結局、雨がたくさん降ったしっとり三連休。
晴れの日続きの後の雨は、気持ちも落ち着いて良いもの。でもコレが何日も何週間も続くと、気が滅入るねぇ、と相方と話していた。ま、それがビクトリアの冬で、わかっていても愚痴っちゃう。カリフォルニアで育った相方は「お日様が恋しいなぁ」と。
今日は感謝祭の日。気持だけでも、と、朝から「パンプキン・シフォンパイ」を焼いたヨ♪ コレは相方のイギリス方のおばあちゃんのレシピなんだそうで、感謝祭の日(アメリカでは11月)のデザートというとこのパイだったんだって。シフォンパイ、という名前の通り、普通のパンプキンパイよりも口当たりが軽くて美味しいよー。レシピを紹介しちゃおう。
おばあちゃんのパンプキン・シフォンパイ
材料(1C=250cc)
- パンプキン(裏ごししたの、缶詰OK) 3/4 C
- ブラウンシュガー 1/4 C
- 牛乳(豆乳で代用OK) 1/2 C
- モラッセス(必須) 大さじ2
- バター 大さじ1
- ジンジャーパウダー 小さじ半
- シナモン(粉) 小さじ半
- ナツメグ 小さじ 1/8
- 卵 3個 (黄身と白身を分ける)
- 砂糖 1/4 C
- パイ生地 (前日に作っておいた)
- 最初の8つの材料と卵の黄身だけをお鍋に入れ、弱火にかける(直火ではなくて湯煎にかけるのがベストらしい。私は直火・弱火でしました)。15分ほど混ぜながらゆっくりと火を通す。
- 卵白を角がたつまで泡立てる。その中に白い砂糖を1/4 C 混ぜ入れる。
- かぼちゃのミックスが十分に冷めたところに、泡立てた卵白を軽く折りたたむように混ぜ入れていく。
- パイ生地を9インチ型(22cm)に伸ばし、かぼちゃミックスを入れる。
- 176度(350F)に暖めておいたオーブンに入れる。約30分〜35分。中央を指で触ってぷるんとしていたらオッケー。
簡単でしょー? 甘すぎず、ふんわりと口当たりもいいよ☆ カナダに来た当時はパンプキンパイってあまり好きではなかったのだけど、コレはとても美味しい。おばあちゃんの、そのまたおばあちゃんから譲られたレシピなのかもね、って相方が言っていた。
温めた豆乳や豆乳をいれたほうじ茶ラテなんかと一緒に食べるのが好きですー。
パンプキンのオレンジと、もうひとつのオレンジ色。土曜日のファーマーズマーケットで見つけた「シャントレル」。大好き〜。
きのこ売りの兄ちゃんに、「ねえ、これ、自分で集めてきたの? どこの山に行ったわけ?」と聞くと、「そんなこと言えないよ。企業秘密。」だって。ま、そりゃそうだわね。私がビクトリアに越してきた当時は、相方の友人の山男さんとちょいと山に入ったら見つかったシャントレルや松茸。最近はそんなに簡単には見つからないらしい。お兄ちゃんの話では、2年前はきのこが豊作だったんだって。今年はそこそこ。こうして季節の味を楽しめるのって幸せなことです。
さてと、また一週間(でもお仕事は4日だけ〜)、元気に笑顔でがんばろー。風邪が流行ってます。皆さんも風邪予防をしっかりと!
日本でも
この時期は
かぼちゃの入ったお菓子が
たくさん出回っています。
夏の間は品切れ状態だった かぼちゃも
いろんな種類のが並んでいます。
おいしそうなパイですね~(^^)/
私は 昨日 かぼちゃプリンを食べました。
それから スーパーで売っている 焼き芋も~
これがとってもおいしいのですよ。
一人分位のサイズに 分割しているので
買いやすいです。
nonさん、こんばんわ♪
そう、日本では、かぼちゃ、栗、さつまいものお菓子が充実してますよね。私も大好きです。
カナダではみかけません。 …自分で作らなきゃありつけない… かぼちゃだって、やっぱり日本のものはホクホクして美味しいですもんね♪
シフォンパイは大好きです。普通のパンプキンパイは少し重たく、口の中でもたつく感じがするのですが、シフォンパイにするとそれがありません。
焼き栗、焼き芋、大好きです!上海に住んでいたときは、秋になると焼き芋が主食、焼き栗がおやつでしたよ〜。太る太る。。。
日本のスーパーは便利ですよね。少人数分のお惣菜なんかも羨ましいです。
おばあちゃんの貴重なレシピ公開どうもありがとう。
美味しそう、作ってみるね。
私もね、昨日マルシェのいつもの野菜売りの兄ちゃんのところに
栗が山盛りになっていたから、どこの森で採って来たの と聞いたら笑ってごまかされた。そりゃ、そうよね。。
で、買わなかった(笑)
poteriさん、こんにちわ。
うん、是非試してみてくださいね♪ poteriさんは小麦粉を使わないから、いつも作られているタルトの様な生地でも大丈夫だと思いますー。
そちらは栗のシーズンなんだ~。いいなっ。笑ってごまかされて「買わなかった」poteriさん、なんだかいじらしいです(笑)
そうそう、この間の米粉のブラウニーもとっても美味しそうでした☆
感謝祭独特のお菓子が、それぞれの地方にあるんですね。10月のお祝いには、ハロウィンにしても感謝祭にしてもカボチャを何らかの形に使うのは、昔の人が季節にあるものを使って祝った名残、伝統だろうかと興味深いです。イタリアではカボチャはあまりお菓子には使わないので、日本や欧米には多いと知ってびっくりです。確かにカボチャは甘いですよね。レシピ、スパイスがたっぷり効いていておいしそうですね。相方さんの家の伝統のレシピで朝からパイを焼かれるのもすてきです。
こちらではロマーニャ地方で、カボチャとアマレッティというビスケットを砕いたものが中に入ったラヴィオリが名物料理になっています。ロマーニャの友人たちの大好物なのですが、夫やわたしの口には、塩気のある料理としてはあまりにも甘いので困惑してしまいます。逆にデザートだと開き直って食べたらおいしいような気も。
なおこさん、こんにちわ!
感謝祭、というと大抵パンプキンパイですね。イタリアでも感謝祭ってあるのでしょうか?収穫祭、みたいなもの。
実は去年のハロウィンはローマの友人たちと小さな村で過ごしたのですが、ちゃんとかぼちゃのランタン作ったり、ハロウィンのパーティーがあったので驚きました。こちらのよりもずっと手作り感にあふれていて、びっくりしましたよ。その時に、焼き栗をたっっくさん食べさせてもらいましたー。カナダでは栗はチャイナタウンでしか見かけないので、テンション上がりました。
ロマーニャ地方、いつか秋に訪れたいです!美味しいものがあふれていますよねっ。あぁ。。。とってもうらやましい。
かぼちゃとアマレッティ… 本当、それってデザートになりますね。それにソースがかかったりするのでしょうか? それともシンプルにバターとセージソースかな。かぼちゃのニョッキは以前に作ったことがあるんですが、それよりも甘そうですネ。
秋の味覚、十分に楽しんでくださいね~。