NY滞在中、お世話になったお友達はブルックリンに住んでいます。そう、ブルックリンといえば「Brownstone」。砂岩(sandstone)を基本材料にして建てられたテラスハウスです。
プライバシーのため、建物の全体像や地区はここでは紹介しないけれど、一棟(?)が4階建てになってます。クリスチアーナとブルースは、この茶色い建物のオーナー。二人は真ん中の二つの階に住んでいて、下と上を貸しだしてる。もともとは、ひとつの家族がこの一棟全てを利用して生活をしていたんだって。なので、リノベーションをする前には「使用人用の階段」がひっそりと隠されていたりしたそうな。もう、そんな話を聞くだけでウズウズしてくるよねっ。お二人が住んでいるブラウンストーンは、1800年代後半に建てられたもの。
相方も私も、architectural details (建物に施された細かなデザインなど)に心が踊りました。この一つの通りをゆっくりと眺めてみると、どれ一つとして同じものがないんだよ。
いちばん外側のドアは、鉄の細工が施されたドア。このドアの内側に、もう一つ木のドアがある。
クリスチアーナはフォトエディターとして海外を旅してきた女性。ブルースは昔から「おもしろいもの」をコレクションとして集めてきた男性。二人とも今は年の半分以上を旅して過ごしている。なのでね、二人の家はまるで「小さな美術館」でした。どっちを振り向いても「なにかがある」のです。
二つのドアの間(玄関ホールみたいな感じかな)のスペース。温かいでしょ?
通りに面したリビングルーム。見えるかな?天井のディティールとステンドグラス。オリジナルのもの。当時のブラウンストーンは天井がとても高い。なので、細長い家なのに圧迫される感じを受けない。
お隣さんと壁をシェアしているわけで、両脇に一切窓がない。うっすらと差し込む光や、家の中の照明が演出の鍵になるみたい。私はこの薄暗い中に浮かび上がるシルエットが好きでした。
本当にどこを見ても面白いものが飾られていたヨ。
ひとつひとつにストーリーがあり、とても楽しい。
こうして、訪れる人の目にとまるところに不思議なものが並べられているので、どこにいても会話が始められる気がした。
二人の旅した国々のガイドブックたち。これは本の一部です…
そして、今回、初めてクリスチアーナの写真を見せてもらった。
彼女の写真のほとんどは、まだフィルムやスライドとして眠っているんだって。今、それらを少しずつデジタル化しているそうです。クリスチアーナはフォトジャーナリスト兼エディターとして活躍してきた。朝のミーティングで課題が与えられ、飛行機でヨーロッパに飛び課題に基づいた写真を撮り、帰りの飛行機でエディティングをする、というような仕事を何年もしてきたそうです。
私はこの一枚がとても好きでした。どこかで見たことがあるような気がする。幾つかの雑誌で使用されているらしいから、本当に見たことがあるのかもしれない。
小さな美術館の小さな緑のスペースは、また明日♪
ステキな家だなぁ。
ティファニーのスタンドを見ただけでぞくぞく。
こんな家に住めたらいいね。端正な写真も素晴らしい。
それはそうと、ブリティッシュコロンビアで大きな地震があったとか。
papricaさんちにはひがいはなかったかな。
ハワイまで津波が到達するという記事を見つけてびっくりしている。
とりあえず、何もなかった思うことにしよう。
asoboさん、こんばんわ!
素敵でしょう? あ、やっぱりコレ、ティファニーなのね。こういうランプシェードが三つほどあったよ〜。
どこを振り向いても何か面白いものが飾ってあって、楽しくて仕方がなかったよ。
あ、そうそう、地震。心配してくださってどうもありがとう。
うん、私の住んでいるところからは、かなり離れたところだったので、地震のあった時も揺れを感じることはなかったのね。
だから、家族からメールがはいったときも、どこの話をしているんだろうって思いました。
でも、いよいよ来たか、って感じで怖いです。大きなの(震度8〜9)が来るっていう予測がされているから。きちんと地震に備えておかなきゃいけないと、改めて思いました。
ティファニーランプは一時創られていただけなのでとても高価です。
お友達の家にある他のものを見ていると、きっとイミテーションではなくホンモノなんでしょうね。ため息がでます。
大雨の中、びしょ濡れで五番街のティファニーにネックレスを買いに行ったときのことを思い出しました。とても楽しい思い出です。
地震、あとで地図を見て確認したら、震源地とビクトリアは東京と大阪くらい離れているとわかってひと安心。でも対策はしっかりしてください。
そうなんだぁ。ランプは一時期しか作られていなかったんだね。
うん、多分、本物だと思うよ。3つほどあったから、全部が全部本物かどうかはわかんないけど、ブルースは偽物ならないほうがマシ、って言うような人だから。
へぇっ!!!ティファニーでネックレス?! それは一体誰に贈られたのでしょう。素敵な思い出だね~。ブルースが、行ってみたら?って薦めてくれたけど、田舎っぺの私には手がでないしもったいないよーと、笑っておきました。
地震対策、気合入れます!
おはよう。
奥へ細長い形をしていてお隣と壁を共有している…京都の町家もそうね。
クリスチアーナさんとは、以前、papricaさんのところへいらした方?
(写真を撮る彼女を激写してたよね?)
一見、バラバラな家具や置物たちが、引いて部屋を丸ごと見れば
テイストが揃っているように見えるから不思議。
お掃除が大変そうだなぁーとかツマンナイこと考えちゃったよ。
印度?タイ?チベット?真っ直ぐこちらを見る青年の目を直視出来ないのは、
なぜだろう。
a-ki_laさーん、こんばんわ!
そっかぁ〜、京都の町屋も細長いんだね。表通りから眺めたことはあるけれど、中にはいってみたことはないのです。
そうだよっ!クリスチアーナとブルースは、6月にここに遊びに来てくれた人たちです♪ よく覚えてましたね〜。あはは。
でしょ?いろんなモノがあちこちに並べられているんだけど、まとめてみるとテーマというかスタイルがある!
でね、私も彼女に言ったんだよ「House-made’s nightmare だね、この家は」って(笑)
この僧侶の写真はビルマなんだって。私はまじまじと見つめてしまってね、で、その後、妙に彼の表情が目に焼き付いてね。
一体、彼は今頃どこにいるのだろう、ってすごく気になりました。クリスチアーナにそう言ったら、そんな風な反応をする人がたくさんいるんだって言ってた。
ふしぎだね。