Winter Squashたちが店に並ぶ季節になりました♪ 今シーズン初の「スパゲティスクワッシュのキャセロール」を作ったよ。レシピは以前にも紹介したことのある、「Moosewood Cookbook」(→☆)より。
この本は相方がずいぶん昔に買ったもので、よく作るレシピのページはボロボロ。お肉を食べたくない気分の時は、このMoosewood Cookbookに頼ります。中でも、相方はこの「スパゲティスクワッシュのレシピ」が大好き。
スパゲティスクワッシュ
材料:
- 20cm程のスパゲティスクワッシュ
- 刻んだ玉ねぎ 1C
- つぶしたニンニク 2かけ
- トマト 2個
- マッシュルーム(スライス)220g
- オレガノ 小さじ半
- 塩コショウ
- リコタチーズ 1C(又はコテッジチーズ)
- モッツァレラ 1C(おろしたもの)
- パセリ 1/4 C (刻んだもの)
- バジル 小さじ1
- タイム 少々
- ブレッドクラム(細かいパン粉) 1C
- パルメザンチーズ 適量
スパゲティスクワッシュって、名前は奇妙だけど、見た目は黄色い瓜みたい(↓)。半分に切って、少し水をいれてほぐせるくらい柔らかくなるまで190度のオーブンで焼く。
こうして(↑)ホロリとほぐれるまで。約30〜40分。
スクワッシュがオーブンに入っている間に、残りの材料を炒める。フライパンにバターを溶かし、玉ねぎ+ニンニク+塩コショウ+マッシュルーム+ハーブ類をいれて炒める。
玉ねぎにしっかりとひが通ったところで、ざく切りにしたトマトを加えて炒める。トマトの水分がほぼなくなるまで炒めましょう。
スクワッシュが柔らかくなったら、オーブンから取り出して少し冷まし、スプーンなりフォークなりで中身をすくい出す。繊維が麺のようになっています♪「スパゲティスクワッシュ」と呼ばれる理由がわかるでしょ?
今回のは「当たり」だったみたい。このまま食べても甘みがあって美味しい。
このスクワッシュと、炒めたマッシュルームなどの野菜と、リコタチーズ+モッツァレラ+パン粉を全部混ぜる。
今回は、家で焼いたパンを使って細かなパン粉を作った。スーパーで売っているコチラの細かいパン粉は、どうも古いパンの味がして、それが料理に移るのです。自分で作るパン粉を使ったほうが断然おいしいよ。
混ぜた材料を内側にバターを塗ったキャセロール用のポットなどにいれ、パルメザンチーズを上にたっぷりふりかける(私はパルメザンは省きました)。で、蓋をせず、190度のオーブンにいれて40分。
出来上がり〜☆
全部の材料に既に火が通っているわけだけど、オーブンで焼くことでチーズがとけますよん♪
とっても素朴なスクワッシュが主役のキャセロール。繊維質たっぷりでお腹にもたれない。ふんわりとした甘みがあり優しい美味しさです。ベジな西洋風おじや(?)といったところでしょうか。このキャセロールを作るときは、一日目はこれだけ!の夕食。二日目は残りと一緒に少しお肉か魚を食べたりします。プラス、お弁当にももっていけるし♪ エコノミカル。
*嬉しいニュース*
カナダの作家、アリス・マンローがノーベル文学賞を受賞したねっ!「master of the contemporary short story」と言われている彼女の短編小説は、いくつかは日本語にも訳されているよ(→☆参考までに)。私はまだ2冊しか読んだことがないけれど、女性の視点から描かれている心の描写がとても新鮮です。
I want the reader to feel something is astonishing. Not the ‘what happens,’ but the way everything happens. (by Alice Munro)
おいしそ〜!食欲そそられますね〜♪
…スパゲティスクワッシュ、まったくの初耳でした。
ちょっとぐぐってみたところ、日本ではそうめんかぼちゃという名前らしいですね。
(これも知りませんが。汗)
世界には(日本にも)私の知らない食材が山とあるんですね。もし海外に移住したら飢え死にしそうです。
harubocchanさん、いつもコメントありがとうございます。
出来上がりの図は、ぐちゃっとしていてあまり美しい一品とは言えないけれど、優しい味がして食感も楽しめるんですよ。
スパゲティスクワッシュって、日本にもあるのですね!ワタシはこちらにきて初めて知りました。
そうめんカボチャ… なるほど。日本のように暑い夏~秋だと、こういうスクワッシュ系はよく育つと思います。
うちの庭は涼しくなるのが早すぎて、売れる前にナメちゃんに食べられちゃいます。。。
各地の食文化って面白いですよね~。
この瓜?を初めて食べたよ、去年の11月に富山県の相倉に行った時に。
サラダのような和え物ででて来て、サッパリして美味しかったから、
この正体は何?と聞いたら、民宿のオーナーの人が教えてくれました。
まさに、この黄色い大きな瓜でした〜。
散歩中、近くの畑に結構ゴロゴロあるのを見たので、
日本でも地域に寄って有名な野菜なのかな。
このレシピ、いいね。パスタじゃないからお腹に重くならなそうだね。
ドイツでも買えるかな、今度市場へ行ったとき気をつけてみて見るね。
Sachieさん、こんにちわ~。
へぇ~~!富山県にスパゲティスクワッシュ?! うん、でも、日本の気候だったら、甘くて美味しいのが育ちそう。うちの父に種を送ってみようかな~。
なるほど、サラダにして食べるのねっ。それは考えもしなかった~。スパゲティスクワッシュは当たり外れがあって、ハズレだと水っぽい味がするんです。
今回のは甘みがあったので、コレならこのまま食べられそう~って思いました。中近東風なスパイスとレーズンなどを混ぜてたべたら美味しそう…と。
同じスクワッシュでも、日本では全く違う調理法で楽しんだりするんだろうな。面白いネ♪
そちらにもあるかなぁ~。スクワッシュの美味しい季節だから、探したらあるかもしれないね!
