大原。三千院。

さて♪

少しずつ、少しだけ、日本滞在中の出来事を記録してみまーす。長いのでさらりとスルーしてねー。

二週間のあいだに予定のない日は一日もなかった。実家にたどり着いたのが夜九時半頃かなぁ。軽く、お母さんのお好み焼きを食べて、爆睡。

翌日は、とりあえず眼鏡市場で遠近両用メガネを作っておいた。出来上がるのに10日ほどかかるもんね。

そして、二日目には京都の友だちFちゃんに「大原」に連れて行ってもらった☆ 初めての大原。よく耳にしてきた憧れの大原。

その大原に向かう前に、Fちゃんのお勤め先のパン屋さん「ル・プチメック」に立ち寄ってくれた!!わーい♡

あぁ、この話を始めるとまた長くなるんだけど。。。美味しいのっ!もしお近くに支店があるなら、寄ってみてー!シンプルなたまごサンドなんてね、ふんわふわで、ほっぺが落ちます。ここでお昼用のサンドイッチなどを買って(もらって、ありがとう、Fちゃん)から出発!

三千院から少し離れた朝の市(?だったかな)に駐車して、ゆっくりと景色を見ながら歩いた。

この風景。稲穂だ♡

なだらかなお山に囲まれたこの風景がとっても美しくて、ほっとした。

日本のお山だなぁと思う。夏の盛りにここに立ったら、どれほどの蝉の声に包まれるのだろう。

5年ぶりの再会で、募る話もあって、風景もみたいし話も聞きたいし。

落ち着くのですね。やっぱり。緑に囲まれると。

この日は平日だったのもあるけれど、本当にひとが少なくてラッキー☆ってFちゃんも言ってた。人人人ではなかった分、そこにあるものの「佇まい」を感じることができた。

三千院にはお地蔵さんがいる。あちらに、こちらに。まだ紅葉は始まっていなくて、緑のトンネルも心地よかった。これが全て秋の色に変わるころもきれいだろうなぁ。樹々が枝だけになった冬もきれいなんじゃないかなぁ。

Fちゃんとのおしゃべりに夢中になっていたせいで、メインの「三千院」を通り越して一番奥の小さなお寺まで行ってしまった。「ここが三千院?」って私が聞くと「これは違う、三千院はこんなのじゃない」っていうFちゃん。受付のひとに聞くと「来た道を戻って左側に階段が見えるからそこを登って。」って。

そうしてまたおしゃべりしながら引き返していると、向こうに若い外国人夫婦が見えた。パパが赤ちゃんを抱っこして、ママが乳母車を押して。

「今日みたいな人の少ない日に観光できる外国人は幸せだなぁ」、なんて思いながらその夫婦を眺めた。

会釈をして目があったとき。

そのパパがですね。

そう、そのパパが!

7,8年ほど前まで一緒に仕事をしていた(彼はパートの学生さん)「ジョン」だった!!!

↓↓↓証拠写真。

うぎゃーーーーっっっ!!!!

って。二人して叫んだ! 足踏みして、うぎゃーーーーっっ、なっ、なっ、なんでここにいるわけ?!?!って。

赤ちゃん、大泣き。ママが抱っこして立ち去る(笑。ごめんね)

Fちゃんも大笑い。冗談だと思って。

だって、この確率。Of ALL the places we could be, Right here, Right at this moment!

いやぁ、笑った笑った。

わたしとFちゃんがよ、たとえば、あと10分長くパン屋にいたら、三千院を見過ごさずにそのまま入っていたら、会わなかったんやもんね。こんなこともあるんやねー☆ 彼と奥さんはコロナの前に結婚して、二人で日本と韓国をゆっくり旅する予定だったんだって。それがコロナになり、その間に子供が生まれ、コロナが開けてから子連れで予定を組み直してやってきたんだそうな。あぁ〜、びっくりした〜☆

気を落ち着けて、メインの三千院へ。ジョンも、色々と見て回った中で、「ぼくは三千院がすごく好きだよ」って言ってた。

これはなんていう花?

