Heritage Tomatoes / Heirloom Tomatoes / ヘリテージトマト、知ってますか?
一般にそこいらのスーパーに並んでいるトマトのほとんどは「ハイブリッド」のトマト。味よりも「量」。それから「同じ時期にほぼ同じ大きさの」トマトを収穫できるように品種改良を重ねられたものたち。
一方、「ヘリテージトマト」って呼ばれるトマトは、そういう品種改良がなされていないもの。何年もの間、トマトの本来のかたちと性質を受け継いできた種から育つものたちです。ヘリテージトマトの種類は、それはそれはたくさんあって、どれがどんなのかは、素人の私には検討もつかない。ヘリテージトマトは、形も色も味も様々。マイペースで育つため、一気にどさりとトマトができるのではなく、ひとつふたつ赤くなり、またしばらくして次の実が色づくんだそうです。このヘリテージトマト、最近見なおされてきていて、レストランやローカルのガーデナーさんたちの間で注目を集めている。
参考までに、ヘリテージトマトの色々:http://heritagetomatoseed.com/catalog/
これはほんの一部の種類ですヨ。もっともーっと色々あるそうです。
このヘリテージトマトをファーマーズマーケットで見つけて食べたときに、その甘さに恋に落ちた。トマト本来の甘さ。Mmmah!
で、育ててみたいなぁ〜って思い続け。野菜用のプランターが準備できた今年、ようやく苗を手に入れてきたのだー☆
しっかし、今年は寒い春、夏。普通のハイブリッドでさえ育ちにくい私たちの庭で、果たしてヘリテージトマトが育つのか… 心配。
買ってきた苗は4種類。プラス、お友達に2種類もらったので、合計6種類♪ 夕方吹く冷たい風から守らねば… と、ビニールをかぶせております(↓)。
えっと、ビニールもかぶせてもらっていない、かなり見放されている「ハイブリッド」トマトがこれデス(↓)。
見えるかな。なんか他の野菜に混じってしまって、わかりにくいですが… 寒さのせいで、背が伸びない。ごっついんだけどね、身長低いです。まぁ、ハイブリッド君、頑張っておくれ。
で、こちらが(↓)ヘリテージトマト。
… 待遇の違い。名札まで付けてもらっている。
で、今日は「エサ」もあげた。液体肥料です。
うちのコンポスト。以前にも紹介したけれど、このコンポストの土台部分が、入れ物になっていて、そこに「ミラクルジュース」が貯まる仕組みです。上の容器に放りこまれた野菜や果物が分解されていく段階で出てくる「元気の液体」。
このミラクルジュースは、オーガニックの液体肥料として使えます。
ほーらほーら。こんな感じ。これを水で薄めてから、野菜にあげるのですが…
めちゃめちゃ臭い。うげ〜〜〜。くっせ〜〜〜。 ほんでもこれこそがミラクルなのです。
これをヘリテージトマトたちに… せっせこせっせこと与える私。今年は寒いけどさ、頑張って二つ三つ、実をつけておくれ。
ちゃんと育つかなぁ。
今、ヘリテージトマト、見てるんですけどね。
Japanese Trifele Yellow って、、日本産、、のわけないか。
なんとな〜くで、Japanese って付けちゃったのかな?
下の方の、Sabre なんて、昔ばあちゃんの所で食べたトマトの形にそっくり。
子どもの頃に食べてたトマトは、みんなこんなんだったよなあ。
paplicaさんとこのトマトちゃん達、楽しみですね〜。
そう!Japaneseなんとかっていうのね、私も日本に由来するトマトかなって思って、店のおばさんに聞きました。
「関係ないよ」だって。じゃ、どこからジャパニーズって名前がついたわけ?って聞き返すと、「知らない。形じゃないの。」だって。
あの洋なしのような形が日本っぽい? それは違うでしょ、おばちゃん。
でも、名前に愛着がわいて、わたしも一苗かってしまった。ちゃんと実ができるといいです。
きっと、いろんな名前でアジアの方にも広がっているのでしょうねー。