お正月に見たおうち映画は「Cloud Atras・クラウドアトラス」。David Mitchel の小説(「Cloud Atlas」)が、マトリックスで有名なウォシャウスキー監督(兄弟だったんだけど、一人が女性に性転換したのでウォシャウスキー姉弟です)によって映画化されたのが去年の秋だったかな。話題にはなった割には「受け」が悪かったようで、映画館からとっとと消えてしまった一本でした。
日本では今年3月の上映予定なので、細かな内容はネタバレになるので言わないけど。すんごい簡単にいうと、「過去・現在・未来を通して、全ては繋がっているんだ」っていうテーマ。一人のひとが、過去にとった行動が波紋のように未来の人間(生まれ変わった自分?かな?)に与える影響とその意味、みたいなものが6つの絡まりあったストーリーの中で描写されています。コンセプト的にはオモシロイ。
相方は本をキンドルにダウンロードして読んだあと、「やたら長いし妙にややこしい部分があるね」って言っていた。映画は約3時間。最初の1時間ほどは、私にはちんぷんかんぷんでした。誰が誰で、誰とどう繋がっているのかが分かんなくて困ってしまった。相方に説明してもらわなかったら苦しかった。でも、半分くらい過ぎたところで「ははぁ〜ん♪」とつかめてくる。見るなら本を読んでからの方がいいかもしれないネ(まだ洋書しかでてないみたいです→☆Cloud Atlas 洋書 ・Cloud AtlasKindle版)
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全部通してみてみると、悪くはなかったよ。ただ、キャスティングに納得のいかない部分がありました。相方は「映画のほうが興味深いかもね」って言ってたよ。
過去から未来へ話が行ったり来たりする中で、一人の俳優が白人を演じたり、黒人になったり、未来ではアジア人だったり、するのです。それがね〜、ちょっとね〜。
その一例「Hugo Weaving」(マトリックスのAgent Smith)。
彼は何度生まれ変わっても悪人だった。気になるのがさー、左下のバージョン。これ…ヒューゴのアジア人バージョン。無理がある… なんかさぁ、アジア人ヒューゴの方が、悪魔のヒューゴ(右下)よりも宇宙人っぽくて怖いよね。
それから、この彼も(↓)。
彼は数世紀通して善人。生まれ変わった未来では「アジア人」。やっぱり「変」。私は相方に教えてもらうまで、未来では男性が黒髪で、半分エイリアンか何かで爬虫類みたいな顔になっているのだと思っていたよ。白人から見たアジア人の顔を総合するとこうなるのかー?
気合を入れて見ると、なかなかオモシロイです。
*おまけ*
今夜の夕食「年越してからのお蕎麦」…と、気持ちだけ「お餅」ものっけてみた(見える?)やれやれ、これで新年を迎えた気分になりました☆
あけましておめでとうございます。クラウドアトラス、面白そうですね。
しかし、Agent Smith のアジア人無理がありすぎる(笑)
スター・トレックに出てきそうですw