2月も今日で終わり。気候がどうであれ、「3月」には春の響きがある。寒くったって、3月になったら暗い色のセーターは片付けてしまいたい。
春を迎えるわくわく気分にぴったりの青い空。光はまだ柔らかいけれど、ほんのりと暖かくて、思わず上を向いて眼を閉じてしまう。
キャンパスを歩きながら「う〜ん、春っ!」とつぶやいてみた。
金曜の夕方の散歩は、一週間分の「色々」をときほぐす散歩。いいお天気だったのでのんびりゆっくり歩きました。
最近になって、とても頻繁にカメラのレンズの仕組みについて考える。私は3年ちょっと前に買った「Lumix GF2」を使っていて、このカメラにもずいぶんとお世話になっている。カメラを買ったときには二つのキットレンズが付いてきた。一つはパンケーキレンズ(14mm/F2.5)でもう一つはズーム(14-42mm/f3.5-5.6)。「二つも付いてきた、わ〜い」って思っただけで、本当につい最近までレンズのことを全く理解していなかった。実際に9割型、「小さいから」という理由だけで、どんなシチュエーションでもパンケーキレンズばかりを使ってた。
で、相方の古いキャノンのとっても重たいレンズ 100-200mm(←今は使ってないモノ)を手にとって、「このレンズを通してみたらどんな風景が見えるんだろう」と思い、 それで初めてレンズについている「mm」とか「F」の意味することを探り始めたのでした。あはは、遅すぎる?
レンズの事をまったく分かっていないくせに、「まずは形から〜。別のレンズを一本買ってみようかなぁ」という自分と、「分かってから買いなさい」っていう自分がいる。で、分からないのに選ぼうとする場合、一体何を頼りに選べばいいんだろう…と考えた。で、他の人の写真を色々と見ていて、自分は一体どういう写真に惹かれるのか、と思い起こしてみて。。。
ふむ。わからない。
色んな写真を見るのが好きだから、わからない。ただ、ものすごいクローズアップ(トンボの目とか、人のまつ毛とか)には余り興味がないかも。ということで、マクロはいらない。
で、昨夜、オーストラリアのフォトグラファー「Bill Gekas」の作品を紹介している記事(→☆)を読んだのね。5歳の娘さんをモデルにして、有名な絵画を再現したようなポートレートシリーズ。在るものを撮影した写真ではなくて、創りだした世界。5歳の女の子の微妙な表情にも驚いた。でね、このGekasさんがね、面白いことを言ってた。「僕は高価でハイテクなレンズやカメラにはもう余り興味がないんだ。機材に夢中になるのはもう何年も前に卒業した。それから僕の写真は良くなった。写真というものは、ビューファインダーの手前5cmの耳と耳の間(頭の中)で起こっていること。自分が見たいもの・見ようとするものは既にそこにあって、カメラはそれを形にする道具にしか過ぎない。」って。
ふむ。なるほどな。
何にも考えず、目の前のものをバシバシ撮っている、私。ふむ…と、考えて、今日は滅多に使わないズームの方のキットレンズを散歩に持って行きました。mm とか F とかをちゃんと確認して、どんな風に見えるのかをゆっくりと点検してみた。今日まで気づかなかったんだけど… このズームって、mm を動かすと、F値も勝手に動いてたっ! …私のレベルってそんなもの。
望遠も面白そうだなぁ〜って思いながら、でも、私って全体像を見て、見たいものに近寄ったり離れたりしながら撮るのも好きかなぁって思ったり。
丘の上も暖かかったので、岩の上にしゃがんで「レンズ、レンズねぇ〜」と思いを巡らせていました。私にはキットレンズで十分なのかも。Gus、どう思う?
Happy Weekend☆
*Doodle Marathon update: Angry dude and two Asians→☆
こんにちは!レンズのこと色々考えてみたんだ、でも結論は今のまま?のようですね(笑)。専門的にやらないのであれば自分流が一番いいのでは。私みたいに生半可でもかじり出すと、レンズは使い分けたくなります。でも、6~7本持っていますが、18-250 mmの望遠ズームと10-22 mmの超広角ズームの2本で殆ど事足れりです。
Nakagawaさん、こんにちわ!
