もう1ヶ月ほど前のこと。ちょっと不思議な夢をみた。
ブログのお友達のafricaさんへのコメントには書いたのだけれど、夢にafricaさんの旦那さま(パパさん)が出てきたのです。
私はafricaさんにまだお会いしたことないし、パパさんのことは、ちらりちらりとafricaさんが話されている限られた情報を寄せ集めて勝手に想像しているのみ。なのに、突然、とても当たり前のようにはっきりと私の夢に登場されました(笑)。
*
夢の中では、わいわいがやがやとみんなが集まっていた。一緒にご飯を食べていたかも(ポットラックみたいなかんじで)。私はごはんをつつきながらヘラヘラと他愛のない話をしていた。すると斜め前に座っていたパパさんが、私にぽつりと一言:「真剣に絵やイラストを描く仕事をすればいいんじゃないの?」って。で、「描くのは好きだけど、いつも描きたい気持ちがあるわけじゃないし、◯◯をテーマに描いてっていわれてそれに応えるように描けるかどうかわかんないです。好きなモノを好きなように好きなときに描いてるだけだから」って答えた。
そしたらパパさんが「それは全く負の連鎖だよ。そうでしょ?」って。私が答えに困って「はぁ。。。」ってもじもじしていると、パパさんが私にこう言ったのです。
「徳という字を彫ればいいよ。全てはそこから始まるから。」って。
*
そこで目が覚めたのでした。
ちょうどこの夢を見たあたりに、africaさん一家はタイの小さな島を旅されていて、タイムリーにアップされていたブログにパパさんや息子くんも登場していたし、africaさんはゆっくりと流れる時間を使って木彫りをされていた。そのことがこの夢をみたきっかけだったんだと思う。でも、「徳」っていう字を彫れっていうのはかなりランダムな提案だった。
でね、言われたとおり彫ってみることにした。
海岸で流木のかけらを拾ってきて、昔々の彫刻刀を引っ張り出してきて。
徳という字は「てん書体」を選んだ。
週末に少しずつ。そして、先週末にやすりをかけた。
この彫刻刀ね、実は小学校4年か5年のときに父が買ってくれたもの。図工で木版画をすることがあって。6年の時にはお面を彫るのにずいぶん使った。わざわざ一本一本に名前まで書いてくれた。それからずいぶんたったし、引っ越しだってしてきたというのに、まだ持っている自分にびっくり。上海にいたときも、カナダで学生をしていたときも持っていた。でもこうして引っ張り出してきて実際に何かを彫ったのは…うん十年ぶりかも。切れ味もずいぶん悪くなっちゃってるんだけど、彫刻刀がこんなところで活躍(?)するとはねー。
相方が「何彫ってるの?」って聞くので、いきさつを説明したところ「ふーん。面白いね。ナイス。」って言っていた。私が、彫り上がったのを見せると、今度は「What Now?(で、どうするの?)」って。
Nothing. と答えた。どうもしない。
全てはここから始まる、のか?(笑)
爆笑!!!
パパが「なんかすげえ始まりそうだw」と伝えといてって(笑)
私、笑いすぎてお腹痛いっす。
でも、この流木すごく良いねええ。
そして選んだ字体も流木に掘ったら、なんか魔法がかかりそう☆
仙人が持っていそうじゃない?
すごいね、夢がここまで実体化するって。
お守りに持ち歩いてるときっといいことあるんだわ!
改めてその話読んだら、やっぱりうちのパパ言いそうだし。
先日私、バズーカ砲打たれて泣きそうになったし(泣かないけどw)
papricaさんのその彫刻刀、お父様の愛が詰まってるね!
パワーグリップ、大人になって買い足してるけど、子供の頃はもっと安い彫刻刀、学校で配られたものしか使ったことなかったよー。
そういえば私も小学校からの彫刻刀をスペインにも持ってって、日本に持ち帰ってるわ。人生でほぼ使わないから新しめで捨てることも出来ずって存在なのかも。年に一度年賀状のイモ版で活躍してもらってますw
なんか、ネットと夢と現実が繋がってて面白い話だなー♪
africaさん、こんにちわ~!
