The Promise と M

雨降りで、たまたま相方も車を使わない日だったので、今日は車で通勤。たまにはいいねぇ〜。

途中、音楽をかけてみた。相方が入れていたCD「トレイシー・チャップマン」のアルバム「New Beginning」の6番目の曲が流れだした。The Promise 

いい曲。ひっさしぶりに耳にしたせいか、えらく感動してしまって、信号が青に変わっても、その場で固まってしまってた。あはは。トレイシー・チャップマンの声がじっくりと耳にしみました。素晴らしい唄声です。

初めて彼女の声を耳にしたときは、とりつかれた様に何度も繰り返し聴いていた。この一曲は、英語がわからなくても彼女の伝えたいことがなんとなくわかる!と思いながらひたっていた。

そして。

「繰り返し聴いた曲」と言えば、プリプリの「M」! 高校のとき、60分カセットテープのA面とB面の両方を、この「M」だけでうめつくして、それをなんども聞いていたっけ。テープがすりきれたか、伸びてしまったか、どちらか忘れたけれどだめになりました。

懐かしい…

Goodies#221: Perdido Street Blues by Chris Barber

雨、雨、雨。いつまで振り続けるんだか。

火曜日に仕事に戻ってからずっと降ってます。う〜ん。気もめいる。Gus も、暗くて雨降りで寒いと歩きたがらず。少々、ストレスがたまってきたらしく、ぼろぼろの人形を加えながら家の中で狂うように走り回っている。気持ちがわからんでもない。

今日は相方が車を使わない日だったので、私が車出勤。やっほー。車だと雨の日でもあまり気にならないネ。

で、まだ暗い中出て行く車の中で、景気づけに元気の出る音楽を流してみた。窓をぴしゃっとしめてしまうと、車の中で聞く音楽ってなかなか良い。限られたスペースに充満した音にまみれるようで好き。

それでは、ひとつ。いつ聞いてもわくわくするこの一曲を紹介。

Perdido Street Blues. それを演奏する人(たち)によって、ずいぶんと雰囲気が変わり、全く別の曲かと思うこともあるのですが。私は相方が紹介してくれた「Chris Barber & Dr. John(クリス・バーバー&ドクター・ジョーン)」の演奏するバージョンが大好き。映像は悪いんだけど、これ(↓)はChris Barber の。

ブルースってさ、けだるいものも多いけど、こういう楽しいリズムのものもあるのね。私が初めて聞いた、Chris Barber & Dr. John の Perdido Street Blues は、「Take Me Back to New Orleans」というアルバムにのっていたもの。オンラインで探してみたると、日本語では廃盤だとでたけど、iTune Store にはありましたー。ここです(アルバムの3曲目)

トランペットとクラリネットのところが特に好き。

さて、元気を出して今週もあと一日! がんばろー。

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Goodies#176: Ferron の一曲

Ferron というカナダ人のフォークシンガーの一曲:Ain’t Life a Brook

一度聴いてから、心に残りました。英語で歌を聴くときは、歌詞はよくわからないことばかりなので、メロディーに惹かれることが多い。でも、Ferronのこの曲を聴いたときは、彼女の語る様な歌い方と声が心にしみました。

Youtube にアップされているものはとても限られていて、私の聴いたものとほんの少しバリエーションが違うのだけど、紹介します。

彼女は1952年生まれ。カナダのバンクーバーの出身。10歳の頃から歌を書き始め、独学でギターを学び、15で家を出て、決して華やかな人生を送ってきたわけではないそうだ。Crosby, Stills, Nash and Young、Joni Mitchell や Eric Burton、Van Morrison や the Grateful Deadの歌をカバーし、芝刈りをして貯めたお金で自分のギターを買い、地元のカフェで歌い続けたそうです。Ferron の初舞台は女性のためのベネフィットコンサートであり、その後も、彼女の歌は「女性の歌」として高い評価を受けてきました。

彼女はレズビアンです。10代のときに自分がゲイであることはわかっていたんだって。でも、長い間、今でいう「カミングアウト」は出来ないでいたそうです。そんなときに、「何も失うことがないときに、本当のことを伝えること恐れていてどうするんだ。全てを失うかもしれないときがやってきたときに、君は一体どうするつもりなんだ?」と、彼女のたった一人のマネージャーのスコット・ゲイルがたずねたそうです。

Ain’t Life a Brook は、素晴らしい関係の中に有り、その素晴らしさを十分にわかっている人に贈りたい歌だと、彼女は言ってます。歌詞はコチラ(英語です)

私は、悲しいことに、幼少時代も10代も、音楽とは無縁だった。(これは、たったひとつ、両親に「こうしてほしかった」と言いたいこと。ま、仕方ないけど。)楽器は何も出来ないし、歌はダメ、音楽に関してはまったく疎い。ハンディキャップを感じたりもする。
なので、こうして、心にしみる一曲に出会うと、とても嬉しくなる。