初めて「パブロヴァ」に挑戦した〜☆
パブロヴァというのを初めて目にしたのは、ブログのお友だちtomさんの美しいパブロヴァ(←ふた夏前のパブロヴァの写真見つけた!)。「あの美しいケーキ?は何なんだろう?」って。tomさんはご主人のお誕生日に大きなパブロヴァを焼いてお庭に実る果物とお花で美しく飾られていた。
きれいだなぁ〜。。。とうっとりしながらも、「すっごい難しそう…」という印象を受けた。
だって、大きなメレンゲだもん。あんなにふんわり焼くの、絶対に難しいはず。と。
それで今まで作ってみようとは思わなかった。のですが、先日、小さめのパブロヴァの写真が目に止まり、その「パブロヴァとは…」冒頭を読んでみると「スタンドミキサーがあったら簡単で誰にでもできる」って。
ほんまか?
ちょうど卵白が6つ分冷蔵庫にあった(カルボナーラを作ったときの残り)。よしっ。プロジェクト・パブロヴァ!
参考レシピはコレ→☆(英語)
パブロヴァ
材料(1C = 250cc)
- 卵白6つ分(30g×6)
- 砂糖 1カップ半
- コーンスターチ 小さじ2
- レモン汁 大さじ半
- バニラエッセンス 大さじ半
ホイップクリーム
- 冷えたヘビークリーム(Whipping cream)
- 砂糖 大さじ2
- オーブンを350Fまで上げて220F(convection, fan)に下げて予熱。ベーキングシートにパーチメントペーパーを敷いておく。
- スタンドミキサー6で卵白を泡立てる。柔らかいピークがたったら(約1分)砂糖を少しずつ加えていく。3〜5分泡立て続ける。ぴんっとしたピークがたったら良し。なめらかで艶がでる。
- レモン汁とバニラエッセンスをたたみ入れる。その後小さじ2のコーンスターチもたたみ入れる。パイプで直径8cmくらいに絞り出す。
- 1時間15分。オーブンは開けない。その後オーブンをOFFにしてそのまま30分中に入れておく。
- ラックに取り出して熱を取る。
メレンゲ焼けたーっ!!
ツヤツヤで美しい。
これを見ながら思い出した。そういえば、フィレンツェの小さなオステリアで食べたんだった!すっごく素朴なメレンゲ(大きなスプーンでぺっっと叩きつけて形にして焼いたようなの)に、それがすっかり見えなくなるほどの野いちごがのっていた。美味しかったな〜。その話を相方にしながら、「あれ、覚えてる?あれと同じようなの作ってるんやでー」って。
あの素朴な「メレンゲ+野いちご」のデザートを食べたとき、初めて、「メレンゲって美味しいものなんだ☆」と知った。それまでは、「卵白と砂糖だけの砂糖菓子をわざわざ買って食べようってひとがいるのが不思議よなー」って思っていた。若い頃に食べたことのあるメレンゲというと、ぱっさぱさで口の中でもそもそとして、ただ甘いだけのダンボールのようだったから。今でもベーカリーなどでメレンゲをみかけても「ときめく」ことはない。
ところがです。
家で焼いたメレンゲは♡
外側がぱりっと軽く。口の中でふわぁ〜んととろけるような触感があり。中はマシュマロのように柔らかかった。
相方と二人して感動した。「綿菓子が雲を食べてるようなら、これは雲の結晶だね!」って。
甘さ控えめのホイップクリームをのせて、果物を散りばめた♪
庭で熟れた果物がとれれば最高なんだけどなぁ〜。小さなイチゴとラズベリー少しとブルーベリ「一粒」だけは裏庭より。あとは買ってきた。
私にも作れた〜♡ 初・パブロヴァ。
相方と、何もつけないものを二つほど頬張ったあと、飾ったものを夕食後のデザートに食べました〜。
感動のおいしさだった。ぱりっとしたシェルが砕けてクリームとまじわって。ぱりっ、ふわん、と果物の爽やかさが口の中に広がって♡ あぁ〜幸せ。
メレンゲ、見直した!
元気な一週間を!