ちょっと前からかなり気になっていた「シナモン・スワール・ブレッド」。シナモンうずまきパン、と言ったほうがわかりやすいかな。2年前のクリスマスに相方がプレゼントしてくれた「Cooks’ Illustrated Magazine」(2年分の購読♪)の、先月号で紹介されていましたー。
気合を入れて挑戦してみた☆
あのぅ〜、始めに言ってしまおう。
めちゃくちゃメンドクサカッタ。こんなに頑張ったパンづくりって、あの「醜いクロワッサン」以来です。
シナモン・スワール・ブレッド
パン生地:
- バター 大さじ8
- 強力粉(全粒粉を半分)3 3/4 C
- ドライミルクパウダー 3/4 C
- 砂糖 1/3 C
- イースト 大さじ1
- ぬるま湯 1.5 C
- 卵1個(溶きほぐす)
- 砂糖 小さじ 1.5
- レーズン 1.5 C
フィリング:
- 粉砂糖 1C
- シナモン 大さじ3
- バニラエッセンス 小さじ1
- 塩 小さじ半
まずはバターを細かくサイコロの大きさに切っておく。そこに小麦粉を大さじ1程度ふりかけておきます。
さ〜て、パン生地を作るのですが、この分量は「2斤分」です! ボールの中で材料を混ぜ初めて、なんだか量が多いよなぁ〜と、レシピをよく読んでみて「makes 2 loaves」と書いてあることに気づいた私。2斤もいらないのに〜。
しかも、もっとちゃんと読むと、理想的にはブレッドミキサー(スタンドミキサー)の中に材料を入れてよく混ぜましょう、とのこと。… ブレッドミキサー、ありません。
で、できるかな…と。もらいもののフードプロセッサーのドーフックを使ってみることにした。
むちぃ〜むちぃ〜。。。
粉、ドライミルク、砂糖、イーストをあらかじめ混ぜておいて、その中にぬるま湯と卵を加え、ブレッドミキサーで約2分。これにサランラップをかけて20分寝かす。
その後、塩を加えて約7分、ミキサーの中で捏ねる。そしてミキサーが回っている中にバターを入れていく。3分ほどこねたところに、レーズンも混ぜる。のですが。
。。。レーズンを入れようとしたところで私のフープロは、うぃ〜んうぃ〜んという怪しい音をたてて「止まってしまった」。やっぱりこれだけの量の生地を混ぜるのは、ヘビーだったのかもー。壊れたかもー。
レーズン混ぜあわせ作業は、手捏ねでしました。その後、90度ずつ回転して、6〜7回、折り畳みます。それをキュッとラップで包んで大きなボールにいれる。オーブンの下の段に、沸騰したお湯をボールに入れておきます。上之段に、生地の入ったボールを置き、オーブンを閉めて45分ねかせる〜。
すると、こうなる。↓↓
ぱんっぱん!これをパンチしてへこませて、また同じ様に90度回転しながら折り畳む(8回ほど)。で、オーブンにいれて、また45分ねかせる(←二回もふくらませる必要があるのかなーって思った)。
待っている間に「フィリング」の材料を全部混ぜておく。
さて、45分後、生地を取り出して粉をひいたカウンターの上で二等分する。一つを約15cm×30cmの長方形に伸ばす。で、それを三つ折り(お手紙を折るように)にする。短い辺を手前にしてロールピンで伸ばし、それをくるくると巻いてしまう。↓の図。わかるかな〜。
もう、この時点でへたばりそうでした…
で、このロールにしたのを20cm×40cmの長方形に伸ばし、霧吹きで軽く表面を湿らせる。その上にフィリング(ようやく!!)の半分の量をふりかけまーす。端から1cm,手前と向こう側の端は2cm程あけておく。
フィリングをうまく広げたら、それをくるくると巻きま〜す。
はい、この「広げて、巻く」のメンドクサイ作業をもう一回繰り返します(もう一つ生地が残っているでしょ)。
さて。この丸めた生地を縦半分に切るよっ!
切ったら片方の端っこを指でつまんでくっつけて、びよ〜んと「心持ち」伸ばす。そしてその2本を「編む」!
編んだらローフパンに入れるっ!
この後、沸騰したお湯を下段にいれたオーブン(※余熱は無しです)の中で45分発酵。膨らんだ生地を外に出して、加えて45分発酵。(←この時点でもう待つのが嫌になって、15分寝かせてOKということにした…)
180度のオーブンで25分。160度に下げて約20分。
できたっ★
パンから出して、最低2時間は十分に冷ましてからスライスすること。って書いてあったけど…
んなもん、待ってられるかいっ!!
