定番チョコチップクッキーと7月半ばの野菜畑より

えっちらおっちら、地味にブログを書いてるなぁって時々思う。「なんで書いているんだろな」と不思議になることもあるのだけれど、「書こうかな」っていう気持ちがあるうちは、あまり深く考えずに書いていていいのかな。

さてと。久しぶりに先週末、そう、エビを採りに行った前日、チョコチップクッキーを焼いた。「classic chocolate chip cookies」って走り書きして、材料を冷蔵庫に貼り付けていたもの。すっかり忘れていた。北米ではベーキングの分量は大抵、カップと匙で表示されているけれど、コレはグラム(めんどくさい)。どこで見つけたのか忘れたけれど、「おばあちゃんが焼いてくれるようなクッキー」で好きなのです。

レシピ、メモしておこうっと♪

定番チョコチップクッキー

材料

  • 小麦粉 355g
  • ベーキングパウダー 小さじ1半
  • インスタントコーヒー 小さじ2(少し多めに入れちゃう)
  • ベーキングソーダ 小さじ1
  • 塩 小さじ 3/4
  • バター(室温) 250g
  • 砂糖 150g
  • ブラウンシュガー 150g
  • 卵 2個
  • ダークチョコチップ 300g
  1. 粉ものを全部混ぜ合わせておく。
  2. 室温に戻したバターと砂糖をミキサーでクリーム状に混ぜ合わせる(Beat mid-low speed)
  3. 卵を2に加えて混ぜる
  4. 粉の半分をいれ、30秒ほど混ぜる。残りも加えて30秒。
  5. チョコチップを入れて15秒
  6. 3等分してラップに包み、最低30分冷蔵庫で休ませる(冷凍しても良い)
  7. 適当な大きさ(4cmほどのボールにして少し上から押さえる)にしてクッキーシートに並べ、185度で9〜11分焼く

結構な量の生地なので、スタンドミキサーがあるととても助かります。三等分にして使わない分は冷凍すればいい☆ 一つの大きさによるけれど、3分の1の量の生地で9〜10個のクッキーが焼けるよ〜。飾り気のない普通のチョコチップクッキー。ほっこり♪

気がつけば7月ももう後半。8月ももうすぐそこ! あぁ。。。日が少しずつ短くなっていっているのもわかる。寂しい〜。

うちの夏野菜たちもぼちぼちです。

7月とはいえ、うちの裏庭の最高気温は20度満たないことがほとんど。今週は温かいけれど、それでも22〜24度くらい。この気温で育たなきゃいけない夏野菜たち、頑張ってるよなぁって思う。週末、エビ採りに連れて行ってくれたGさんの住む辺りは、ココよりも7〜8度ほど温かいんじゃないかな。風もないし。ファーマーズマーケットには、ズッキーニもキュウリも茄子もトマトも並んでいるからね〜。

今年、ちょっと真面目に育てている「日本のキュウリ」たち。。。ただいま、こんな感じ〜(笑)

15cmくらい。食べれるくらいまで大きくなるのかなぁ。ミニチュア模型みたいででかわいいんだけどね。

で、ヴィオラやらキンギョソウやら。。。なぜかわさわさしているこのボックスは、トマトのエリアでして。。。

いつもなら8月にならないと赤くならないトマトが、ゆっくり色づき始めてる☆

少しずつ、少しだけだけど、こうして野菜が大きくなっていくのを見れるのは幸せだな。

あ!

3年ほど前に誰かからもらった「紫蘇」の種が少し残っていてね。ポットにぱらぱらしたのね。

そしたら、一つだけ発芽して!

グリーンハウスで「よしよし。。。」と、すっごい過保護に育てていた。

でも、な〜んか「紫蘇」っぽくなくて。紫蘇ってこんなだったっけな。って、葉っぱを指でつまんですりすりして匂ってみた。紫蘇の匂いがしない。「種がふるかったからかなぁ」とも思った。

そしたら。その指先が。。。

ヒリヒリヒリヒリ。。。痛みだした〜!ヒリヒリチクチクヒリヒリチクチク。。。

紫蘇だと信じて、めちゃくちゃ丁寧に育てていたのは、

ネトルだった。

コレがネトルかっ! と、身を持って学んだよ。(この辺りではネトルは雑草のように育ってないのです)

花を咲かせて種がついて、そこから繁殖しても困るので、チョッキンと切ってコンポストに放り込みました〜。ほんと、チクチクヒリヒリと、痛みは一日とれなかったよー。恐るべし紫蘇もどきネトル

来年はちゃんと種を買おうかな。

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海へ。spot prawn fishing☆

相方の友達のGさんが、「Spot Prawnをとりにいくからおいでよ!」と誘ってくれた♪「Gusも連れておいで!」と♪ 以前にも連れて行ってもらったことがあり、ココでも紹介したことがある。前回の甘エビ捕りの投稿は7年前だから…とってもとっても久しぶりに海にでる〜。

ブレントウッドベイのマリーナから出発。湾になっているのでいつも比較的穏やかなんだけど、今日は特に、風もなく最高のお天気!

ぼくちん、うごいているぼーとスキ。

7年前のPrawn Fishingの投稿のGusを見てびっくり!若かったね〜。ぱっつんぱっつんのハーネスつけましたっ。

本当に穏やかな海。風がとっても気持ちいい!