えへへ。。。始まるかなぁー? なんだかさ、こういうのって、5年、10年経ってから「あ、あのときに実は始まったのかも!」って気づく様な気がしない? 60歳くらいになったあたりで、あぁ、ここにたどり着いたのはあの時のパパさんの言葉が始まりだったんだわーって言ってそう(笑)
パパさんにどうもありがとうってお伝えくださいっ。
流木の破片はごろごろあるから、手っ取り早い材料でしたー。木彫りに向いている材木かどうかは別にして。。。
こうして持って写真を撮ると、なんだか「指」みたいじゃなーい? そうそう、昔ね、まだティーンだったころ(私にもそういう頃があったんだなぁ)に見た夢なんだけどー(ごめんね、夢ばかりで)、雲の上を並行飛行してたのね。そしたら遠くに道標が4本立ってるのが見えたの。ただの木でできたみちしるべだと思っていたものが、近づくに連れて大きくなってって、真ん前までいくと5階建てのビルみたいの大きさになったのね。それがさー、指だったのよ(笑) 裏にまわったら爪があったから。お釈迦さまかなぁって思ったのでした。あはは。。。
何も始まらないとしても、こうして古い彫刻刀で流木を彫るっていう作業は楽しかったので良しです♪
で、なーに?パパさんに「バズーカー砲打たれた」の?? えー? 痛いところ、でも本当のところを、ずばっと突かれたってことかなぁ。
あははっ!africaさんもむっかしむかしの彫刻刀と旅してきたんだねっ!そうそう、捨てられないんよね。年に一回、年賀状の準備に活躍してくれているならまだまだ現役だよー。大切にしてあげてね♪
その夢、面白いね〜!
paprica さん、きっとお猿だったんだわw
輪っかつけられなくて良かったよねっ。ははは。
africaさん、こんにちわー。
ほんとだねっ、言われてみると孫悟空の世界だー! よくみると輪っかついてるかもよ(笑)
kotoriちゃんちのお手伝い行ってきたんだねー!頼もしい助っ人さんだ!
こんにちは~!
面白いお話でした。夢で啓示を受けるって、あると思うんですよ。
だから夢の中で受け取ったメッセージはきっと何かしらの意味が存在していると思います。
彫刻刀、懐かしい~小学校以来触ってませんよ。
paprikaさん、物持ちいいーって感動しちゃいました。
徳、という文字を掘った流木、とてもいい味出ています。
これがきっかけで何かが始まったら、、、私もちょっとワクワクしてます。
その時はぜひこちらで知らせてくださいね(^^♪
Saoriさん、コメントありがとうございます~♪
あははっ、「啓示」かぁ~。なるほど。なぁ~んとなく、潜在意識で受け止めているものの、うまく形(思考)にできていないことが、夢の中でストーリーになって吐き出されている、ような気もします(笑)。でも、まぁ、なぜこの字を選んだのかは不思議ですよね。
彫刻刀、捨てられないんですよ。なんていうか、「ナイフを持つ」ってちょっと大人な感じがしませんか? 初めて彫刻刀を持たせてもらった時は、カッターナイフからひとつ進級した気分でした。彫刻刀で肉をさばいたりとかできないけれど、大人でワイルドなツールって感じがして… ずっと一緒に引っ越してきましたよー。
何か始まるでしょうか? 小さな木彫りでしたが彫っている間はいい気分でした。 完璧につるつるに磨かなかったけれど、これくらいがいいなぁって。下の部分に穴をほってビーチグラスをはめ込もうかな、とも思ったのですが、これはこれだけでおいておくことにしましたー。
素敵な夢でしたね〜〜〜(^-^)/
小学校からの彫刻刀、今も持ってるって、わかる気がしします✨
実は私も 持っているものがあるんです♬
それは、、、お裁縫箱の中に〜♫ 小さな赤いセルロイドの入れ物
針やボタンを入れてありますが、母と一緒に買いに行ったことも
お店も、覚えています(^ ^)
流木に掘った徳の一文字、なかなか味があっていいですね✨
そう〜ここから始まるのね、楽しみ〜〜〜(^-^)/
ハナマメハハさん、おはようございます!
