ただいま。

相方がやっと退院。すっかり元気になって、とはまだいえないけれど、入院前より元気になって帰宅できたことがとても嬉しい。ほっとした。

先週はずいぶん冷え込み、朝夕はしっかりと霜が降りて草花が凍りついていた。冬の青空と凍りつく風景は、ビクトリアではめずらしい。今週にはいってからは、雨。どんよりと暗い空と雨。そしてこの冬第一号のストームが吹き荒れるという予報がでている。季節は巡るなぁ。クリスマスまであと10日だもんなぁ。

相方の留守中は、Gusもお腹がゆるみやたらそわそわとし、私の後にぴったりとくっついて離れず。「大丈夫やから。心配せんと。ね?すぐに戻ってくるから。」と説明して通じる相手でもないんだけど、何度も繰り返し説明した。昨日、二人と一匹がそろった家で、Gusもようやく安心したようで、ソファーの上でお腹を丸出しにして寝ていた。あぁ良かった良かった。

今回はちょっと長い入院だったので、「カナダの病院ってこういう感じなんだな」というのがなんとなくつかめたと思う。私は日本で病院にお世話になったことがないので比べられないけれど、病院は明るく清潔に保たれている印象を受けた。看護婦さんも他のスタッフのひとたちも親切で、無理をいっても全く嫌な顔を見せず、ありがたかった。食事だけはとても悲しげだったなぁ。生気がない、というか、味気もなく、可愛そうなほど茹でつくされくしゃくしゃで。これじゃぁ食欲もでないよなぁ、と思ったけれど、仕方ないか。病院だもんね。

病院というところは、不思議な空間。なんていうのかな。そのひとの好き嫌いや望む在り方とか考え方や感じ方のパターンとか、そのひと「らしさ」をつくりだしているものがすべて削ぎ落とされて、一個の人体・肉体になってしまうところ、というか。

普段、普通に動いていて当たり前にしている自分の体の臓器や血管や細胞たちの働きに、改めて感謝をしてしまった。何十年もの間、うまくバランスを取りながら働き続ける仕組み、すごいなぁって。

相方の入院中、私自身も不思議な次元(?)に迷い込んでいたようで、思考もカチンと凍りついていたようだった。家にいてもそわそわして落ち着かず、掃除をすれば良い「気」が流れるような気がして片っ端から掃除をした。今年はクリスマスどころじゃないな、と思いながらも、「ほっこり感」を求めて気持ちだけ緑と灯りを飾った。帰ってきた相方も、ちょっぴりクリスマスモードのリビングなどをみて喜んでいたので私も嬉しくなった。

暖かい家で二人と一匹、ゆったりのんびり過ごせれば最高!そう、本当に、健康が何より。こうしていつものブログに戻ってこれて、異次元でカチコチしていた思考もほぐれてきそうです。あ、お休み中にワードプレスの投稿方法(?)がすっかり変わってしまって、どうも勝手がわからずやりにくい。。。前のほうが良かったなー。

さて、残りの2018年、気持ちよく元気にラップアップしよう!