コンポスト(堆肥)の話、好きなんです。とっても。
[ちょっと長いオタク記事なので、興味のない方はここでストップしてねん♪]
これ、自分でも最近気づいたんだけど、Youtubeやネット記事でコンポストの話を見たり読んだりしているときのワタシ、すごく集中して夢中になっている(笑)。人それぞれ「好きなネタ・トピック」ってあるよね。押されたら「ぴぴぴっ!」と反応するようなボタン。「コンポスト」はワタシにとって、そんなボタンです。
庭いじりをしていて、少し野菜や花を育てているひとならわかると思う。良い土は「すべて」です。そしてこの「良い土」を作ることは、とても奥が深く難しい。化学肥料や液肥や色々上から足すものはあるけれど、微生物たちが作り出す質の良い堆肥にはかなわないと思う。うちにも一つ「タンブラー式」のコンポストがあり、野菜くずや庭で出た葉っぱもの(広がる雑草や種は除く)や落ち葉をどんどんそこに入れている。最近もう一つタンブラー式のものを買ってしまった。
そんなときにこれまたインスタで教えてもらったのが「キエーロ」という「生ゴミ再生方法」。なかなか面白く、身近な材料で簡単に組み立てることができそうだ。キエーロの特徴は、乾いた土の中に生ゴミをいれる、お日さまを当てる、黒土をベースに使う、雨水が入らないように屋根をつける。ベランダなどの小さなスペースでも簡単に生ゴミを土に返す方法。みたいです。で、週末に作ってみようかなーと思っていたそのとき。。。以前にも随分気になってYoutubeで保存をしていた「Vermicompost=ミミズコンポスト」が目についた☆
Vermicompost=ミミズコンポストの特徴
- ミミズに働いてもらう
- 野菜くずなどのGreenと、紙や枯葉などのBrownを(大体1:1の割合で)餌として与える
- Worm Casting(ミミズのうんち)を得られる☆
つまり、
ミミズさまのおうち!
参考にしたYoutubeはこれ。このJamesお兄さんの登場の仕方や仕草のノリが笑えるんだわ〜(笑)沢山の人が色んな方法を紹介しているけれど、Jamesお兄さんのが私が見た中では一番シンプルだった。
→このビデオもちょっとやり方ちがうけどわかりやすいよ♪
で、作りましたっ!ミミズさまのおうち、My Vermicompost!
Jamesお兄さんの方法に必要なもの:
- 蓋付きのプラスチックの容器(衣装箱?コンテナボックス)
- ドリル
- コンポスト(大体分解されたもの)
- みみず(red wiggler worms、しまミミズと呼ばれるものがベスト)
使っていない容器があったのだ。ミミズのすみかとして15〜20cmくらいが必要になるので、少なくとも30cmくらいの高さがあるものが良い。
マキタのコードレスドリル、大好き。私が安全に安心して使える電動道具で、とっても使いやすい。
板を下に敷き、その上に容器を置いてドリルで穴をあけると開けやすいよー。
Vermicompostの容器の作り方の中には「蓋や底に穴をあける必要はない」というひともいる。私はJamesお兄さんのハウツー通りに蓋にも底にも穴を開けた。
蓋に穴を空けるのは通気性のため。底に穴を空けるのは、余分な水分を下に落とすため。この水分は「ティー」とよばれて液肥として使える(これに反論するひともいる)。底に穴を開けてティーを集めるためには、もう一つ「穴を開けない蓋」を受け皿として用意する。
側面にも開けるよ〜。下から20cmはミミズの住処なので、上の方に開けます〜。
お家はこれで完了!わーい☆
さてと。コンポストビンからまだ完全に分解されていないコンポストとみみずさんを集めよう。
実は。昨日、ミミズを分けてくれるひといないかなぁ〜ってネットで探してみたらね、。。。いたのですっ!それも結構家の近くで、200匹くらいを$15でって。「高い。。。」とは思ったものの、他に「レッドウィグラー(ミミズ)」を売っている人たちは$25とか$45とかっていう馬鹿げた値段をつけていたので、このご近所のおじさんから買うことにした。うちのコンポストに住むミミズだけだと足りないと思ったので、思い切って。
このヨーグルト容器にどれくらいのミミズがはいってんだろう。。。
ミミズのおうちに「出来上がったコンポスト(市販のもの)」を下から10cmほど入れ、その上にまだ完全に分解されていない私のコンポストを10cmほど足しまして。。。このベースになる「床」は、「絞りきったスポンジ」くらいの湿り気があるのが良いんだって。
買ってきたみみずさんたちのヨーグルト容器を逆さまにしてみた。
ぎょっ。
すげーーーーーーーーーっ!!!
