冬の到来。

名残惜しい秋を全て吹き飛ばしてしまうかのような、冷たく強い風が吹きさらす土曜日の午後。

冬はこんな風にのってやってくるのだ、と、思いながらGusと丘の上へ。

実は、強風予報(加えて雨)も出ていたので、休みをもらった昨日金曜日に少し庭で片付けをしておいた。

どんどん落ちてくる枯れ葉をかき集め、コンポストにとても良いオークの葉っぱは庭の奥のワイヤーの中に積み上げる。

それ以外の落ち葉は、ご近所さんがみんなやっているように、家の前に積み上げた。

クリスマスツリーのオーナメントのように、まだ樹にぶら下がって残っているリンゴを振り落として集めたりもした。

落ちてくるものは完熟なので、すぐに食べるのが一番。今日、少しお友達にももらってもらってありがたかった。

集めながら、今日も「本当に今年はよく頑張って実をつけてくれたねぇ」と声をかける。秋の初めに「コンフリー」をこのリンゴの老樹のそばにも植えてあげた。来年、良い肥料になってくれればいいな。

轟々と吹き続ける強風。明日の朝には全部落ちているかも。

もう一つ、昨日晴れているうちにやっておいたこと。簡易グリーンハウスのビニールを取り外した♪

去年は、一度、ストームのときに転がっていき、それはレスキューしたものの、冬の雪の重みでフレームがぺこっと減っこんでしまって潰れたのでした。なので、冬の間は使わないんだし、ビニールを外してフレームだけを残して越冬! フレームの内側には支柱を埋めてあるので、フレームだけが風で飛んでいくことはないし。これで一安心。昨日のうちに片付けてしまっておいて良かった〜。ほっ。

きのこって喋りだしそうで、キャラクターにしやすい生きもの、よね。

カナダもコロナの第二波が数字として顕になってきていて、再びロックダウン(お店等が全部しまってしまう規制)になった街が出ている。ビクトリアはまだ大丈夫みたいだけれど、今年のクリスマスはみんなひっそりと「とにかくのりきろう」モードで過ごすことになりそう。我が家はいつもとなんら変わらず、のんびりと静かな冬休みになりそうです。

あ、全然関係ないのだけれど、この間お腹を壊したので体重が落ちた。今までどんなエクササイズをしておやつをちょっと減らしても「ぜんっっっっぜん」変わらなかったのに、すとんと2kgほど落ちた。なんか悔しいなぁ。

こんな寒いストーミーな夜には、スープかシチューか…と考えて、今シーズン初のチリ(チリコンカーン)を作ったよ。ブラックビーンやチックピーやレッドビーンやピントビーンなど、色々と混ぜて。美味しかった☆

これもインスタントポットで18分。お肉だけはしっかりと炒めたかったので、それはキャストアイロンのパンで。この間作っておいたボーンブロスとピルスナーのビール一缶入ってます。このビールをちょっと味見してみたら美味しいこと。普段アルコールなんて飲まないから、感激の美味しさだった。そしてふと、日本の美味しいビールが飲みたくなった。

来年は安全に安心して帰国できるといいなぁ。

温かい週末を!

りんごチップス

寒いっ。

今日は「Remembrance Day」の祝日。第一次世界大戦終結を記念し、戦争で亡くなった軍人さんたちや退役軍人さんたちを追悼する日。例年ならパレードがあるけれど、今年はセレモニーだけがひっそりと行われていた。

週の中日だったからか、妙に眠くてしゃんとせず、家の中でごろごろと。で、またリンゴの処理を。

枝を揺さぶって落ちてきた「Today’s Apples」。冷蔵庫にもガレージにも溜まっているリンゴ。

去年(だったっけ?)買い替えたオーブンには「Dehydrate(ディハイドレート)」の機能がついている。華氏150度(摂氏65度)の温度に設定され、ゆるい風がふくみたい。せっかくある機能なので、それを使ってリンゴチップスを作ってみることにしたよ〜。初トライ☆

