金曜の夜は、よく映画を見る。一週間のうちで一番開放感にあふれた夜なので、簡単な夕食とおうちエンターテイメント。
今夜見てみた「Kon-Tiki(2012年版)」、オススメです♪ 私はこの映画を観るまで「コンティキ」の語源もこの実話も知らなかった。「知らないよ」と、相方に言うと「マジで、知らないの?コンティキの話知らんのかよー?!」と。。。大げさに驚かれた。
ノルウェーの人類学者のThor Heyerdal(トール・ヘイエルダール)率いるグループが、「ポリネシア人の起源はアメリカのインディアンにある」という説を立証するため、1947年にペルーから「いかだ」で太平洋を渡ったそうです。「Kon-Tiki・コンティキ号」というのは、その「いかだ」の名前。インカ帝国の太陽の神「ビラコチャ」の別名でもあるそうな。ヘイエルダールのチームは、約8000kmの距離を風と海流にまかせて漂流し、102日後、無事にポリネシアの諸島のひとつにたどり着いたんだよ。船を操縦して、ではなくて、「いかだ」で流されて。
漂流中のアクシデントや人間ドラマが描かれているわけですが、不自然に誇張されている様な印象もなく、緊迫感もあり心動かされるシーンもあり。これが実話だなんて信じられないよ… Kon-Tikiの話を知らなかった私を見て、どうして相方がアレほどまでに驚いたのか納得。
こんないかだ(↑)でだよ… 使われた材料はヘイエルダールの調査に基づき、アメリカインディアンが使ったであろう材料のみ。航海途中、丸太が朽ちてきたり、縄がほどけてきたりするわけです。
とても単純すぎるコメントで恥ずかしいほどなんだけど、「やっぱりサメはこわいな… 私は絶対クルーズ旅行や船の旅はしませんよ」と思いました。
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余談:主人公のヘイエルダール役の彼、カナダ人の俳優「ライアン・ゴズリン」似でキュートです。ノルウェーの言葉の響きが柔らかくて心地良かったヨ。
花粉に負けず、良い週末を〜。
あ~、タイトルを見た瞬間、ぐっと来ました。
小学生のころコンティキ号航海記という本を夢中で読んだのを思い出しました。
一時クストーの航海記やリビングストンやスタンレーのアフリカ探検の本にはまっていたころがあるんです。同じような航海をした人たちの映画ですね。
ぼくは、最近フランス映画を沢山見ています。
asoboさん、やっぱりご存知でしたねっ。
私はコンティキっていう名前は聞いたことがあったけど、背景にあった話のことまでは知らなくって。映画をみたあとも、いかだで太平洋を渡るなんて… とやっぱり信じられない気分でした。
クストーは読んだことあるよ♪ でも他の二人は知らないなぁ。asoboさんは、ほんと、いろ〜んな本を読んで育ったんだね。素晴らしいです。
フランス映画の独特な魅力って、asoboさん的に言うとなーに? 私たちは昨日、Amacord (1973、イタリア映画)を見たよ。相方の好きなフェデリコ・フェリーニの映画です。興味深かった!