「生きているあいだにポイントを集める」話

友だちから面白い話を聞いた。

ちょっと不思議な世界の話なんだけど、すとーんと腑に落ちた感があったので、みなさん、聞いてっ!

それは「臨死体験をした人の話」でね、そのひとは、大勢の人たちがあの世に行く前に、長~い行列に並んでいるのを見たんだって。

そこで何をしていたかというと。

ひとりひとり手に持っている紙をチェックしてもらい、「ポイント」もらってたんだって。そのポイントの数がみんな違っていて、死後の世界で使うことのできるものなんだそうな。

それが何のポイントかというと。

生きているときの行いによってもらえるもの、だからひとりひとり違うんだって。

ココは友人の話の引用:

普通だったら、「善行を重ねた人が良いところへ行ける」と思うでしょ?
でも、「何が良いことか」っていうのは、時代によって変わっていくでしょ?
なんなら戦争が正義だった時代もある。
だから、「良いこと」ではポイントが加算されないんだって。

じゃあ、何でポイントが加算されるかと言うと

新しい経験

なんだって!!

おおおおおーーー!

それはなんでもいいみたい。
新しい国に行くとか、新しい仕事に就くとか、結婚をする・離婚をする、というような大きなものだけじゃなくて、
普段の生活の中の小さな経験も含めて。例えば、いつもと違う道を通ってみるとか、新しい料理に挑戦してみる、いつも歩くところをスキップしてみる、髪型をがらりと変えてみる、新しい花の種を撒いてみるとか。
ちょっとしたことでいいんだって。

ココも友人の話の引用:

確かに、この世界に人間は「経験」をするために生まれてきたって聞いたことがある。
あの世では肉体がないので、「経験」が出来ないからって。

だから、とにかくどんなことでもいいので、新しい経験をすることがいいんだって!

なんだかね、おおお〜〜〜〜っ、なるほどなぁ!って感心してしまった。

子供の頃、みんな一度は「そんなことしたらバチがあたるで」とか「嘘ばっかりついてたら閻魔さんに舌ぬかれるで」とか「◯◯さんはみんなに親切やったから、亡くなったあともええとこ行きはったわ。」とか、言われたり、聞いたことがあるよね?

良い・悪いのモノサシではなく、この世界に存在している間に「なにか新しいことを試してみる」ということが「ポイント」につながる、それが生きていることの意味でもあるのかなぁ〜って。とても新鮮な視点で、腑に落ちた。

私の年齢にもなると、毎日が同じようなことの繰り返しで、楽なことに甘んじてしまったりする。年齢に応じて直面したりかぶさってくる「チャレンジ」はあるけれど。きっとそのチャレンジも「新しいこと」なんだろね。

ちょっと新しいことをしてポイント稼いでおきますかね、って。毎日なにか一つ、小さなことでいいので、新しいことをしてみる、いつもとは違うやり方でやってみる、考えてみる、っていうのも、ちょっと楽しいかも。

みなさん、どう思います? 笑。

「「生きているあいだにポイントを集める」話」への14件のフィードバック

  1. へぇぇ~。
    実は、ちょうど、この年齢にして未経験分野のアルバイトを始めるところでね。
    最近も、「やっぱり考えるのとやるのと大違い」って感じた経験があってね。
    新しい経験がポイントになるならうれしい。
    でも、例えば、やったことないから万引きしてみようなんて、ポイントになるとは思えないな…時代が変わったって普遍的にしない方がいいこともあるよね。臨死体験した人が垣間見たものだから、本当はそこには「新しい経験」以外にルールがあったかもなぁ……。経験をすることよりも、経験したことでどれほどものの見方を広げられるか、が大切な気がするなぁ。などと、早朝からしみじみ考えさせられました。

