておかないのもよく分かる。

で、Youtubeで「リスに食べられる前にヘーゼルナッツを収穫する方法」って検索してみた。ビデオがあった。私が考えていること・悩むことは、大抵「対処法」をアップしてくれているビデオやウェブページがある。

それによると、実がまだ緑のうちに集めてしまっても良い、とのこと。それを二週間ほど乾燥させて殻を取り外せば良いらしい。

左上は実が詰まっている当たり。左下はハズレ。右はリスが食べて落ちたもの。全部食べろよ。

で。始めて、ナッツを集めてみた♪

おままごと気分だ。

さて、これだけのナッツのうち、いくつ当たりがあるのだろう。

大きな箱の蓋に広げ、ガレージに二週間置いてみる!お楽しみに〜♪

夏日のビクトリア。30度近くなったところもある。こんな日はチューイもでれ〜んとしている。とっっても暑さに弱いわんこ。笑。

朝の光の変化。

日本のみなさんがお盆休みに入る頃になると、こちらではもう「秋が来るなぁ」と感じる。

朝夕、ひんやりとしてくるだけでなく、陽がはっきりと短くなってきたし、雲の様子もさらりとしている。

まっすぐで突き刺すような夏の光に、ゆらぎがでてくる。外に出しっぱなしにしている「つっかけ」に、朝露がついて湿っている。

出勤前の少しの時間、今はまだ朝の光を楽しむことができる。貴重な朝の時間。

ここ数日、妙に眠い。夜は9時前になるとぼーーーっとして「もう寝ようか」と思う。今も、かなりぼーーーっとしながらこれを書いている。ぼーっとして、色々とやる気がないというかエンジンがかからない。

ベッツィさんがまた咲いている♪ かわいいなぁ。

こちらでは9月が学年の始まり。なので8月も半ばに差し掛かると、ソワソワし始める。穏やかで緑に溢れた静かな夏のキャンパスを楽しめるのも、あと2週間ちょっと。9月は一気に過ぎ去って、あっという間に10月がやってきて、今回こそは無事に帰国するのだ!

緑肥のクリムソンクローバーの花。咲く前に抜いて土に混ぜ込むべきなんだけど、可愛くて咲かせてしまった。

この夏のキャンパスには外国人留学生が戻ってきた。アジアの学生がぞろぞろと二列になって歩いている。日本人だなぁー。列を乱さず、誰がそうしろと言ったわけでもないのに、なぜか二列にぞろぞろ。

少し不安そうな顔をした子もいれば、一生懸命に英語で会話をして笑っている子たちもいて、とてもかわいらしい。最近、こんな風に若い留学生を見かけると「今のうちに思いっきりいろんなこと経験するんやで!」って、肩をたたきたくなる。笑。ワタシオバチャーン、って思いながら笑えてくる。

あ、そうそう、頂いた「大浦太ごぼう」がこんな風に育ってます!ひと苗は地植えにしたんだけど、それよりもこちらのポット組のほうが葉っぱを大きくしげらしている。薹が立つ前に収穫するのが良いそうです。まだあと少しこの状態で大丈夫かな〜。これだけ葉っぱが大きくなったということは、根っこも育っているんだろうし、根っこ=ごぼうだもんねっ♡ うふうふ。

庭はすっかり乾燥しきっていて、少しずつ「お片付けシーズン」に差し掛かっている。ラークスパーやコーラルニンフは種をたくさんつけているので、今週末はそういう種の部分を刈り取ろう。放っておくとこぼれ種がすごいことになる。

おっと。季節外れのイチゴたち。

粒は小さいものの甘い。この苗は春と夏の二回、実をつけるみたい♪ 来年はもうちょっときちんと藁をしいたりしてあげようかな。

お盆休み、少し暑さが和らいでいますように。お空組が虹の橋を渡って遊びに来ているね〜。実家のモモは空っぽのスーツケースを2つ抱えて、爆走して戻ってきているかもねーって、家族と話していた。Gusにもお盆のおやつをお供えしよう。

良いお盆休みを!

