夏の終わりに。ひまわり。

我が家の裏庭のひまわりたちは、8月も終盤にさしかかってから咲き始める。

夏の終わりに光って、秋を迎えてくれるような。ね。

種を植えるのが遅すぎるのか、うちの裏庭が涼しすぎて成長がのんびりすぎるのか。そしてとても小ぶり。きっと、ひまわりには合わない場所なんだろうなぁという気もする。

それでも、あのひまわりの元気色を見たくて、毎年少しだけ種を植える。

朝晩は15度をきる日が普通になったし、陽の長さもずいぶん短くなってしまった。出勤前の10~15分に裏庭に差し込む朝日を見ることができるのも、あと半月ほどかなぁ。

大きなひまわり畑を「タイムラプス(朝から夕方までのコマ送り動画)」で見ると、ひまわりたちがお日さまを追いかけるようにして頭を(花を)動かす、というのを見たことがあると思う。うちのひまわりたちは、ずっと東の方を向いている。朝、朝日の方に向かって嬉しそうにしていて、背中に夕日を浴びている。

今週に入ってから、大きな雷が鳴り響き、夜中にそれこそバケツを引っくり返したような大雨が降った。長くは続かず、大きなバケツを一杯分、そんな不思議な雨。乾ききった草木が潤い、気温も下がり、秋のにおいも。

夏の終わりはいつも少し寂しい。一番寂しいのは、陽が短くなることかな。でも、秋は秋で美しくて、柔らかくなった日差しの中で庭の片付けをするのは楽しい。

そうだ。全く関係ないのだけど。仕事の帰りにパン屋によって、支払いのときにポイントをもらうためにパン屋のアプリをスキャンした。そのアプリには、本名ではなくて、私がBlogやインスタなどで統一して使っている名前「paprica」を入れてあるのね。Paprica Gigi、っていう、ペンネーム?オンラインネーム。フェイクネーム。

そしたらね、スキャンしたときに店員のお兄さんが「Paprica, It’s a cool name!」って、名前を褒めてくれた。笑。

実は以前にも2度、同じ様に「I like your name!」「Pretty name, Is it a Japanese name?」って言われたことがある。

いや、あの、それは「Fake name」なんで。。。と言うと、あーそうなんだ!って笑われる。

12年前(?!)にブログを始めたときにランダムに選んだ名前だけど、良い選択だったのかもしれない。長いこと使っているので、誰かが「Hey Paprica!」って声をかけてくれたら振り向くと思う。

テディというひまわり。少年の丸刈り頭の様なかわいらしさ。

今年も、咲いてくれてありがとう♡

初・ヘーゼルナッツしごと

裏庭の奥にある二本のヘーゼルナッツの老樹に、今年もたっっくさんの実がついている。

セイヨウハシバミとも言うらしい。たくさんの実をつけ、たくさんのリスが訪れ、散々食べ散らかしていく。ゆさゆさと枝を揺さぶったり、ぶら下がったり、枝から枝へ飛び移ったり。かなり激しいアクロバットなので、食べずに落としてしまうナッツもたくさんある。

このヘーゼルナッツ、今までに一度も「収穫してみよう」と思ったことがなかった。

大きな理由は、ヘーゼルナッツの収穫は「実が木にくっついている状態で薄い茶色に色を変え、自然に落ちる頃合いがベスト」というのをどこかで読んだから。そんな頃まで待っていたら、全部リスに食べられてしまう。

それに。殻を割ってみたときに、三つに一つが「空っぽ」だったりする。「当たりの確率55〜65%」の実を集め、乾燥させ、殻を取り外して、という作業が面倒くさい。リスたちがしっかりと食べてしまうのだから、もうそれでいいやと思ってきた。

そんな風に思いながら、週末に少し、リスたちの食べ散らかしを熊手で集めていると、隣でチューイがかりかりとナッツの殻を割って中を食べていた。またお腹こわすで〜!って取り上げようとしたときに、ころんと転がったナッツ。

中の実。

立派なヘーゼルナッツの形、大きさ!