芯を取って5mmほどの厚さにスライス。スライサーがないので、包丁で切る。それがちょっと面倒です。が、皮をつけたままなのでアップルソースよりは楽かな。

「蜜」の部分が透き通っていてきれい。

Dehydrateの設定で13時間ほどかなぁ。ぱりっとするまで。

できた〜♡

思っていたよりも甘い! さくさくぱりぱり。

ちょっと変色してしまったけど、どうってことはない。これならしばらくは保存がきくかな。普通にバッグにいれたりしたら、湿気てしまうのかな。初めてなのでよくわからない。早めに食べたほうがいいのかな。

バルクフードのお店で「ドライアップル」というのを買ったことがあるけれど、あれは「しんなり」としている。これは「チップス」です。ぱりっと。リンゴだけで何もつけていないし、体にもいいし。相方も「美味しいわ」と言って食べていたので良かった〜。

あまり小さいと皮がちょっと気になるかも。うちの林檎の皮は、市販のものよりもしっかりしているから。

時間を見つけてもうちょっとりんごチップス作ってみよう〜。

昨日の夕方の海。「Heron(アオサギ、かな?」が独り岩の上で。いつもあの岩の上で、いつも独りで。魚を狙っている風でもなし、あのスポットが心地良いのかな。

いつもよりも大きい画像。クリックで拡大。

偶然見つけた動画(↓)。ホワイトハウスを出るのを拒んでいるトランプのパロディ。本人かと思った(笑)

ビーンバッグカイロ【小豆カイロ】作った

寒い週始まり。朝からずっと暖房をつけたまま。

手先・足先が冷えるなぁ。

シンプルなお家と紅葉と大きなオークの木々のバランスがきれい。

雨の前のじと〜っとした寒さ。こういう日は、相方の右肩から腕にかけての痛みが増すようです。私の母方のおじいちゃんは私が生まれる前に亡くなったので会えなかったけれど、おじいちゃんは重度のリュウマチをもっていたので雨が降る前や冬はとても痛がっていたって母が言っていた。

寒い日に温かい飲み物を飲んだり、ココアのカップを両手で包んでみたり、毛布にくるまったり、足をお湯につけてみたり、温めることでふぅ〜っと体のこわばりが解けていくよね。ぬくもって解けるあの感じ、大好き。

「暖」の中でも「ラディアントヒート(これって日本語で何ていうのだろう。放射熱?)」は、ゆっくりとじんわりと体の芯を温めてくれる。うちの暖房はラディアントヒートで、お湯がラディエイターの中をぐるぐる走ってそれで家があたたまる。電気ヒーターや温風ヒーターよりも柔らかい熱で、肌が乾燥することもない。そういう熱。

でね、週末、ひとつ小さめの「ビーンバッグカイロ」を作った。日本では「小豆カイロ」って呼ばれてるのかな? ホッカイロよりもじ〜んわりと温めてくれるこのビーンバッグカイロは、我が家で重宝している。相方がいたがっているときにレンチンして患部にあててあげると、すうぅっと痛みが和らぐみたいです。痛みがまだそこにあっても、痛みでがちがちにこわばっている体を「暖」がほどいてくれるみたい。それだけでもありがたい。

充分の小豆が家になかったので、お米で。でも作ったあとで温めると、すっごい湯気が出てきてねー(笑)。相方も「やっぱり豆のがいい」って言ったので、お米をとりだして「ムング豆」と交換。

古いユニクロのフリースの袖の部分です。

大きさは私の手よりも少し大きめ。

実は、市販のビーンバッグも家に一つあるんだけど、今回作ったものの2.5倍ほどあってね。それを相方の肩や腕にのせると、重みで余計に腕が痛いんだって。それで今回は小さいのを。

Gusにのせてみた。

重くないでしょー?

ホッカイロのように長時間ず〜っと温めてくれるものでもなく、冷めたらまたレンジでチンしなきゃいけないのだけど気持ちのいい暖かさ。私は大きいのを寝る前に温めて、布団の足元にしのばせるよ〜。足元がぬくぬくの布団。。。最高♡

最高というと。。。 今日もお粥で。このお粥が美味しかった。炊きあがりがあまりにもきれいだったので、炊飯器に梅干しいれてしまった。お腹の調子がいまいちのときに、優しいお粥で癒やされる日本人。日本人で良かったなぁって思うとき。

温かくして、元気な一週間を♪