そうなんです。最近、とりつかれたようにレンズの特徴について色々と思い巡らせています。色々と考えて二つくらいに絞れてきました。中望遠のポートレートレンズ(35mm換算で50mmくらいのもの)と望遠ズームです。でも、こうやってあれこれ考えていることが楽しいのかも。結局わたしって、日記ブログに添える写真を撮るのがメインなので、コンデジでもOKだったりします。
でも、皆さんの写真を見るのは大好きなんです。それで、どんなレンズでどんな風に設定したらこんな写真がとれるんだろう、って考えてしまうのです。
レンズキットで十分とは言わないけど、
まずはひとつのレンズを徹底的に使いこなせるようにするのがいいと思う。
これは、ぼくが仕事で出会ったほとんどのプロカメラマンさんからのアドバイスです。
ぼくは広角から望遠は500ミリまでもっていたけど、確かにそうだと思った。
ぼくのブログ用は、いまはスマホのカメラでばかり。
時々CONTAXにリバーサルフィルムを入れて外に出て、カメラの手触りやしゃーター音を楽しんでいます。
写真が大好きなら、以前ぼくのブログでも紹介したけど、映画『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』をみてください。音楽もいいから、休日の午後などBGMとして流しているだけでも心地いい。
現像のプロがブレッソンの撮ったフィルムから、彼が何を表現したいかを読み取りながら、紙焼きしていくシーンは感動ものです。
広告写真の世界でも現像のプロフェッショナルさんがいて、彼が現像するのに何度か立ち会わせてもらったけど、印画紙に映像が浮き上がってくるとき、手を使った微妙な光のコントロールがとてもエキサイティングでぞくぞくしました。
なんといっても写真はセンス。いい写真を見てセンスを磨くことがいちばんだとのくは思う。写真だけでなく、絵画や音楽やいろいろな人との出会いも大切だと思う。
asoboさん、いつもありがとうネ。
うん、同感!一つのレンズを徹底的に学ぶ!って大切だよね。小さなパンケーキレンズとはずいぶん仲良くなったので、次は、ずぅっと放ったらかしにしておいたズームさんと仲良くなってみよう!と思ってます♪
へぇー、asoboさんも色々と持っているんだねー。私はたくさんはイラナイ。こんなモノが撮りたい、それを撮らせてくれるレンズを2本(多くても3本)あったらいいな。
スマホも面白いよねっ。あれはあれで独特の雰囲気があって、即効性っていうか、スマホでしか撮れない世界もあったりする。私も最近、古いiPhoneを譲ってもらった(仕事で)ので、それをiPodみたいにして使ってるよ。映画、書き留めました!探してみるね〜♪
いいなぁ、色んな分野のプロの方の仕事ぶりを身近に見ることができるなんて。羨ましい〜。本からは学べないことをいっぱい教えてもらえるもんね。
「写真はセンス」。それも納得!良いものにたくさん触れること、本物を見つめること、大切ですね。
Gusちゃん「とにかくカッコいい僕。そんな僕を一段とカッコ良く撮ってください」と言ってる気がする 🙂
写真を撮る事が好きな人のブログやオンラインアルバムなどを見ていると、
あっという間に時間が過ぎてしまうくらい色んなタイプの写真や人がいるなと思う。
写真という共通の趣味でも、色んなタイプの人がいるんだよね。
カメラやレンズにこだわりがあり、なおかつ写真を撮る事が好きな人。
どちらかというとこだわりのカメラ、レンズを集める事に熱心で、
古いカメラをフィルムなしでシャッターをきる音を楽しむ人。
カメラの事はあまりこだわりが無いようだけれど、
写真を撮る事が目的の人。
ここには書ききれないくらい色んな人がいるなと思う。
趣味とは言え、なかなか奥が深い世界だよね。色んな楽しみ方があって、
自分なりの撮りたいものを撮り続けていると、
また違う道が見えてくるのかもしれないなと思う。
あまり考えすぎてしまっても、楽しくなくなっちゃうもんね。
今日から3月。春の足音が聞こえてきたね。
Happy March!!
Sachieさーん、こんばんわ!
あははっ。Sachieさんの「Gus訳」、かわいくて笑ってしまった。
そうなのっ!真剣に写真をやっている人ってたっっっくさんいて、それぞれスタイルがあって、興味のある被写体があって、そのバラエティの多さに圧倒されてしまう。
フィルムなしでシャッター音を楽しむ人?! そんな人いるのーっ?!釣り糸にエサをつけずに、竿を振ってその音を楽しむのと同じだねっ。おもしろすぎる〜。
そう、色んな人が色んな写真を撮っているということを目の当たりにしてから、自分は一体どんな写真に興味が有るんだろうな、って考えるようになったヨ。それで、あーでもないこーでもないって想い巡らせてます。結構、そのプロセスが楽しかったり。
私は基本的にジャーナル写真(アートではなくて、話に添えるもの)を撮っているな、って思う。Sachieさんも私と同じキットのズーム、持ってたよね? あれ、今でも使う?