    1. Umiさん、こんばんは!
      へぇぇ〜っ、未経験分野のバイト!!すごいなぁ♪ 
      年齢を重ねるに連れて、やって見る前に「考えすぎて」しまって、結局「やーめた」ってなることが増えてくるように思う。私の場合はそうかなぁ。未知の世界に飛び込んでいくUmiさん、素晴らしいな。
      そうよねぇ、やったこと無いから「万引きしてみた」というのが、そのままポイントに繋がるようには思えないかな。でも万引きして、その先に何か発見があるかもしれない。
      こんなところで言うのもなんだけど、私、10歳くらいのころにね、近所の野良猫(デブのキジトラだった)のヒゲをばしっとハサミで切ったことがあるんよね。路地裏におびき寄せて、ひっ捕まえて、オレンジのハサミでじょきっと。ひどいでしょ?
      何故そんなことをしたかというと、そいつが私が大好きだったカナリヤを食べたから。その日は良いお天気で、少し外の風を感じさせてあげようって、父が(多分)物干し竿のところに鳥かごをひっかけてあげたのね。すごくきれいな歌声で歌う鳥だった。 でね。私、目撃してしまったんよね。キジトラがかっさらっていったの。黄色い羽がいっぱい飛び散ってた。
      猫のヒゲを切るなんてことをしたら、きっといつかバチが当たると思いながら切ったの、覚えてるよー。それでもそのときはカナリヤのために私ができること、だったんよねぇ。これがポイントにつながるかどうかは知らないけど!

      今日の新しいこと:タマヌオイルというのを顔につけてみたよ!笑

  2. 万引き(笑)。わたしはやったことありますが。(安心してください。見つけてくれた近所のお姉さんに促されて返しに行きました)たしかに、この世で罪に問われることでも新しいことはたくさんありますよね。
    って、そんな屁理屈言ってないで、新しいことにチャレンジしろ! comfort zoneを出ろって話ですね? わたしはどんな形であれ、死後にまた生があると困るなあと考えるタイプですが、この世に生きている限り新しい経験をすべきというのは賛成です。なんだかんだ、小さくまとまろうとしちゃいますからね。自分に刺激を与えるような新体験をしたいなあ。

    1. 砂漠人さん、こんばんはー!
      万引きやったことあるのー!? 返すように促してくれたお姉さんとの出会いが「ポイント」ですね!
      そうそう、コンフォートゾーンから一歩出る。それは大きなポイントにつながるでしょうねっ☆ 私なんて、コンフォートゾーンの境界線あたりでいじいじするタイプです。
      砂漠人さんはここまでの人生で、か・な・りの量のぽいんとを稼いできたでしょうっ!!イランでの生活なんて、毎日ポイント稼ぎまくりだったじゃないですかっ。笑。
      今だって、ほら、サワードゥパン作りを極められたり、荒れ地を開拓して野菜を育てたり、砂漠人さんからのブログからもらう刺激は多いですよー!

  3. 面白い話ですね。何か新しい事をするのは私ぐらいの年齢になれば脳活にいそうで、ボケ防止には良いと聞きますね。旅に出て、見知らぬ土地を訪れたりするのもそれですね。引っ越し続きで住む環境が変わり、ポイントが随分貯まったかもしれません 毎日ちょっとした変化にチャレンジするというのはいいアイデアですね。私もやってみよう。

    1. Miekoさん、こんばんは!
      Miekoさんは私の知っているブログのお友だちの中でも、かなりのアドベンチャーさんです!ポイント稼がれてるっ☆ キャンパーで旅をされたり生活されたり、今は素敵なお家でのプロジェクトがラインナップ! いやぁ、ほんと、Miekoさんのフットワークの軽さと行動力は素晴らしいっていつも思っています。
      私も、小さいことでもいいからちょっと新しいことを試していこうって思いました。新しいことをすると、新しい感情が生まれたり発見があったり、そう、脳活になるんでしょうねっ☆ 

  4. 神様は自分にできない体験をするために、自分の分身として人間を作ったという話を聞いたことがあります。
    とすれば新しい経験をするのがポイントアップ↑↑↑のコツ(?!)というのは、頷けますね!

    私、ネットで買い物をする時に地道にポイ活しているんですが、人生もポイ活だったなんて、ちょっと笑えます。
    確かに万引きはどうなのかな??
    貰ったポイントを取り上げられたりするんじゃないかな?!