暑くもなく涼しくもなく、ちょうどよい日。

こうして写真を振り返って見てみても、自分がここにいたっていう実感がない。こういう場所に、一度正座して座って、一休みでもすればよかったかな、って今思う。次はそうしてみよう。

自然な装いにに整えられたお庭。

見かけたのは「中国人」の観光客ばかりだった。男の子の方がスマホを取り付けたセルフィースティックを操りながら、すっかり自分の世界に浸っている彼女を録画している、という若い二人連れたち。ああいう「うふふん」なポーズは、日本人はしないのですぐにわかる。中には「一体どこで借りてきた衣装なん?」っていうのをひらひらさせて歩いている女子もいた↓↓

気持ちがすぅっとする緑の風景。良いお天気で楽しめた。

敷き詰められた苔を見てほっとするのって、お国変わらずみんな同じかな。

今回はミラーレスカメラを持たず、iPhoneのみ。こういう緑の風景を切り取るときには、やっぱりカメラのほうがいいなぁと思った。心地よさ、伝わるかな。

Fちゃんと、プチメックのパンをかじりながらお昼をして、たくさん話をした。聞かせてもらった。私たちの年齢になると、一節ついたというか、振り返ってみても「一つまとまった時代のようなもの」があるような気がする。今回は懐かしい友人にも何人か会うことができて、みんな子育ても一段落ついての「振り返り」みたいな。私は子供を育てていないものの、50は節目だなぁって。その節目に帰国できてよかった。

Fちゃんは、どんなときでも溢れる笑顔がきらきらしているひとです。ここで写真をシェアできないのがもったいないほど。

Fちゃん、大原に連れて行ってくれて、ありがとう♡ 本当に楽しかった〜!美味しかった〜!

元気でいようね!で、次回は「鞍馬」に行こう!笑。前回も今回も行けなかったもんね〜。

「大原。三千院。」への10件のフィードバック

  1. Papricaさん おかえりなさい!楽しく充実した日々を過ごされて何よりでした。美しい京都、お友達との溢れるおしゃべり、そして凄ーい偶然!その昔私も京都で中学時代の友人とばったりしたことがあったけど、それとは比べ物にならない確率ですね⭐︎旅だよりの続きも楽しみにしています♡ このお花は秋海棠だと思います。実家の庭にあって父が愛でていたなぁ。。

    1. Yuriさん、ただいま!
      普段はとても「uneventful」な日々を送っているので、この二週間は目が回るような忙しさと楽しさでした!
      Yuriさんも京都で「ばったり☆」を経験されているのですね〜。京都はそういう場所なのかもしれませんねっ。私はびっくりしすぎて笑いが止まりませんでしたー。
      秋海棠! 今検索してみましたっ。それですそれ! 可愛らしいですね〜。こちらでは見たことがない花で、三千院のお庭にとても合っていました♪
      p.s. またリンゴを食べるの手伝ってください〜。今年はあんまり甘くないかも、、、ですが。

  2. ふっふっふ~
    文字から うれしさ 楽しさがあふれ出てますねえ(笑)

    お顔に落書きされているけれど
    papricaさんの お姿が拝見できて 良かったです。
    ホントに そんな楽しい偶然ってあるのですねえ。

    テレビドラマなどでは
    ああ~すれ違ってしまったぁ~とかいう場面があるけれど
    実際にも もう少しで出会えたとか
    出会えなかったとかいう ことがあるのでしょうね。

    京都~大原~三千院
    私も何度か訪れましたが
    静かで 趣のあるエリアですね。

    1. nonさん、こんばんは!
      溢れ出ていましたか? あははっ。楽しかったです!
      家族写真とか、みんないい顔しているのもあって、載せちゃおうかなーって思ったりもするのですが。この時代(?)、はっきり顔出しには抵抗があるんですよねー。

