自分へのプレゼント:暮しの手帖購読

今年の自分への誕生日プレゼントのひとつが「暮しの手帖の購読」だった♪

帰宅したら2冊目が届いていたー♡ 嬉しいなー♡

随分前にも一度購読していたことがあるのだけれど、カナダへの発送が上手くいかず、予定通りに届かないことが何度かあって停止した。

海外発送の値段が以前よりも上がったものの、書籍郵便が安定したような感じなので試してみることにした。29号、30号、順調に届いている♪

読み応えのある雑誌、それも日本語で!、というのは何よりの「Treats・ご褒美」。一気にがーーーーっと読んでしまうのがもったいなくて、ちびちびと。←こんな読み方をしているこの性格(もったいないから。。。)は昔からなんよね。苦笑。

29合にのっていた「肉だし」で麺を食べる。器をかかえながら、前に雑誌を置いて。はー、幸せ。

そうそう。

去年の五月に「Fairy ring・妖精の輪」というのを紹介した→過去記事

どうやら、五月になるとはっきりと浮き出てくるらしい。

ほら。

Fairy ringのところには草が生えなくなる。あまりにもハゲハゲしていたので、少し「草の種」を蒔いておいた。

キノコというのは、乾燥した日が続いたあとにしっかりと雨が降ると一斉に出てくるらしい。山火事があったところに大雨が降ると、キノコが大豊作って良く聞く。ここ最近の大雨で地面がしっかりと潤ったからかな。このFairy ringにもたくさんキノコが出没。

あ、ちなみに。リングの中に入ってくんくんしているチューイ(↑↑)だけれど、キノコには興味なし。

「ウサギのう◯こ」を物色中でっす。苦笑。

インスタにものせたけれど。朝摘みのGusへのお花。

スカビオサ(多年草のもの)、コーンフラワー、ゼラニウム、スノーインサマー。

ようやく、こうして庭で花を集められる季節がやってきた♪ うれしいなー。

みなさん、良い週末を!

【生きる】by 谷川俊太郎さん

谷川俊太郎さんの詩は昔から好きだ。

たくさんの詩人を知っているわけではないので、谷川俊太郎さんの作品が多くの詩の中で一番好きなんだ!とは言えないのだけれど、彼の詩を読むと不思議と「なつかしい」気持ちになる。そういう感覚で「好き」なのです。子どもでもわかる言葉で書かれている。日本人で良かった、日本語で読むことができてしあわせだなぁとも思う。
何歳の自分が読んでも「すきだなぁ」と感じる、変わらないものがそこにある。

今日、偶然、ネットで何かを検索していて目についた記事が、谷川俊太郎さんの対談記事だった。「生きる」という作品が絵本になったことについて話されているもの。→記事 @ KOKOCARA

「生きる」は谷川さんの作品の中でもとてもポピュラーなものらしい。でも、私は今日始めて読んだ。

私事になるのだけれど、私の名前の一字は父からもらったもので、それが「生」。それもあって、最近特に、「生」という字に親しみを感じるし、見るとぴぴっと反応する。

対談記事で使われていた写真の中の谷川さんは、すごく生き生きされている。肌もつっやつや、目もきっらきら。

追加:朝日デジタルでも谷川俊太郎の特集があるよ。「いきる」「はなす」「あいする」「きく」「つながる」というキーワードに対する谷川さんのお話。→朝日デジタルの記事

谷川俊太郎さんにお会いしたいなぁ。

生きる

谷川俊太郎 詩

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

よもぎ風味のグラノラ

定期的にやってくるグラノラ熱。

今日は午前中にサササッと作ってしまった。よもぎ風味の!

先月、バンクーバーでパンの通信販売(お店は nekonote bakery)をされているYちゃんに庭のヨモギを乾燥させて送ったら、そのヨモギを使った「よもぎグラノラ」をわざわざ送ってきてくださってね〜♪ それがとても美味しくて♡ 私も真似をして作ってみた。

よもぎは乾燥させてミルサーにかける。そうすると、ただの粉末ではなく、こんな風になる。

もこもこ。ふわふわ。

一見、マリファナの「Buds」にも見えなくもない。笑。

よもぎの葉の繊維が、こんな風にモコフワになるのかな。とにかく、コレをですね、半カップほどくわえてグラノラを作った。

いつものメープルグラノラのレシピで。よもぎの風味をなるべく残したかったので、メープルシロップの代わりにハチミツを使い、シナモンは入れずに作った。グラノラを作るときには、オーツと甘味料と油の量だけはきちんと守るけれど、それ以外のものは適当。

よもぎのモコフワがところどころにあり↑↑ 見えるかな。

よもぎの風味を言葉で説明するのは難しいのだけど、あの独特の草の風味(?)が香ばしさに加わって、私は好き。何もかけずにそのままぽりぽりと食べるのも好き。

作るときにはたっぷりと作る。オーツ4カップ半にあれこれ入っているので結構な量。今日は「グラウンド・フラックスシード」も少しいれたので香ばしさアップ。

そうそう。この辺りには雑草としてヨモギが生えていることはない。うちのヨモギは、日本で種を買って(こまかーーーい粉みたいなの)育てたもの。でも、一度育ってしまうと、挿し芽でも簡単に増やせることに最近気付いた。

腸内環境を整えたり、ディトックス効果があるっていわれるヨモギ。お茶にして飲むのは苦手なんだけど、食べるのは大好き。カナダ人も「草」を食に取り入れるっけ、、、と考えてみたけれど、ぱっと出てこない。健康フリークがタンポポの葉を食べたりネトルをお茶にしたりスープにしたりすることはあっても、万人受けするお菓子とか古くから家庭で利用され作られてきたものっていうのは無いように思う。思い浮かばないもん。

庭の花を小さく束ねて飾れる季節がやってきた。格好良く生けなくても、こうして少しコップに入れてあげるだけで「うふふーん」な気分になれる。

もし、通勤途中やちょっとした散歩道や家の周りで集められる草花があるなら、少しもらってきてコップにいれて目に見えるところに置いてみて!ほんと、それだけで「うふふーん♡」になるからっ。

草花がわたしたちに静かに与えてくれるものを感じるよ♪

さてまた新しい週。良い一週間を!