    1. なな艸さん、こんばんは!
      なるほど〜。カミサマの分身。
      私、ときどき、ぼーーーっとしてゾーンアウト(?)すると、肉体が「借り物」のような感覚になることがあるんですけど、この借り物の肉体を利用して新しいコトに挑戦していかないといけませんねー。ポイント稼がないと(笑)

      人生のポイ活!面白い。同僚にこの話をすると、「僕はクーポンを使うのが得意だから、クーポンでポイント2倍ゲットできてしまうかも」なんてことを言ってました。
      なかなか面白い視点・発想で、私もハッとして考えさせられましたー☆

  5. おぉ、すごいエピソードを教えてくれてありがとう。我慢できず更にコメント。
    最初、「えっ、ヒゲを切った⁉」と思ってしまったけど、理由を読んで納得したよ。
    それはそれは悲しくて、復讐したくなって当然だと思うし、よくヒゲだけで済んだなと思ってしまった。バチが当たると思いながら、それでもせずにいられなかったんだね。
    昨夜ちょうど、息子が寝る前に、「もし悪い人が来て、そーちゃんのことを殺したら、その人の目を100回殴るのは悪いこと?」って聞くので、「いくら大切なペットを殺されても、人間にそんなことをしたら、あなたが悪いことをしたということになるよ」と言った後に、「でもママは、もし誰かがそーちゃんや他の猫を殺したりしたら、その人の目を1000回殴る」って言ったところでした。笑

    新しい経験、例えばベッドで寝たきりの人は新しい場所に行けないし、なにかされる、してもらうばかりで、自分で選んでなにかをするなんてできないかもしれない。でも、毎日は確かにこれまでと違う新しい1日で、どんな小さなことでも、なにかに気がつくことが出来たなら、それは新しい経験と言ってもいいんじゃないかなーと思いました。でも、動けるうちはいろんなことを経験しておきたいよね。わたしは今日、初めて一人で捕獲器を使って慣れていない猫を捕まえました。って書くと物騒だね。保護のためです。笑 

    1. Umiさん、こんばんは♪
      あははっ、我慢できずにコメントをありがとう〜。嬉しいです。
      息子さんの素朴な疑問と、Umiさんママの答え、子供のいない私にとってはとても新鮮で微笑ましい♪ 私だったらなんて答えるんだろうってしばらく考えてしまった。
      で、きっと、Umiさんと同じように、「そういうことがあったらお母さんに言いなさい。母さんが代わりに1000回殴りに行くから」って答えるかな〜。笑。

      本当、どんなに小さくてもいいしどんなかたちでもいい。新しいことを「する」だけじゃなくて、「気づく」「考える」も良しだと思うなぁ。
      捕獲器で猫を捕まえたの?! すごっ! 街中ハンターUmiさん、だねっ。保護のためのねっ☆

  6. とても面白い! と思いました。それに、皆さんのコメントも面白いです。Confort zoneを出る、ふむふむなるほど。脳活に良い、なるほどなるほど。
    確かに善悪の判断は難しいし、妙に説得力があって、人にやる気を起こさせてくれる素敵な発想だと思いました。

    1. ボーダさん、こんばんは!
      面白いですよね!視点がとても新鮮だと思いましたー。そして、そう言われてみると、なるほどなぁって妙に納得してしまいます。
      ボーダさんは若い頃から新しい経験をたくさんしてこられたし、今だってお仕事ではチャレンジングなことに直面することも多く、レジャータイムにも新しいお料理を試されたりしているし、ポイント数すごいですよっ☆ ポイントの数って、ひととしての柔軟性や豊かさを表すような気がします♪

  7. これは面白い発想だわ~。そして皆さんのコメントも。ポイ活って言うんですね。笑。
    脳科学者によると「苦しい事や悲しい事は深く残り、楽しい事や嬉しい経験は早く消え去ってしまうので何度も経験することが大切」そう。それは身近な事、温かいコーヒーマグを持ってホッとする、眩しい青空に元気をもらう等々。
    この記事を読み「新しい経験」というのにも大いに納得。更にクーポンを使ってね、フフフ。

    1. Cecileさん、こんばんは♪
      皆さんのコメントも面白いですよね〜。ほーんと、ブログのお友だちがみんなで集まることができたら、面白い会話が始まるんだろうなぁって思います☆
      どうして苦しいことや悲しいことは、脳に深く残るんでしょう。次に同じような経験をしないように、っていうセイフティ機能でしょうか。
      身の回りにある小さなハピネスに気づくことって大切ですよね。
      今日もさっき、「何か新しいことしたかなぁ。。。今日は。。。。」と振り返って考えていたところでした。
      新しいこと、でもないんですけど。。。窓を洗いましたっ! 笑。

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