お花がとっても綺麗に咲いてますね〜!!実はコメントを書き始めたのになぜか消えてしまって… またトライします!
「セルロイドの入れ物」…見るたびにお母さまとの思い出がよみがえってくるのですね♪ セルロイドっていう素材が懐かしいです。
どうしても捨てられないものって、誰にでもあるんですよね。小学生の頃にもらったおみやげのキーホルダーとか。まだ持っていたりします。
彫ったものの、何かが始まるのか、そんな気配は全くないのですが… 5年先、10年先にこのエピソードを思い出して「ひょっとするとあの時に始まったのかも」って思えることがあるかもしれません(笑)。またそのときにリポートしまーす!
すごい~夢のワンシーンからひとつ作品が生まれたのね。
味のあるフォント。砂色の流木もいいな。
ラストの写真も素晴らし。
この流木、papricaさんにこの形で迎えられるために流れてきたのかも。
彫刻刀は何となく恐ろし気に思えて、学生の時も上手に使えなかったなぁ。
a-ki_laさん、コメントありがとう〜(忙しいのに〜)。
残業、少しましになったー? あまり遅くまでお仕事していない? だといいけれど。
とてもハッキリとした夢だったので「やってみよう!」って思ったの。流木は海岸にいけばたくさんあって、でも、ちょうどいい大きさで「これがいいな」って思えるのに出会うのに少しかかったよ。これね、安定が悪いんだ〜。立てかけてもすぐに倒れてしまうん。なので、今度は流木が片足乗せられる(?)小石を見つけてくるよ!
そうそう、彫刻刀が怖いっていうクラスメートいたよ!私は「マイ・ナイフ」を授かった気分ですっごい嬉しかった〜。彫るっていう作業が大人な感じがして♪
本当に含蓄のある夢ですね。
夢のお告げに即従うpapricaさん~
いいなあ~
そして 彫刻すごくお上手ですね。
わたしは工作も彫刻も苦手だし
最近トイレの夢ばっかり^^
africaさんのブログにもすごく興味があるので
覗かせていただきますね。
nonさん、おはようございまーす。
あははっ、含蓄… ありますか? 夢に出てくる「要素」は起きているときに集めているんでしょうね。それを自分でひとつの話にしているんだと思います。
nonさんは色んな趣味をお持ちでとっても器用じゃないですか〜! この間の絵、本当に素敵でした。
あ、トイレの夢は私も見ますよー。あまり楽しくありませんが。
africaさんは何事も突き詰めて研究される方です。お料理も旅も他の趣味も。いつもインスピレーションをもらってまーす☆
あはははー!
わたしもAfricaさんご一家とお会いしたことはないんだけれど、ブログはくーちゃんが小さい頃からずっと読んでるから、この夢の話おもしろかったです。でもAfricaさんへのコメントにある指の夢もすごいけど。papricaさんて自由な人だなーって夢の話を読むたび思っちゃう。
でも、そう言われて彫っちゃうpapricaさんもすごいね。しかも篆刻体でかっこいい。印籠みたいじゃないですか。笑 なんかあったらこれをぐいっと突き出して決め台詞を一言……笑
パワーグリップって昔からあるんですね! わたしは大人になって木彫りを始めてから買いましたよ。最近の彫刻刀は進化してるなと思ったら、前からあるものなんだ〜。握り易いですよね^^
umiさん、おはよう〜♪
へー、umiさんもまだafricaさん一家に会ったことがないのねー。きっといつか、近いうちに機会がありそうね♪
umiさんも夢をみる人だったよね。あのわんちゃんの夢の話は、びっくりというより感動してしまった。そういうことがあるんだなぁって。
私のは起きているときに消化できていないことを、夢の中で自分なりにストーリーにしてまとめようとしているように思います。そのストーリーに無理があって「え??」っておかしなものも多いんだけど(笑)
いひひっ。印籠ねー!誰だったっけ。。。印籠見せるおじいさん。。。あぁ。。。んん〜〜〜〜〜 水戸黄門っ!(ほっ。出てきた)
ポケットからこんなもの突然出してくる女、それだけでドキッとするよね(笑)
パワーグリップって今でもあるのー? 知らなかった!! きっと今は色んな種類が出ていて切れ味もいいんだろうなー。彫刻刀ってどうやって磨くのでしょう。検索してみよーっと♪
umiさん、最近、彫ってますか?
papricaさん、
すごい行動力!
