芝刈り機、代替わり。ガソリンから人力へ。

もうね、お題そのまんま。

このブログにも何回か登場した、我が家の「Toro」じいさん。相方のお父さんのものを譲り受けたので、50歳以上の芝刈り機。昔のものはよく作られていたのだろうと思う。50年以上も毎年毎年働いてきたんだからねー。モーターがしっかりしてたんだな。側面の一部は割れてしまい、ダンボールを2重に重ねてダックテープでぎっしりとめて治療。老体に鞭打って、毎年春から秋まで頑張ってもらってきた。

ここ数年は「もうだめだろう。今年は動かないよ、絶対。」と、春一番に作動させるときにいつもドキドキしていた。今年もものすごくドキドキして、でも「ひょっとしたら動くかもしれないぞ」と小さな期待を持ち、オイルを換えガソリンをいれた。ブルンっと引っ張ってエンジンをかける。かからない。15回くらい繰り返してようやく、ブルンッ、ブルンッ、ブルンッ、トゥクトゥクトゥクトゥク… 「おっ♡」と心が弾みだす。

でも、駄目だった。

ブルンッ、ブルンッ、ブルンッ、トゥクトゥクトゥクトゥク。。。。

ぷすーーーーーー。(ちぃーーーーーん。)

いよいよToroじいさんにお暇をあげるときがきた。

でね、仕方がない。相方と相談して、新しい芝刈り機を買うことにした。

それが、この新米の「Fiskers」くんですっ☆

そうなの。アップグレードなんだけど、ダウングレード。

人力の芝刈り機。手押し、マニュアル。

ガソリンのにするか、電動にするか、バッテリーにするか。。。二人で色々と考えて迷ったんだけど、結局、人力芝刈り機に行き着いた。

ガソリンの芝刈り機は確かに「パワフル」。モーターでがんがん動くから、押す力はあまり必要ない。草もシャープに切れる。ただ、Toroじいさんを使っているときに嫌だったのは、あのぐわーーーーっっっっ!!!っという騒音。私のToroじいさんだけじゃない。夏場はあちこちから芝刈り機の「ガガガガガガガーーーー」が聞こえてくる。ガソリンも臭い。ご近所さんだって、せっかく庭でのんびりしているときに、うちのToroじいさんの叫びを聞いてイライラするに違いない、といつも気になっていた。だからさっさとすませなきゃ!と焦る。芝刈りするたびにそんな感じだった。

人力「Fiskers」くんは、ストレスフリー(私にとっては)。

確かに。手で押すわけだから、力もいるし時間もかかるんだけど。芝刈りしたあともあまりシャープにぴしーっとそろわない。でも、焦りがない。カタカタカタカタカタカタカタカタ。。。。と押して、少し休憩してタンポポぬいて、またカタカタカタカタカタカタカタカタ。。。と。Gusが直ぐ側にきても全然危なくない。

そういうわけで、我が家の芝刈り機はガソリンから人力へと代替わりしたのでしたー♪ いい運動にもなるよー!えいえいおー!カタカタカタカタカタカタカタカタ。。。