しばらくこのズームの可能性を探ってみようかな、って思ってます☆
春だねっ!
papricaさん、こんばんは♪
キットのズームレンズ、使ってまーす。
特に活躍したのが、去年の日本での旅。人が多い箱根などの観光地では、ゆっくり写真を撮れないから、オートでなおかつズームが出来るこのレンズが活躍してくれました。シャッターチャンスを逃したくない時には便利な一本だなと改めて思ったよ。
Sachieさん、こんにちわ〜。
あぁ、良かった。使ってるんだね!
場所によって使い分ける、シチュエーションによって活躍できるレンズ、なんだね。私も一時帰国するときに持って行くねっ。
こんにちは!
カメラのレンズって安い買い物ではないし、選ぶのに時間がかかってしまいますが、その時間がまた楽しかったりしますよね。余裕で数ヶ月は楽しめます(笑)
私がレンズやカメラを選ぶときは、まず自分の好みの写真をみつけるところから始めます。レンズやカメラによっても雰囲気は変わりますが、その後の加工によってもかなり変わると思います。もちろんそれも好みなので、撮った写真をそのままレタッチなしで!とこだわっている人もいますし、私のように必ずレタッチする人もいると思います。最近は誰でもフォトグラファーで、写真を撮らない人の方が少ないかもしれませんが、こだわりだすと奥が深い世界ですよね。
私もパナのGM1を持っているんですが、すごくいいカメラだと思います。papricaさんの思い描く絵が撮れるような、素敵なレンズに巡り会えるといいですね☆
ayatingさん、こんにちわ〜。
そうなんですよね〜。趣味にかけられるお金にも限度があるし、レンズに何万円もかけるほどの知識もないし、一応自分の中で「予算」があるから。だから、その範囲内で…とまた色々と考えちゃいます。ぷぷっ、そうそう、余裕で数ヶ月妄想に浸れますっ。気がつくととりつかれたように、そのことばかり考えていたり(笑)
私も ayatingさんと同じ!まず、私はどんな写真が好きなんだろう、って問いかけています。問題は… 好きなモノが多すぎて… フォトレタッチの世界も、はまると奥が深そうね〜。
でも、色々と考えていて、私の場合は目の前に見えているものをそのまんま受け止めたいタイプ、っぽいなと。だから、次のレンズは人の目の「画角(?)」と同じくらいのレンズがいいな〜って思ってます(絞れてきたでしょ?)。私もね、この小さなパナのGF2、気に入ってます。もうGF6だかなんだか新しいのがばんばん出ているけれど、カメラそのものは今のGF2と当分付き合っていきたいです♪ ayatingさんがお近くだったら、レタッチのことも色々と教えていただきたーい(何でもかじりたがりなもんで。。。)
こんばんわ~♪
一本のレンズで近寄ったり引いたりして撮るということは、とても大事なことなんだと思います。
それが基本なんですよね^^
自分の目と手の延長線上にカメラがあって、それが生き生きと活動しているのなら、それが一番だと思います♪
プロでもコンデジ一丁で撮りまくってはる人もいたはりますよ。
でも普段とは別のレンズの世界も、ちょっと楽しいかも☆
開放F値や焦点距離なんかは後で解ってくればいいから、まず楽しんじゃうのが良いですよね。
レンズの世界ってちょっと凝りだすときりがないところがあります。
それが自分にとって大事なことなら凝ってみるのも良いし、あまり価値を見いだせないようなら、とくに凝る必要もないと思います♪
ほんとに写真やカメラとの関わりって人それぞれなんですね。
この記事を読んで、改めて考えちゃいました(^-^)
ぽとすさん、こんにちわ!
一本で近寄ったり引いたり。それって基本なのですか? 確かに…私の場合、ズームがあると絶対に「横着」をして、一歩を出すかわりに、指だけでぐいーんとズームを動かしてしまいがちです。そうすると、なんかだらっとした一枚になるんです。
カメラの世界って奥が深いですねっ。ぽとすさんの場合は、色んなレンズを上手に使い分けて、しかも撮った後で独特の効果を加えられるんですよね。何をどう設定すればどういうイメージに仕上がるかをきちんとわかって写真を撮る、ということ、かっこいいです。
本当に、気軽に手軽に写真が撮れる時代ですもん。多種多様のイメージがあって、学ぶことや発見することも多いです。ぽとすさんのアドバイスのとおり、今までどおり楽しむことは忘れずに、レンズあれこれ考えてみたいです☆