シャーマンにであった。【夢】

ちょっと久しぶりに、夢話。覚書き。さらっと流してください。

先週はほぼ毎晩、とても長い夢を見ていて、朝起きても寝た気がしなくて疲れていた。実際に「長い」のかどうかはよくわからないけれど、覚えている部分がずるずると話が続いていくタイプの夢。昨夜も長かった。全部はここには書かないけれど、最後の方がちょっと面白かったので書き留めておこ〜っと。

お題の通り、そう、シャーマンに会った。シャーマンと呼んでいいのかな。でも、それっぽい雰囲気のおばさんだったから。

私は8人ぐらいのグループで待合室で順番を待っていた。薄暗くて、空気の湿度と匂いが東南アジアか南米っぽかった。そこで一人ずつ、シャーマンに名前を呼ばれたら前に出て行って木の椅子に座る。別に、怖いとか不安とか、そういう気持ちは全くなしで、ただ、待っていた。「次、私の名前を呼んでくれないかな〜」って、そんなことだけをぼんやりと思っていた。私の隣には「三昧刈り(?)」くらいのショートヘアの男が座っていた。ひょっとすると、この人は私のパートナーかもしれない、とも思ったけれど、それはどうでもよかったん。

シャーマンが一人にかける時間は約45分〜1時間。裸電球が5つくらい灯る薄暗い部屋で、ただ待っていた。私の名前はまだ呼ばれない。隣の男もまだ呼ばれていない。男は30代半ばくらいかな。待ちくたびれて居眠りをしはじめて、私の肩に持たれてきた。別に、嫌じゃないけど、重たいじゃないか… と思って彼が持たれている方の肩に力をいれてみた。彼の三昧刈りの髪の毛が私のほっぺたに触れた。柔らかかった。その部屋で一番新鮮なモノは、この人の髪の毛じゃないだろうか、と思った。

そしてようやく私の名前が呼ばれた。

シャーマンの叔母さんは私の後ろに膝を立てて座った。シャーマンが何をしてくれるかというと、彼女は、人の潜在意識の中に眠っている感情や想いを「視覚化」することができるの。潜在意識だから、私自身うまく形にしてとらえられていない「もの」。それが、彼女には「見える」んだって。

私の背中に手をあてて、ぐぃ〜〜ぐぃ〜〜〜っと、ものすごい力でマッサージし始めた。背骨のあたりから外側へ。彼女の手のひらはとても熱い。背中からの圧力と熱が、心臓まで染みこんできた。そんなマッサージを30〜40分してくれる。

batik_shaman

ひととおりのマッサージが終わると、シャーマンはテーブルの上に敷かれていたキャンバスに向かって描き始めた。

彼女の技法は「バチック(ろう染)」に似ていた。ガラススティックを使って溶かした「ろう」を布に広げ、その上から色を置いていっているようだった。薄暗くてよく見えなかったけれど、明るい色だけは光っているようにきれいだった。

batik_shaman_my_image

こんな感じの。

彼女が描き終わったときに、隣に座っていた男が私のイメージを見て、「それ、どこで見たよ。誰かの絵にすごく似ている。」とつぶやいた。

すると同じ部屋にいた別の女性(友達のYちゃんだった)が、「私もそう思った。きっと、それって、キルケゴールじゃない?」

男:あぁ、そうだ。キルケゴールの作品にすごく似てる。君、どこで絵の勉強をしたの?

Yちゃんと男が絵の話で盛り上がっていた。

私:「誰、キルケゴールって? あ、そっか、Yちゃんは大学で美術史を勉強してたから、詳しいんだな。。。」

***

と、目が覚めた。

起きてからすぐに「キルケゴール」を検索してみた。

セーレン・キルケゴール(キェルケゴール)。デンマークの哲学者なんだそうな。実存主義の創始者なんだって。ふーん。画家じゃない。ざざっとキルケゴールの哲学の要約を読んでみたけれど。。。一体どうしてこんな哲学者の名前が私の夢に浮かび上がってきたんだろ。まったく思い当たらない。

キルケゴールのウィキのページを閉じようとした時、はっと目についたの。

彼の誕生日、私と一緒。 私よりも160年前に生まれたひと。11月11日に42歳で亡くなったんだって。

ふーん。

変でしょ? ちょっと不思議でしょ??

 

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