良い週末を~。
この本、持ってます~。(笑)実はこのレシピ本で初めて スパゲティスクワッシュの存在を知りました。
この本の、最後のページのムースウッドカフェの写真が好きです。今は全然違うみたいだけど。いちど行ってみたいレストランです。
kumasakiさん、こんにちわー。週末だー。
いいよね、この本。レシピの本って、買っても使わなかったりすることが多いけど、これは活躍してるよ。もう少し新しいバージョンも一冊持ってるよ。ベジな気分なときに参考にしてますー。外れも少なくて、どれもなかなかおいしいよね。
そう、私もいつかいってみたいなぁ〜って思う〜。何を食べようか、きっとものすごく迷うだろうなぁ。
papricaさま
このキャセロール、絶対にわたし好みの味だと思う!
チーズとカボチャ、合いますよね~。
日本にも、スパゲティタイプのカボチャがあるんですが(名前、忘れました)、
わたしは実際に食べたこともなく、売っているのを見たこともありません。
最近はよく海外のレシピサイトを見るので、
日本のものだけではないことがわかりましたが、
昔、日本のお料理の本で、こういものがあるのか、
と不思議に思っていました。
今回、ポストをまとめて読ませていただきましたけど、
ヴィクトリアはもう紅葉しているんですね~。
(こちらは30度の神無月がつづいております!)
p.s.
トマトの収穫、素晴らしい! 種もとれるんですね?
で、ん? 「髪」に包んで冷蔵庫に入れるのかあ…
けど、ハロウィーンには、まだちょっと早いかも? (ギョギョ)
serendipityさま:
このレシピ、初めて見たときはいったいどんなものになるのか、想像もできなかったんですよ。
味付けは基本的に塩こしょうだけだから、素材の優しい味を楽しめるキャセロールです。私はこの食感も好きです。
コテッジチーズで試したことはないので、次回は試してみようと思ってます。2食続いたあとのランチに持っていくときは、少しお醤油をかけたりします(笑)。
日本でも手に入るんですね〜。どんな風に調理するのか、和風レシピも興味ありです!
げ〜〜っ!まだ30度近い日があったりするのですか?! 母は何も言ってなかったので、きっともう愚痴るのも疲れた状態なのでしょうね。
こちらは朝晩冷えてきていますよ。今年はぴりっとした寒さのせいか、木々の色合いが例年よりも鮮やかに見えます。
あっ!「髪」→「紙」ですねっ。ぷぷっ。確かに「髪」に種を包むなんて。。。 ウィッチの響き。気づいてくださってありがとうございます〜。
お店はもうハロウィンカラーですよ〜。今年もハロウィン期間限定チョコ、買っちゃいそう〜。
こんばんは。
もうスクワッシュの時期なんですね。
でも、そちらのスクワッシュはやはり日本で言うカボチャと系統が違うので、写真で我慢します・・・・・
バタースクワッシュでマフィンやクッキー焼くのにしばらくはまってました。
蒸してさくっと皮から外れるのは楽しいですね。
そちらもドンドン秋が深まっているご様子。
こちらもやっと秋が・・・
と思ったら台風26号が日本近くまでやってくる様です・・・・・
やっぱりまだ夏だ><
Ayaさん、こんにちわ〜。
そうですよ〜、もうスクワッシュです!カボチャ畑もオレンジ一色です。
こちらでも「かぼちゃ」といって売られているものもあるんですけど、日本のと比べると「ホクホク感」に欠けますねぇ。
スクワッシュと呼ばれるものは、5種類くらいあるかな。バターナッツは日本のカボチャに似ていて、甘くっておいしいですよね。スープにしてもおいしい〜。
そちらはまだ20度以上なのですよね。信じられない。。。ビクトリアのこの秋は足早に駆け抜けて、どんよりとした冬がやってきそうです。
明るい色の手編みの靴下、見てみたいです!楽しみにしています。(また、なぜかコメントが残せなくって。なぜだろう。。。)
どんなパスタ料理なのかな、と思ったら
この瓜科のお野菜、フランスのマルシェでも見ます。
まだ一度も買ったことないですが…
野菜を色々いっぱい食べれるこのレシピ、いいですね、
リコッタやモッツァレラが入るということはオリジナルはイタリア
なのかな? どうしてスパゲティっていうんでしょ??