$15分のミミズだ。
みんなかわいいぞ〜♪
Jamesお兄さんのハウツーでは、ミミズたちがまずこの新しい環境に慣れるまでは、分解されたコンポストと少しの餌(未分解のコンポスト)だけを入れて様子をみることって。数日はこのままで良いみたい。そのあと、野菜くずなどを「ミミズの餌」として与える。
Vermicompostで与えて良いもの
- 果物、野菜くず
- 柔らかい葉っぱや茎など
- 卵の殻(崩して)
- コーヒーかす
- お茶っ葉
- 紙くず(シュレッドしたもの)
Vermicompostで与えてはいけないもの
- 肉、魚、乳製品
- 酸味のきついシトラス系の果物(みかん、レモン、ライムなど)
- 玉ねぎ・にんにく・じゃがいも・トマト(与えてもいいけれど避けたほうがいいらしい)
- プロセスフード
- 腐敗物
- 辛いもの
- パン、パスタ、ご飯など
一週間に一度、穴をほって餌をあげるんだって。
ほ〜らほ〜ら♡ ミミズさまのおうち!!! 隣のが新しく加わったタンブラーコンポスト
またその後の経過、餌の与え方、Worm Casting (うんち)の集め方など紹介しまーす!
うふふ。元気に育つといいな。
ミミズのコンポストは私も興味あるんですよ。一度近所のオープンカレッジで話を聞きに行ったことがありました。私たちはちょっと興味があったから覗きに行ってただけでしたが、周りの参加者は「必要なものがすべて手に入るから」っていう理由で皆さんミミズを含めた一式をお持ち帰りしてました。また様子を教えてくださいね~。
あきさん、こんばんわ♪
わーーー♡ あきさんもミミズコンポスト興味ありなのですね〜! うれしい〜!
カレッジでミミズコンポストのワークショップがあったのですか? へぇーっ、楽しそう☆ 帰り際にミミズをお持ち帰りしちゃう気持ち、わかります。
土曜日に最初の「餌やり」をしようと思いまーす。またミミズたちを見てやってくださいねっ(ひとりでも楽しみに見てくれるひとがいると思うと、嬉しいっ!)
ミミズとの 連携ですね。
ミミズに餌をあげると
ミミズが食べて出して(笑)
堆肥となるのですね。
遠い昔
私の子供の頃は
ようやくごみ収集に回ってくれるようになり
各家庭では 道路際に コンクリート製のゴミ箱を設置していたのです。
でも実家は 小高い丘の上にあり
ゴミやさんが回ってきてくれなかったので
庭のハズレに 生ごみ捨て場を作っていました。
そこでは なにやら次々と発芽していました。
そして そこの土は 真っ黒だったのを覚えています。
でも うちでは 野菜も花の栽培もしてなかったので
宝の持ち腐れだったのでしょうか~(#^^#)
nonさん、こんばんわ!
マイナーなネタ、読んでくださってありがとうございます♪
そうです、ミミズに働いてもらうんですよ〜。
nonさんの昔の生ゴミ捨て場は、しらずしらずのうちに素晴らしい堆肥エリアになってたんですね!
そうです、真っ黒!このミミズたちのうんちはブラックゴールドって呼ばれるんだそうです(笑)
どこにでもいそうなミミズですが、土を掘り返してわんさかと出てくることはないんですよね〜。ミミズ堆肥、少しずつだとは思いますが利用していきたいです♪