Gさんはこのベイの近くに住んでいて、海が大好きなGさんにとっては、この海は庭のようなもの。

でも、近々、今持っているこのボートを売りに出すんだって。ガソリン代が馬鹿にならないというのと、サーモンフィッシングの規制がとても厳しくなってしまったからだそうです。このボートを買ったのは11年前のことで、色々と手もかけてきたし思い出もいっぱい。やっぱり少し寂しいけれど、同じく海の好きな友達がまだ船を持っているのでフィッシングには連れて行ってもらえるから、って言っていた。

なので、私たちがこうやって「甘エビ捕り」に連れて行ってもらえるのも、多分今日のが最後(涙)。ボートを手放す前にもう一度、って誘ってくださったんよね。ありがたいです。

エビを捕獲するケージを引き上げるGさんのアクション!!をスライドショーにしてみたよ♪ マウスオーバーで矢印がでてきます。

この辺りでは、4月1日が「Prawning」の解禁日なんだそうで、やっぱり4月はたくさんの船が集まるんだって。採れるエビの量も、やっぱり4月が一番多いって。7月にもなると、本当にこの近くに住んでいる人たちだけがエビのケージを沈めているので、静かなもの。一つのブイにケージ二つ。合計8つ引き上げて、結構たくさん採れたよー♡

こういうローカルのエビ、一匹$1ほどするってGさんが言ってた。甘くて美味しいだけでなく、きれいな環境で育っているから安心です。

ヒトデ(?)。 。。。一時期、西海岸一帯からヒトデが消えてしまったことがあったけど。また戻ってきたんだね〜。

ボートが止まるとそわそわするGus。動いていると嬉しそうにしている(笑)特等席に座らせてもらってご機嫌。

海の上では時間の流れが違う。気づいたら2時間半ほど過ぎていてびっくり。

海の風とお日さまは、また陸のそれと違うみたい。私はボートのうえではなーんにもしていなかったのに、ぐったり疲れて昼寝をしてしまった。Gusも家に帰ってバタンキュー(笑)

エビもたくさん頂いてしまった♪

Gさん、どうもありがとう!!

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はじめての朝顔さん・からくれないちゃん

朝の光は特別。

朝の光の中でしか見ることのできない姿がある。

↑は、咲き始めるチコリの花。大きく長く伸ばした茎の先の先の方まで花をつけている。我を忘れて腕を振り回している指揮者のように、茎をあちこちに伸ばしているチコリは、ちょっとクレイジーで楽しい(↓の写真にも少し写ってるでしょ)

去年の秋に帰国したときに、父から朝顔の種をもらった。「小さくてたくさん花をつけるよ。」って。旅行先のお土産屋さんのおばあさんがくださったんだって。で、父が勝手に「からくれない」っていう名前をつけた。

うちの涼しい夏で育つのか疑問だった。去年も、Sachieさんに頂いた種を植えてみたけれど、大きくなれなかったから。今年はグリーンハウスで苗を育てたのが良かったのか、それとも、この種が冷涼な夏に強いのか。

数週間前に最初のツボミを付けた♡

きゅぅっととじたツボミがかわいくってねー♡

透き通った赤い色のしずくが絞り落とされそうで。

で、見ていてふと頭をよぎったのが、「まだあげ初めし前髪の…」…

記憶って、どこで何がきっかけで浮かび上がってくるのかわからないから面白いねぇ。島崎藤村の「初恋」だったよな、って、後で検索して読み直してみた。で、このページで紹介されている現代語訳がいいなぁと思った。

まだあげたばかりの あなたの前髪が
林檎の木の下に見えた時
その前髪にさしている花櫛の花のように
あなたのことが本当に美しいと思った。

あなたは、やさしく白い手をのばして
わたしに林檎をくれました。
それは、薄紅の秋の実、りんご。
わたしは、初めて人を好きになりました。

わたしが思わずもらしたため息が
あなたの髪の毛にかかってゆれたとき
ああ、わたしは、今、恋の盃を君と酌み交わしていると
思えました。

林檎畑の樹の下にあるのは
わたしたちがここに通って歩き踏み固めた細い道。
「いったい誰が、道ができるほど踏み固めたのでしょうね」と
あなたは尋ねる。
あなたのそんなところがまた愛しい

この詩を中学(?高校)の授業で習ったときには、藤村の気持ちがさっぱりわからなかった。何言ってんだろって。今、読み直すと、この情景が目に浮かんでくる。あの頃は若すぎたっ!

から紅ちゃん。

植えた種は多分、全部同じ花が咲きそう。小ぶりで涼し気なこの朝顔をみて、「あぁ、だから ‘からくれない‘ って名前をつけたのか」って思った。

とにかく、日当たりがよくて地温が温かく保たれるところを。。。と。

かぼちゃと一緒に植えてみた子↑↑(笑)

ナスタチウムの隣にも。。。無理やり↓↓

朝、開き初めて、夕方にはもうしぼんじゃう。

久しぶりに涼し気な朝顔の姿を眺めながら、妙にノスタルジックになった。

小学校のころ、靴箱の横に並べたたくさんの植木鉢のひとつが私の朝顔だったなー。とか、子供の頃住んでいた小さな家の夏の日除けは、立てかけたスダレと朝顔だったなー。とか。その当時のなんともいえないけだるさとか、二つ割りのできるソーダ味のアイスの味とか、竹筒の凹みにかくれていたアマガエルのこととか、色々と思い出してしまった。

つるをどんどんどんどん伸ばしているんだけど… これってどこまで伸びていくんだろね… 困ったなー。

夏の朝は特別。

 

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