pot-eriさん、こんばんわ!
でしょう? 私も初めて名前を聞いたときは、スクワッシュの入ったパスタ料理だと思いましたヨ。
火を通すと、ほろほろと麺のようになるんです。それでスパゲッティって呼ばれてるんだと思いますよー。きっと、他にも楽しいお料理の仕方があるのでしょうね♪ うちではいつもこのキャセロールなのですが。
ときどきお肉を食べたくない日が何日か続くので、そういうときにMoosewoodのレシピは大活躍です。ベジなのに、フレーバーがたっぷりで満足感ありです。
ムースウッドのレシピは色んな国のものをアレンジしていることが多いので、ルーツはイタリアにあるのかもしれませんね☆
このスクワッシュ、食べた事がないんですよ。
こっちで売っているのを見かけた事もないの。
売っていそうなもんなんだけどな。
物見事に麺状になるんですねー。
マッシュルームやチーズ、うちもマットが絶対に好きそう。
マーケットに行った時に注意して探してみよう!
きー。さん、こんばんわ!
こっちにあるから、きっとそちらでも育つはず〜。ウィンタースクワッシュの時期になったら、探してみて〜。
うん、フォークでほぐすのが楽しいです。本当に麺状なんだもん。他にも面白いレシピができそうですよね。
とても素朴な味なんだけど、お肉や濃い味が嫌だ〜っていう日にはピッタリです。この麺のような繊維質がいいのかな。ベチャッとならないから。
見つけたら教えてくださいね〜。
そうめんカボチャなら知ってるよ。
食べたことはないけど、レモンごはんさんで見たのかな。
頭に残っていて、近所のスーパーで見かけた時は見つけた感がありました。笑
そこのスーパーは、マイナーなお野菜や果物も置いてることが
たまにあるお店ではありますが、市場には出荷されてはいるのでしょうね。
アリス マンローさん、読んだことないし、知らなかったのよ。
図書館にはありました。「いつか読みたい本預金通帳」に書いときます。
senbeさん、おはようございます!
ごめんなさい、お返事が遅くなっちゃいました。
そうですね、レモンさんならこのスクワッシュで美味しい一品を作ってられますよね♪
私はこちらにきて初めて知りました。母に聞いても「何のこと?」という感じでさっぱりでした。
地方によっては作られているのかもしれません。めちゃくちゃおいしいスクワッシュというわけでもなし、全国で人気になるものでもないのでしょう〜。
アリス・マンローさんの作品、senbeさんもきっと好きなモノが見つかると思います。
日本語訳がどんな風だか、少し気になります。読んでいて、すうっと浸透するような、しっくりとした印象を受けました。
ちょうど今日マルシェでそうめんかぼちゃを見たから買ってくれば良かったーー!
目の前でこれマズイんだよねって言う人いたから「ふーん」ってよく見もせずに素通りしちゃいましたよ〜
papricaさんのこの記事読んだら試してみたくなりました
フォークでほじほじした写真なんてまさにスパゲティそのもの!
変わりカボチャでいうとバターナッツとコリンキーは食べたことあるんだけど、そうめんかぼちゃも次見つけたらトライしてみよーっと!
まーちんさん、こんばんわ!
本当に「そうめんかぼちゃ」っていう名前で売られているのですねっ。日本ではどうやって食べるんでしょう。
まさか麺つゆに付けて食べたりはしないですよね。 このスクワッシュは、茹でるよりもオーブンで焼いちゃう方がいいかもしれません。
ゆでるとどうしても水っぽくなっちゃうし。このキャセロールは、やっぱりスパゲッティスクワッシュがベストだと思います。
バターナッツなんかも美味しいけれど、くちゃっとしてしまうから。お試しあれ〜。