相方と私、2週間のうちにそれぞれ約680枚の写真を撮った。ざくざくとボツなものを削除しても、かなり残った。そうして撮った写真を眺めながら「好きだなぁ、イタリア」とつぶやく私。今回が2度目だし、旅行者・観光客の表面的なイタリアしか知らないんだろうと思う。お友達の話を聞いていると厳しい面も問題もたくさんかかえている国。でも、しみじみと、好きだなぁって思うのです。
今回は、私たち二人とも、前回よりもずっとずっとリラックスしていたと思う。ほんの少し言葉がわかるのと、イタリアのはちゃめちゃさの洗礼を前回すでに受けていたというので、じっくりと楽しめた気もする。今回も、きちんと予定を立てずにとりあえずローマの友達のところになだれ込んだ私たち… いえね、計画はしていたんだけど、フランスから相方とマシモの旧友が来るかもしれないとかなんだとかで、その計画もぐらぐらと崩れまして、結局、フィレンツェに3泊4日、そのあとはマシモたちにすっかりお世話になっちゃいました。
イタリアが好きでとっても楽しいのは、もちろん食べ物がおいしいから。
とてもシンプルなのに、こんなに美味しい。量ではなくて味でお腹と心が満たされる。
街をあてもなくぶらぶらと歩くのも大好き。どの道を歩いても、何かが起こっているから。
角を曲がるたびに新しい発見があるから。生活の匂いが溢れているから。
過去の大都市が生きている。
どこかに腰掛けて、2000年以上の昔の街の様子を思い浮かべるのが楽しい。前回、ローマを含めヨーロッパの歴史を殆ど知らずにイタリアにやってきた。今回はほんの少〜しだけ予習をしてきた。それでもまだまだ何にも知らない自分。歴史や美術史や逸話などに詳しい人たちがとってもとっても羨ましくなる。
そして、なにより、私たちのイタリアでの時間を特別なものにしてくれたのは、マシモとフランチェスカとカテリナ。
「君たちは家族みたいだから」って言って。本当に家族といるように心地良くて温かくて。また、今回もおんぶにだっこでお世話になりました。彼らがいるから、私たちの思い出に何層ものレイヤーができた。
どうもありがとう〜。
少しずつ振り返りながらアップしますね♪
*Note:写真の上でクリックすると写真が大きくなるよ。写真の外側でもう一度クリックすると閉じます。もしよければ試してみてね☆