これくらいしっかりとしたナッツが入っているものもあるんだー☆ と、今更ながらに感心してしまった。

こりゃ、美味しいんだろうな。リスたちが放っておかないのもよく分かる。

で、Youtubeで「リスに食べられる前にヘーゼルナッツを収穫する方法」って検索してみた。ビデオがあった。私が考えていること・悩むことは、大抵「対処法」をアップしてくれているビデオやウェブページがある。

それによると、実がまだ緑のうちに集めてしまっても良い、とのこと。それを二週間ほど乾燥させて殻を取り外せば良いらしい。

左上は実が詰まっている当たり。左下はハズレ。右はリスが食べて落ちたもの。全部食べろよ。

で。始めて、ナッツを集めてみた♪

おままごと気分だ。

さて、これだけのナッツのうち、いくつ当たりがあるのだろう。

大きな箱の蓋に広げ、ガレージに二週間置いてみる!お楽しみに〜♪

夏日のビクトリア。30度近くなったところもある。こんな日はチューイもでれ〜んとしている。とっっても暑さに弱いわんこ。笑。

朝の光の変化。

日本のみなさんがお盆休みに入る頃になると、こちらではもう「秋が来るなぁ」と感じる。

朝夕、ひんやりとしてくるだけでなく、陽がはっきりと短くなってきたし、雲の様子もさらりとしている。

まっすぐで突き刺すような夏の光に、ゆらぎがでてくる。外に出しっぱなしにしている「つっかけ」に、朝露がついて湿っている。

出勤前の少しの時間、今はまだ朝の光を楽しむことができる。貴重な朝の時間。

ここ数日、妙に眠い。夜は9時前になるとぼーーーっとして「もう寝ようか」と思う。今も、かなりぼーーーっとしながらこれを書いている。ぼーっとして、色々とやる気がないというかエンジンがかからない。

ベッツィさんがまた咲いている♪ かわいいなぁ。

こちらでは9月が学年の始まり。なので8月も半ばに差し掛かると、ソワソワし始める。穏やかで緑に溢れた静かな夏のキャンパスを楽しめるのも、あと2週間ちょっと。9月は一気に過ぎ去って、あっという間に10月がやってきて、今回こそは無事に帰国するのだ!

緑肥のクリムソンクローバーの花。咲く前に抜いて土に混ぜ込むべきなんだけど、可愛くて咲かせてしまった。

この夏のキャンパスには外国人留学生が戻ってきた。アジアの学生がぞろぞろと二列になって歩いている。日本人だなぁー。列を乱さず、誰がそうしろと言ったわけでもないのに、なぜか二列にぞろぞろ。

少し不安そうな顔をした子もいれば、一生懸命に英語で会話をして笑っている子たちもいて、とてもかわいらしい。最近、こんな風に若い留学生を見かけると「今のうちに思いっきりいろんなこと経験するんやで!」って、肩をたたきたくなる。笑。ワタシオバチャーン、って思いながら笑えてくる。

あ、そうそう、頂いた「大浦太ごぼう」がこんな風に育ってます!ひと苗は地植えにしたんだけど、それよりもこちらのポット組のほうが葉っぱを大きくしげらしている。薹が立つ前に収穫するのが良いそうです。まだあと少しこの状態で大丈夫かな〜。これだけ葉っぱが大きくなったということは、根っこも育っているんだろうし、根っこ=ごぼうだもんねっ♡ うふうふ。

庭はすっかり乾燥しきっていて、少しずつ「お片付けシーズン」に差し掛かっている。ラークスパーやコーラルニンフは種をたくさんつけているので、今週末はそういう種の部分を刈り取ろう。放っておくとこぼれ種がすごいことになる。

おっと。季節外れのイチゴたち。

粒は小さいものの甘い。この苗は春と夏の二回、実をつけるみたい♪ 来年はもうちょっときちんと藁をしいたりしてあげようかな。

お盆休み、少し暑さが和らいでいますように。お空組が虹の橋を渡って遊びに来ているね〜。実家のモモは空っぽのスーツケースを2つ抱えて、爆走して戻ってきているかもねーって、家族と話していた。Gusにもお盆のおやつをお供えしよう。

良いお盆休みを!