ミミズコンポスト・みみずちゃんのうんち回収

今日もいいお天気。

しようしようと思いながら手を付けることができなかったこと:「ミミズコンポストのみみずちゃんうんちの回収」作業をやったー☆

ミミズコンポスト・Vermicompostを開始したのは去年の8月、お盆の頃。→記事

最初の3〜4ヶ月は、みみずちゃんたちがコンポストに慣れて活動リズムを作るためにそっとしておいた。2週間に一度ほどのペースで野菜くずなどをあげ、全体の湿り具合だけは注意していた。握って絞ったスポンジ程度の湿り具合がいいんだそうな。

丁度いい「ふるい」がないので、少しずつ敷物の上に出して、みみずを取り除き、土(Worm Castings、みみずのうんち)を袋につめた。地味な作業で面倒だな〜って思ってきたけれど、いざ初めてみるとみみずちゃんたちの元気な様子や、きれいに分解されて「うんち」になった野菜くずに一人で感動してしまった。

ミミズコンポストはベースメント(屋内)に置いておいた。ま、いえば、過保護に育てているともいえるみみずたちの住処。このうんち回収ついでに、外においているコンポストの中身も調べてみた。そっちの方は適当に枯れ葉をぶちこみ、野菜くずも何でもかんでも容赦なくいれ、もちろん冬の間も外の気温そのまんま。それでも!みみずたちがいるんよね〜。屋内のミミズコンポストのみみずよりも数は少ないものの、太くてたくましい!ぷりぷりしてる!

いやぁ。驚いた。バラエティのある餌をどんどん入れて、もう少し水分量を増やしてもいいのかな、寒くても大丈夫なんだな、って気づいたのでした。

コンポストの容器に枯れ葉、完全に分解されていないコンポストや野菜くず、みみずたちを入れて新しいサイクルスタート☆ また頑張って働いてね〜。

ミミズコンポストから回収した「うんち・Worm Castings」は肥料としても使えるし、苗床用の土にも良いらしい。肥料として使うときには、一握りほどを植木のまわりに撒いて土になじませる。苗床用の土に使う場合は、「ピートモス(またはココナッツファイバー):Worm Castings」を2:1の割合で混ぜると良いんだって。やってみよう。

ほ〜ら♡

Black Gold とも呼ばれるWorm Castings。

ほんの少しキャベツの芯などが残っていたけれど、それ以外は全て分解されてたよ〜。ありがとう、みみずちゃんたち!

今日もほぼ一日、わしわしと春への準備に励みました。

↑↑ は、ちょっとだけ広くした花壇。こうやってすこ〜しずつ、草刈りする面積を減らしている(笑)

こぼれ種から発芽したラークスパー。冬を超えたたくましい子たち。

こうして去年と同じように春の準備の庭仕事ができること、とてもありがたい。

週末おやつは、アップルソースマフィン。秋のリンゴで作ったアップルソースで。しっとりとする。

良い一週間になりますように。

ミミズコンポスト・1ヶ月後

ミミズたちを迎えてVermicompost・ミミズコンポストを始めてから、約1ヶ月がたった。

気になるでしょー? (笑)

最初の二週間は餌(野菜くずなど)を与えずに新居に落ち着いてもらった。最初にミミズコンポストをスタートしたときに、完全に分解されていないコンポスト(庭のコンポスター)を半分入れたのでそれで十分だろうと思って。二週間たってから容器の左半分に餌を入れ始めたよ♪

餌やりは週に一度、週末にする。

「みみじゅちゃ〜ん、ごはんでちゅよ〜」

野菜くずやコーヒーかす。↑の黄色いバケツに入っているコーヒーかすは、近くのカフェからもらってきたもの。庭のコンポストにも入れようと思って何度か頼んだ。スタバにも行ったよ〜。変なこと頼んで断られるかなぁ、と少しためらいもあったんだけど、思い切って聞いてみると「たくさんあるからいつでもバケツおいてっていいよ〜」って言ってくれた。ありがたい。

さてさて、ふたを取ると。

ぬぬぬっ。脱出しようとしているみみずちゃんが数匹。

ミミズコンポストを置いているワークショップ(物置き+ワークベンチがある小さなスペース)は、電気を消すと真っ暗(そう、写真の暗室にできそう)なので、こうやって容器の上の方まで上がってきていても不思議ではない。

