ルバーブ解禁と、Gusの届けた笑顔

ルバーブ解禁! 休みの最終日、ストロベリールバーブパイを焼いた。春のパイ。いつものお決まりの♪

思いっきりフォーカスズレてる…

これからがんがんルバーブが採れる。本当になーんにもしないのに次から次へとにょきにょき。たくましい。パイを焼いて、ジャムを作って。職場に持っていってもらってもらって、またジャムを作って。

で☆ 初ものルバーブでパイを焼いたよ〜。

いちごはお店で買ってきたものなんだけど、これがねぇ。。。イチゴっ気のない見かけだけがイチゴというイチゴ。酸っぱ。まぁ、パイにするんだからいっか。

甘酸っぱいストロベリールバーブパイは春らしくて、この赤い色と、外の柔らかい緑を見ていると元気が出てくる。

背伸びをして。パイに熱いEye Beamを送るイヌ。

眼力。びびびびびーーーー。

Gいいにおい。ぼくちんもひときれもらえるかな。はしっこのかりかりだけでいいです。

連休中、Gusはひとつ良いことをした♪

お休みの日は、ちょっと長い散歩に出かける。いつもはただ通り過ぎるだけの小さなローカルカフェの前に「We are OPEN!」とチョークで書かれた立て看板が目についた。「祝日なのにあいてるのー?」と、のぞいてみた。かわいらしいお姉さん店員さんが二人と、初老の女性がひとり。私もミルクティーを「To Go」で頼んだ。するとそのお客さんの女性が、「今日もGusは元気で幸せそうね。」と。「あれ?どこかでお会いしたことありますか?」と聞くと、「ほら、あの丘の上で主人と一緒に会ったことがあるのよ。」って。あ、そうだ!半年ほど前にお二人で散歩されていた素敵なご夫婦!と、思い出した。彼女はジャニス、ご主人はボブ。「あ、覚えてますよ!あれは秋の終わりでしたよね~」と答えた。

紅茶の支払いを済ませ、外に出てGusのそばで紅茶ができるのを待っていた。すると、ジャニスが私のそばにやってきて、「ひとつお願いを聞いてくれないかしら。私の家はここからすぐ近くなんだけれど、Gusと一緒に来てボブにGusを会わせてあげてくれませんか?」と。ボブさんには持病があって、もうあまり遠くまで歩けないんだって。ジャニスさんが、「Gusを見たらすごく喜ぶとおもうのよ」って。 Of course! Let’s go and say hello to Bob!

私とGusはジャニスさんたちの家の裏庭に周り、ボブさんが出てくるのを待った。程よい大きさのとてもプライベートなお庭が素敵だった。その日も朝からとてもしんどかったというボブさんに、しっぽをぶんぶん振って走り寄っていき、横っ腹を足にすりつけて挨拶するGus。ボブさんの顔がぱぁっと明るくなって「おぉ~っ、Gusっ!よく来てくれたね~。いい子だいい子だ。今日の最高のおくりものだよ。」と、思いっきりGusをなでてくれました。

本当に嬉しそうなボブさんをみて、わんこパワーはすごいなぁって、Gusを誇らしく思った。
そして。ひとつサプライズ。ジャニスさんに指さされて窓際に置かれた大きな鳥かごに気づく。止まり木の上で、じぃ~っと静かに私たちをみていた「鳩」のジャクゥ。白と薄いカフェオレのような色の子。ジャニスさんが先生をされていたときに、クラスが保護したレスキュー鳩なんだって。なんと、ジャクゥは今年で(最低)「24歳」!鳩ってそんなに長生きするの?

仏教徒だというお二人は日本を訪れたこともあり、ジャニスさんは中でも鎌倉が特別だったと言っていた。あの場所には「Something special」があるって。そしてビクトリアの幾つかの場所もスペシャルよ、とも。

またGusと一緒に週末散歩の途中にお二人をたずねてみようと思う。