そして、とても面白いお話だな~と。
africaさんの旦那様が夢で「徳」を彫れと仰ったって、きっと
本当にあったことですよ!笑
昔の日本人や中国人は、夢の中に現れる事象を本当のことと
捉えてたでしょ?
現代人が一笑に付しそうですけど、人間の可能性って本当には
わかってないと思います。
もしかしたら、私たち、睡眠時に現身を離れて、自由に魂が
飛び交ってるかもしれないよね?!
そう考えた方が楽しいでしょう?
それにしても、「徳」だなんて・・・。
私、日本ではこの30年ほど聞いたことがない言葉です。笑
いや~、不思議な出来事。(^^)
そしてそれを実現化したのがすごいと思う!
真木さーん、おはよう!
夢で見ることが「本当に起きている」としたら。。。うん、楽しい!! うんうん、中国の明の時代の「牡丹亭」って知ってますか? 夢と現実が重なり合う典型的なお話ですねー。荘子の「自分が夢を見て蝶になったのか、蝶が夢を見て自分になったのか…」っていうのも有名ですもんね。
うん、ほんと、魂が飛び交っているときに起きていることも、目を開けて体を動かしているときと同じくらい本当のことだったら。。。楽しいこともあるしちょっと困ってしまうこともあるなぁ(笑)。 怖いこともあるしー。私の怖い夢のテーマは「ディストピア」だから、本当に起こりそうで怖いのです。一昨日の夢では屋台のおじさんが「おっちゃんがタンゴをおしえたろ!」って言って、手を取ってレッスンしてくれたよ。でもあれはタンゴじゃなかった。。。道をいったりきたり一緒に歩いただけだったもん(苦笑)
胡蝶の夢は知ってるけど、牡丹亭は初耳。
ちょっと、上田秋成が書きそうなお話ね?
しかし、papricaさんって夢をよく見るのね~!
私、熟睡派なのでめったに夢を見ません。
いや、見てるかもしれないけど何も覚えてません。笑
今でも覚えてるけど、3歳か4歳の時。
夜中にトイレに立って、座ってしゃーっと。笑
した瞬間に、夢だったのです!!トイレに立ったのが!!
それ以来しばらく、夜のトイレが怖くてねぇ。。。
何度もいろいろなところを触って、「これは現実?
夢じゃない?」って確認しないとトイレ出来なくなり
ました。(^^;
夢って、夢見てる間はとてもリアルですものね?
タンゴのおっちゃん。笑
イタリア人みたい。
真木さん、おはようございまーす!
牡丹亭はね、たまたま上海にいたときに昆劇を見る機会があって、それがこのお話だったん。相方が中国文学やってたので教えてもらったってのもあるんだけど。劇を見ているとどちらが現実なのかわからなくなったよ~。
みんな夢は見ているっていうよね。覚えているかどうかの違いだけで。私もいつも覚えているっていうわけではないんだけど、覚えているときは、かなりはっきりです。時々フィーリングだけがねっとりこびりついているときもあって、困ります。
あ。。。あったよ。。。夢の中でトイレにいって用を足して、実際にしゃーっとっていうのね。私は6歳だったー!まだ「夢」っていうものが何なのかよくわかんない年齢で、母に「ちゃんとトイレに行ったもんっ!」って説明してもわかってもらえなくて。 「いろいろなところを触って」確認しているのを想像すると可愛らしくて笑えるね~。
タンゴのおっちゃんねー。ほんとだ、イタリアにいそう。。。(笑)