でも逃げちゃ駄目でちゅよ〜。

一番上には湿らせた新聞紙をかぶせている。これは乾燥を防ぐため。新聞紙もミミズは食べます。

新聞紙を外すと。結構表面でもニョロニョロしている子たちがいる。

↑↑これはまだ二週目。最初に入れた枯れ葉がまだたくさん形を留めている。

左側をほってご飯をあげるよー。

で。

一週間後見てみたところ。

大きな野菜の欠片はまだまだ残っているけれど、葉っぱ類はほとんど形をとどめていなかった。

右側には餌を入れず、分解が終わったら(食べるものがなくなったら)ミミズたちがゆっくりと餌のある左の方に移動するかな、と思って。実験中。

このコンポストね、全然臭くないよ。蓋を開けて顔を突っ込んでも臭くない。

無臭、というわけではなくて、なんちゅうか「雨の後の森の道のような匂い」かな。

右側の方は随分細かく分解され、「Black Gold」とも呼ばれる「ミミズのうんち」が見られるようになった☆ これが草花たちにとってはとても栄養価の高い肥料になるんだって。

みみずの「おうんち」さまさま。

来週か再来週には少し「ふるい」にかけてこのミミズのうんちを集めて袋にまとめてしまおうかな。と思ってます〜。来春までは、ゆっくりのペースでミミズたちに働いてもらい、畑の野菜に使える分の肥料が集められたらいいな。Black Gold Project、でござーい。

リモートワークのときとは違い、洗濯やら掃除、買い物、料理なんやらが全部週末に山積みになってしまう。みんなやってることなんだし、私だってリモートになる前はやってたことなのに、なんでこんなにしんどいのだ。

するべきこと・したいことを簡単にリストにあげ、それを見てげんなり。台所周りを見渡しただけでも「あそこも、ここも。。。汚い。。。」と、自分をどんどん追い詰めてしまった。あれもこれもしなきゃ!と、その思いにあっぷあっぷしちゃって、とても不効率な時間の使い方をしてがっくりしたりイライラしたりして。心に余裕がなくなるとこんなもんだ。

保存版チョコバナナブレッド、また作った。

で、今朝「はっ」と気づいた。

全部やろうと思うからしんどいんやわ。一つか二つ、できれば良しとしよう。台所も、一箇所きれいにすればそれでいい。散らかってるから汚いからって病原菌がわきだすわけでもないしー。

一つだけすればいい、って思ったら「ほっ」として、二つ三つ、気持ちよくすることができた。

台所は一つの棚の上をきれいにしただけだけど、いい気分になった。それでいいや。

良い一週間になりますように〜☆

ミミズコンポスト・vermicompost 開始!

コンポスト(堆肥)の話、好きなんです。とっても。

[ちょっと長いオタク記事なので、興味のない方はここでストップしてねん♪]

これ、自分でも最近気づいたんだけど、Youtubeやネット記事でコンポストの話を見たり読んだりしているときのワタシ、すごく集中して夢中になっている(笑)。人それぞれ「好きなネタ・トピック」ってあるよね。押されたら「ぴぴぴっ!」と反応するようなボタン。「コンポスト」はワタシにとって、そんなボタンです。

庭いじりをしていて、少し野菜や花を育てているひとならわかると思う。良い土は「すべて」です。そしてこの「良い土」を作ることは、とても奥が深く難しい。化学肥料や液肥や色々上から足すものはあるけれど、微生物たちが作り出す質の良い堆肥にはかなわないと思う。うちにも一つ「タンブラー式」のコンポストがあり、野菜くずや庭で出た葉っぱもの(広がる雑草や種は除く)や落ち葉をどんどんそこに入れている。最近もう一つタンブラー式のものを買ってしまった。

そんなときにこれまたインスタで教えてもらったのが「キエーロ」という「生ゴミ再生方法」。なかなか面白く、身近な材料で簡単に組み立てることができそうだ。キエーロの特徴は、乾いた土の中に生ゴミをいれるお日さまを当てる黒土をベースに使う雨水が入らないように屋根をつける。ベランダなどの小さなスペースでも簡単に生ゴミを土に返す方法。みたいです。で、週末に作ってみようかなーと思っていたそのとき。。。以前にも随分気になってYoutubeで保存をしていた「Vermicompost=ミミズコンポスト」が目についた☆

Vermicompost=ミミズコンポストの特徴

  • ミミズに働いてもらう
  • 野菜くずなどのGreenと、紙や枯葉などのBrownを(大体1:1の割合で)餌として与える
  • Worm Casting(ミミズのうんち)を得られる☆

つまり、

ミミズさまのおうち!