7月の花たち🏵

今日は、短い夏を頑張って彩ってくれている7月の花たちを見てね♪

黄色ちゃん。裏庭で一番最後に咲くバラ。

例年、黄色ちゃんの葉っぱには黒い点々がつき、花が咲く頃には葉っぱの半分がなくなっていることもあった。今年はほとんどつかず、葉も花も元気。

2日前の雨水を浴びた夏の草花たちが喜ぶ様子をみて、たまにはシャワーのようにさーーーっと上から水を浴びせてあげたほうがいいのかなぁって思った。普段は節水のため、最低限の水だけをドリップホースで与えるだけなので。

フェンス沿いのクロコスミア(赤い花)は前庭の球根を分けて持ってきたもの。クロコスミアは鹿が食べない花のはずなんだけど、つぼみは食べるんよねー。咲いてしまうと食べないのに。にんにくとローズマリーを煮詰めた(?)液のスプレーをしても半分ほどのつぼみが食べられてしまう。裏庭には鹿が入らないので安心。

クロコスミアの花はハチドリたちにも人気です。

夏の花たちは一気に咲いて一気に終わっていく。8月の中頃になるとほぼ全部咲き終わり、庭も私たちも秋を感じ始めるからねぇ。あと少し、緑の葉っぱと夏の花たちを楽しまなきゃ。

気づいたら。。。似たような色(真紅)のダリアばかり買っていた件↓↓ 苦笑。

このベッドのあるところは4年ほど前までは何もなかった草地だった。少しずつ手で草を剥がしたり「No Dig」の方法で花のスペースにした場所。我が家の裏庭の土はどこも砂っぽい。河川敷、だったのかと思うほど。以前住んでいた庭は粘土質だった。そんな砂っぽいこのエリアには、ダリア、ルリタマアザミ、エキナセア、ゲウムが植わっている。真ん中に長十郎くん。

かわいいよねー♡

すごく小ぶりなんだけど、去年(苗から2年目)は3つの実がつき、今年は9ついている。受粉する時期が寒くて、蜂たちも活動していなかったようなんだけど、なんとか少しだけ♪

痩せて乾いた土でもたくましいのがルリタマアザミ。

ルリタマアザミが朝日をとらえている様子はとてもきれいです。花が開き始めると、ミツバチたちがたくさん集まってくる。そして意外にも、こぼれ種から発芽しているものがたくさんある。今シーズンの終わりにはすこし抜かないと。

この花。。。名前がわからない。球根から育って咲いたようなんだけど、こんな花の球根を買った覚えもない。

そして☆

今年始めて「種から育てたダリア」の一つが咲いたー☆

Bee’s choice mix っていうミックス種だったので、どんな花が咲くのかは咲くまでわからず。1つ目はこんな子でした~。今年はタイミングがいまいちだったので、来年はもう少し早くに種を植えて育ててみよう。前にも書いたけれど、昔はダリアっていう花があまり好きじゃなかった。人工的で「花」ではなく「華!!」っていう印象があって。でも、今はダリアも好き。夏の気温が一番上がる時期にも咲いてくれるし、乾燥して茶色くなってきている庭に彩りを加えてくれる。

余談だけど。ヘーゼルナッツの実が大きくなり始め、リスたちが片っ端から食べている。食べ散らかしもすごい。それは毎年のことだからもういい。今年の新しい心配は… チューイ。 リスたちよ、木から落ちたりしたらあかんよ。下ではチューイが待ってるからね。。。(去年、私の頭の上に落ちたリスがいたので。)

数人の友だちには話したんだけど、実はチューイ、小鳥を仕留めて亡骸で遊んでおりました… ナッツで遊んでるのかなーって見に行ったら、なんと「頭のない小鳥」。ひぃっっって固まってしまった。その小鳥を宙に放り投げてばしっと両手で押さえて、また放り投げて、走り回って。という具合に愉しく遊んでいた… しばらくして、また何かを鼻先で転がしているから見に行ったら、「頭」。翌日には、足。。。

ごめんね、ごめんね、、、って埋めてあげたけれど、ショックだったーっ。なんて野蛮なのっ!って。

不思議だったのは、食べなかったこと。チューイは基本生食なので、いつも生肉食べてるんだけど。小鳥は完全にチューイのおもちゃになっていて食べものにはなっていなかったこと。

はぁーーーーーっ。野性的すぎる。そう、チューイは野生の血が濃いっ!

おいら、チューイだじょ。(知ってるわーっ!笑)