      本当に。自分から数メートル離れたところにカメラマンがついていて、ずっと撮影していたら、、、今までにだって「後少しですれ違っていた」っていうことも記録されているかもしれません。気づかないだけで!
      ジョンとは正面からばったり!だったので、見逃せませんでしたっ。笑。
      三千院、またいつか訪れてみたいです。ゆったりとしていて、緑が本当にきれいなところでした☆

  3. Johnとのびっくり再会、こんなこともあるのね。What are you doing here?って互いに叫んだのかな? フフフ

    1. Cecileさん、こんばんは♪
      そうです、そのとおりですー! What are you doing here??? whaaaatttt???? を連呼し合いましたっ。笑。赤ちゃん、大泣きさせちゃって。。。
      こんなこともあるんですね〜♪

  4. 美しい季節に帰国なさいましたね。
    おかえりなさい。
    光の度合いなのか、何を写していても、日本での写真だということがわかるのっておもしろいと思います。
    思わぬところで知人と出会うことの不思議さ。
    なにかわたしたちの知らないところで企みがあるのではないかと思うほど。
    そういうひととは、ただならぬご縁があるということでしょうか。

    わたしがいちばん落ち着くのは、その時に定住としている家です。
    夫が待っていていてくれるところ。
    待っていてくれるひとがいるというのはありがたいです。

    1. もめんさん、おはようございます!
      最高の季節、でした♪ 私が帰国する数日前までは、まだ30度近い気温だったのに、滞在中はずっと23〜25度あたりで過ごしやすかったんですよ。
      紅葉にはまだ少し早かったのですが、光は秋に向かっていました☆

      私たちの知らないところで予定されていること、絶対にありますよね!魔法の粉をふりかけたような感じです。
      ジョンとのばったりは、お互いに本当にびっくりして、大笑いして大騒ぎして、何かが吹っ飛んだ気がしました。笑。

      そうですよね、今定住している場所。ここが私のスペース。心と体が休まるところです。
      それに、待ってくれているひと・犬がいるということのありがたさ。確かに感じました!

  5. Papricaさん、日本の滞在、とても楽しい時間だったようですね。
    日本から帰国したときの「変な感じ」、海外で長く生活しているからこその感覚なんだろうなぁと、わたしは感じたことないその感覚を感じてみたくなりました。あと、雑踏の中を行く人々に、その人達にもそれぞれ生活があると思うと不思議な気持ちになるっていうのもね、以前にアメリカ人の同僚と街を歩いているときに同じようなことを言われたことがあって、わたしはそんなふうに感じたことがない(それは当たり前のように感じる)ので、それってどこから生まれる感覚なんだろう?って長年思ってるんだ。海外生活と関係あるのかしら。
    そういえば、「こんなところで!」のジョンさんとの再会もすごいけど、前にイギリス人の同僚が「ランチに出たら地元の幼馴染に声をかけられた・・・!」と驚いていたことがあって、動き回る人にとって地球は狭いのかもなぁ、なんて思っています。
    あ、ル・プチメックは東京にもあって、わたしも2本の指に入る大好きなパン屋さんです♪

    1. Umiさん、こんばんは!
      5年ぶりの帰国だったからねぇー、準備段階から気合いも入っていたし、日本に着いてからは「持っているものを全部出し切って(?)楽しんだ」感じ。笑。
      私よりも前に、久しぶりに帰国した日本人の友達も、同じように「変な」感覚がしばらく続くって言ってたよ。住んでいる国を出て初めて見えてくるもの、ってあるでしょ?同じように、以前に住んでいた母国に戻って、その中に立ったときに初めて感じる「ずれ」のようなものがあるんじゃないかなー。Umiさんのアメリカ人の同僚も同じように感じたっていうの、興味深い!

      イギリス人の同僚さんは、イギリスの地元の幼馴染にばったり?だったの???それもすごいっ! 私たちだって、幼馴染とどこかですれ違ってるかもしれないけれど、今会ってもわからなくなってしまっているかも。笑。

      おーー!Umiさんの「(5本じゃなくて)2本」の指に入るル・プチメック!もう一つの指はどこのパン屋さんなんだろうー?! 日本のパン屋さん、頑張ってるよね!

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