参考にしたYoutubeはこれ。このJamesお兄さんの登場の仕方や仕草のノリが笑えるんだわ〜(笑)沢山の人が色んな方法を紹介しているけれど、Jamesお兄さんのが私が見た中では一番シンプルだった。
このビデオもちょっとやり方ちがうけどわかりやすいよ♪

で、作りましたっ!ミミズさまのおうち、My Vermicompost

Jamesお兄さんの方法に必要なもの

使っていない容器があったのだ。ミミズのすみかとして15〜20cmくらいが必要になるので、少なくとも30cmくらいの高さがあるものが良い。

マキタのコードレスドリル、大好き。私が安全に安心して使える電動道具で、とっても使いやすい。

板を下に敷き、その上に容器を置いてドリルで穴をあけると開けやすいよー。

Vermicompostの容器の作り方の中には「蓋や底に穴をあける必要はない」というひともいる。私はJamesお兄さんのハウツー通りに蓋にも底にも穴を開けた。

蓋に穴を空けるのは通気性のため。底に穴を空けるのは、余分な水分を下に落とすため。この水分は「ティー」とよばれて液肥として使える(これに反論するひともいる)。底に穴を開けてティーを集めるためには、もう一つ「穴を開けない蓋」を受け皿として用意する

側面にも開けるよ〜。下から20cmはミミズの住処なので、上の方に開けます〜。

お家はこれで完了!わーい☆

さてと。コンポストビンからまだ完全に分解されていないコンポストとみみずさんを集めよう。

実は。昨日、ミミズを分けてくれるひといないかなぁ〜ってネットで探してみたらね、。。。いたのですっ!それも結構家の近くで、200匹くらいを$15でって。「高い。。。」とは思ったものの、他に「レッドウィグラー(ミミズ)」を売っている人たちは$25とか$45とかっていう馬鹿げた値段をつけていたので、このご近所のおじさんから買うことにした。うちのコンポストに住むミミズだけだと足りないと思ったので、思い切って。

このヨーグルト容器にどれくらいのミミズがはいってんだろう。。。

ミミズのおうちに「出来上がったコンポスト(市販のもの)」を下から10cmほど入れ、その上にまだ完全に分解されていない私のコンポストを10cmほど足しまして。。。このベースになる「床」は、「絞りきったスポンジ」くらいの湿り気があるのが良いんだって。

買ってきたみみずさんたちのヨーグルト容器を逆さまにしてみた。

ぎょっ。

すげーーーーーーーーーっ!!!

$15分のミミズだ。

みんなかわいいぞ〜♪

Jamesお兄さんのハウツーでは、ミミズたちがまずこの新しい環境に慣れるまでは、分解されたコンポストと少しの餌(未分解のコンポスト)だけを入れて様子をみることって。数日はこのままで良いみたい。そのあと、野菜くずなどを「ミミズの餌」として与える。

Vermicompostで与えて良いもの

  • 果物、野菜くず
  • 柔らかい葉っぱや茎など
  • 卵の殻(崩して)
  • コーヒーかす
  • お茶っ葉
  • 紙くず(シュレッドしたもの)

Vermicompostで与えてはいけないもの

  • 肉、魚、乳製品
  • 酸味のきついシトラス系の果物(みかん、レモン、ライムなど)
  • 玉ねぎ・にんにく・じゃがいも・トマト(与えてもいいけれど避けたほうがいいらしい)
  • プロセスフード
  • 腐敗物
  • 辛いもの
  • パン、パスタ、ご飯など

一週間に一度、穴をほって餌をあげるんだって。

雨水が入るとだめなので、自転車をおいてるスペースに移動したよ。

ほ〜らほ〜ら♡ ミミズさまのおうち!!! 隣のが新しく加わったタンブラーコンポスト

またその後の経過、餌の与え方、Worm Casting (うんち)の集め方など紹介しまーす!

うふふ。元気に育つといいな。