パン・ア・ラ・ビエール【レッスンより】

ようやくっ!

10月の最後の週末の「classMApan教室」は「パン・ア・ラ・ビエールpain à la bière」☆ 一週遅れの昨日、焼いてみたよっ!

何も知らないで「アラビエール」という名前だけを聞くと、なんとなく「男っぽいたくましい」印象をうける(そんなことない?)。名前の意味は「ビールのパン」。本来はアルザス地方のパンなんだそうで黒ビールを使うんだって。

で、実際に、アラビエールは男っぽくてちょっと原始的な風貌のパンでございましたっ(笑)

こんなのっ!!

青山先生がインスタにアップされていたのを見たときに「化石みたいでかっこいいー!」って思ったのです。一体どんなパンなんだろうって。

生地の中にはマッシュしたじゃがいもがはいっています。じゃがいもはメークイン。私は大好きなYukon Goldで。我が家ではいつも、何を作るのもたいていYukon Gold。崩れないし少し甘みのある風味も好き。

あと、面白いのは、このパンの表情を作っているのが「グラサージュ」というもので、ビールとイーストとライ麦粉で作ったペースト。

使ったビールはコレ(笑)

コレを成形した生地の上に「塗る」という、初めての工程♪ へーっ、こんなベチョベチョなものを柔らかい生地にぬってもいいのー?と、実験のようで楽しかった!

自分用の覚書きなので、ささっと流してください。

  • 130回ほど捏ねた。
  • 一回目の一次発酵(60分)後のパンチは、台もカードも手も水で濡らして生地を広げる。両脇から三つ折り、それをまた上下から三つ折り。[冷蔵発行する場合はココで冷蔵庫に入れ、翌朝出して17度くらいまで戻す]
  • 二回目の一次発酵は15分足して75分。手粉をしてやさしくやさしく丸める。回しながら引く。ラップ・乾燥ふきんをかぶせておく。
  • 三角成形:綴じ目を下でパンパンと軽く叩いてガス抜き;ひっくり返して楕円形の長い方を縦になるように置く。下から、引っ張りながら中心に向かって折る。
  • 2次発酵は33度くらいで60分。スチームは使わない! 50分で出して予熱をスタート。

スチーム機能がないオーブンなので、今回は何もせず、ただオーブンに入れて10分後に向きを変えて、10分。

香りがいい〜!

一つの大きさが結構大きくて、冷めてから半分に切ってそれをスライスして試食☆ 断面の写真を撮り忘れたんだけれど、先生のみたいにたくさん気泡は入っていなかった、かな。

とーってもしっとりと味わい深く、中も外のグラサージュの部分も美味しくて「うん、これは大人のパンだ」なーんて思った。先生が、「このパンの中に枝豆やチーズを入れるというレシピもあるけれど、パンはパン、そして美味しいチーズに合わせて食べるというのが好きです」ってコメントされていた。食べてみて納得!

これから寒くなって、お豆とベーコンのスープなんかといっしょに食べるのに良さそうだな〜。

ごつごつとした表情と存在感たっぷりのアラビエール。これは、焼き上がりをすぐに食べるのと、リベイクして食べるのとでは味わいが違ってくるパンです。リベイクが美味しいいんですよーって先生がおっしゃっていたので、ふふふっ。。。後日、リベイクして食べるのが楽しみですっ!

焼いているうちに結構ふくらんで、ふたつがほぼくっついちゃったのです。なので、その部分が少し焼き色があまかった。

いやぁ。今回も、こんなに簡単な材料で、こんな味わい深いパンができるんだ〜♡って驚きました!本当に美味しくて、そのまま何もつけなくても美味しいし、バターだけとか、端切れに少しキュウリとツナをはさんで食べてみても美味しかったし♡

青山先生のパンはとても美味しいです。

先生、今回のレッスンもとてもわかり易くて楽しくて、美味しいパンを教えてくださってありがとうございました!

ぼくちんもパンすきだじょ。

只今、雪が降っていて…積もってます。明日出勤できるかなー。チューイにとっての初雪ですっ!