秋の庭と懐かしの缶詰タマリパイ

秋の赤ごろりん。

秋の色

お隣さんの老齢りんごの樹から、ぼとぼとと落ちてくるリンゴたち。鳥に突かれたものや、おそらく狸であろう獣に食べられたものもあり。試しに食べてみたけれど、むしゅっとした食感(相方は「mealy」という形容詞を使っていた)で、味は悪くないけど口の中でもたつく感じがどうも好きになれない。落ち葉を集めるワイヤーの中に放り込んでおいた。こうして落ち葉の上に置かれているだけで、地面の方からあっとういう間に穴ぼこになっていく。微生物のたくましい働きにいつも驚く。

秋の苺みっけー!

秋の色

1個だけなんだけど。Gusと半分こして食べてみると、予想以上に甘くてびっくり。虫にもリスにも狸にも食べられず、きれいな秋の苺。春の苺はほぼ全て動物と虫たちに食べられたので、ここの苺の苗を全部引っこ抜いちゃおうと思っていたんだけど、こんなに赤い苺を見ると「やっぱり来年も育てようかなぁ」と… どうしようかな。

今日はこの秋「初」の落ち葉かきをした。となりの大きなイングリッシュオークの木が葉っぱを落とし終わるまで、これから毎週末落ち葉を集める作業が続く。リーフブロワー(電気でぶお〜んと落ち葉を吹き飛ばす機械)もあるんだけど、うるさいのでさくさくと熊手で落ち葉を集めるほうが好きです。無心になれる単純作業であり、やった後の達成感もあり。

グースベリー

こぼれ種から育ったグースベリー。去年よりも小粒だけど、驚くほど実が付いている。去年、あんまり美味しいと思わなかったので、どうでもいいやと放っておいたのに元気です。試しに雑食Gusにあげてみた。

グースベリー

すごい鼻音たててにおって口の中に入れたけれど、すぐにぺっと吐き出したー。Gusも食べないベリー。。。It says all.

さてさて。タマリパイ(Tamale Pie)というものを作ったよー。 作ったと言っても…缶詰を使ったジャンクフードっぽい一品なんだけど。これ、相方の家族みんなの「Comfort Food(家庭の味?)」なのです。子供の頃に大好きだった晩ご飯の一つ。私が初めて相方の故郷(カリフォルニアのオークランド)に遊びに行った時にも食べさせてもらった。材料(↓↓)を見て〜。缶詰とコーンチップ!ジャンク!

タマリパイ

この缶詰の「タマリ」というものは、カナダでは見かけないのです。すると、先日、お姉さんが3缶送ってきてくれて、「懐かしいでしょ?作ってみたらー?」って。材料を混ぜてオーブンに入れるだけ、っていう、働くお母さんにとっても嬉しい一品。

タマリってね、メキシコのお料理で、とうもろこしの粉(マサハリーナ)をとうもろこしの皮に包んで蒸したもの、なんだって。一度、それも作った記憶がある(すごい手間がかかったっけ)。真ん中にスパイスのきいたお肉が詰まっているものが無難らしい。缶詰には細長いタマリが6本入っています。

タマリパイ

玉ねぎとひき肉を炒め、その中にタマリ、トマトペースト、コンソメ(液)、オリーブ、とうもろこし、切ったタマリを混ぜ入れる。今回、相方の甥っ子さんに電話してレシピを聞いたんだけど、私たち的にはトマトペーストとコンソメが多すぎた気がした。蓋をして180〜190度のオーブンで40分。その後蓋をとり、コーンチップとチーズのレイヤーをかぶせる。蓋をとってオーブンにいれ、10分ほどしたら出来上がり〜。

タマリパイ

具沢山のメキシカンなタコスの様な感じでしょうか。かりかりのコーンチップが良い役割をしてくれるのです。

タマリパイ

ネットでタマリパイ、って調べると、ベーキングディッシュに同じようなレイヤーを作って、一番上にマサハリーナ粉かコーンミールで作ったタマリをかぶせたものが出てくると思う。この相方のお母さんのバージョンは、それよりも簡単で、大人も子供も大好きでたまに無性に食べたくなる家庭の味なんだって。どの家庭にもそういう一品、あるよね♪

さーて、10月最後の1週間。風邪っぴきさんが周りに続出する時期です。気をつけて元気な一週間を!

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