5月はじめの花たち。

週末、雨上がりの曇空の下では緑がとても濃く、ひんやりとした空気の中で花たちも気持ちよさそうだった。

↑の小さな白い花は「snow-in-summer」。グラウンドカバーとかボーダーに好まれるらしい。根っこを深く張るものではないからいいのだけれど、ボーダーにとどまらず、ものすごい勢いで花壇の中にまで広がっていっている。この向かい側の花壇にも同じ様に snow-in-summer が植わっているものの、それはまだ全部ツボミのまま。

この花に限らず、「朝日を浴びる花たち」は開花が早いようだ。午後の光よりも午前中にお日さまを浴びるのを好むんだろうな〜って、勝手に思っている。わたしだって、昼間の光や夕日よりも、朝日を浴びるほうが断然気持ちがいいし元気が出る。

さて。お花。

去年は花房が数えるほどしかつかなかったライラック。

今年はふさふさだ。お隣のフェンスの高さよりも高い位置に枝が伸びたからかも。これまた、そこまで背丈が大きくなったことで、朝日を浴びれるようになった。たくさん咲いたので、ツボミのうちに切って家に持ち込んだら、そのまましょぼんとなってしまった。ライラックは8分ほど咲いてから切ったほうがいいのかなぁ。

オダマキさんたちも賑わってる♪ 種から育てたモノたちは、大抵2年目でしっかりとした株になり、自信満々に(?)花を咲かせる。私が「シュウマイちゃん」と呼んでいるオダマキにも、実は微妙に色が異なる2種類がある。

うっすらと桃色がかっているこのシュウマイちゃんは、茎の色が「モーヴ」。

それから、↓のこのコは「真っ白」なシュウマイちゃん。茎は爽やかな緑色。

シュウマイちゃんとは形が違う、この子↓

花は小ぶりでぴっぴっとしている。紅色の「紅星(べにぼし)」ちゃんって呼んでいる。今年はこぼれ種から発芽した苗がいくつか大きくなっている。

毎年書いているけれど、「こぼれ種組」は本当にたくましい。良く考えてみると、こぼれた種なのだから、ひとに土をかぶせてもらったわけでもない。土の上に落ちて、条件がちょうどいいから根を張って芽を出して元気に育つ。先日、自然農のプロのおじいさんが、同じ様なアイデアで「草ぼうぼうのところに大根の種をぱっぱっぱっとばら蒔いていた」。その草を刈ってその場に放ったらかしにしていた。数カ月後、その場所に大根が育っていたから驚き!私が同じことをやってもそうはいかないのだろうけれど、ちょっと試してみたくもなった。笑。

コデマリさん。って呼んでいるけれど、これってコデマリじゃないかも。小さな花の集まりのボールのようで、とてもかわいい。咲き始めは真っ白ではなく、ほんのりと黄緑色で。

明日から数日は20度近くまで気温が上がるらしい☆ 草花たちも大喜びだ。4月の寒さでぜんっぜん大きくなれない野菜たちも、、、少し成長するだろうか。あまり気をはらずに様子を見てあげよう。