。。。と、あつあつのトコロをざくっと切ってみた。
こんな風でした〜。もう少しふわっとするはずだったんだけどな。妙に「密」です。最後の45分を15分しか待たなかったからだろうか。
感想:んもぅ〜、しばらくシナモンうずまきパンは作らないっ! 冷めたほうがやっぱり美味しかった。冷めたのをトーストして、バターをタップリとぬって食べたらとってもおいしかったよ〜。でも、もうしばらくは作りたくありません。最後まで読んでくれてどうもありがと〜。読むだけで疲れたでしょ?
凄くおいしそうだ。
シナモンとレーズンの組み合わせいいなぁ。
あ~、おいしいパンが食べたくなった。
おとといナスとポテトの重ね焼き用に作ったトマトソースが余っているので、これからちょっと遅めの昼ご飯として、トマトソースのパスタをつくります。
asoboさん、どうもありがとっ!
シナモン+レーズンって、たまに食べると美味しいね〜。
私はこの渦巻き模様の写真を見て、絶対作りたいっ!って思ってチャレンジしたのですが… 疲れたぁ〜。
2斤できたので、一つは友人におすそ分けしました。
茄子とポテトの重ね焼き、美味しそうだね〜。私は昨夜、キャラメライズドオニオンとポテトの重ね焼きを試してみたけど、う〜ん、そこそこの出来でした〜。
ナスとポテトの重ね焼き、おいしいです。
ナスは7~10ミリくらいに切って塩を振り少し老いて出てきた水分を拭き、小麦粉を軽くまぶしてサッと揚げる。ポテトも電子レンジでチンしてナスと同じくらいの厚さに切っておく。それを耐熱皿にポテト、トマトソース、チーズ、ナス、トマトソース、チーズ、さらに、同じ順でもう一度重ねる。ch-ずは溶けやすいものを2~3種類。特に最後の層にはモッツァレラチーズもプラスしてオーブンでチーズにおいしそうな焼き色がつくまで焼く。
絶対後悔させないからトライしてみてください。暑い夏もおいしい白ワインで食べるとなんともいえません。ナスポテ用につくったトマトソースで、きのうはトマトソースのパスタを、ちょっと多めにつくり、残った友とソースのパスタをきょうは卵といっしょに焼いてオムレツにしました。
う〜む。これはこれは美味しそうだ。。。
トマトソースとおナスの相性は抜群だし。これって、こっちでいうスカロプポテトのトマトソース&茄子バージョンだねぇ〜。
もう少し暖かくなったら、きれいなおナスが手に入るようになるかな〜。この時期のおナスは、よぼよぼしたのが多いのです。
きっと、こっちのヒトってあまり茄子を食べないから、スーパーの棚にずぅ〜っと置き去りにされているようです。
中華街に行ったときに、細い茄子をさがしてきま〜す♪
パスタ入りのオムレツ!子供受けしそうな一品だ〜♪
ものすごい、おいしそー。
そりゃ、2時間も待ってられませんともー!!!
えへへ。。。うん、待てなかった。
こういうパンって、始めに切って断面を見るとき、ドキドキして楽しいね〜。
もうちょっとふっくらとしてくれればよかったんだけど、初挑戦にしては上出来だ!と思いました〜♪
Kotoriさんは偉いよね。甘いものたべないもんね〜。
お疲れ様でした~。
こんがり焼けた色がすっごくおいしそう!!
香ばしさとシナモンの香りが漂ってきそうです。
Yukakoさん、ありがとう〜。
うん、焼き色はきれいでした★ じつはこのレシピ、日本の「食パン」の生地を参考に研究されたんだそうです。
食パンって、北米の人たちからするととてもユニークなパンらしいです〜。
スライスしてトーストしたらおいしかった!
頑張ったね~!すごく美味しそう☆パン屋に売ってたら絶対に買ってしまうタイプのパンです。でも45分、45分、45分に2時間!?いやぁ、私はちょっと挑戦できないレシピ。しかも、きちんとそれぞれの工程の写真をとっているところが素晴らしい。これにめげず、シナモンパンまた作って下さい。あの香りがいいんだよね♪
以下は私の使う90分で出来るシナモンロールのレシピ。このレシピで途中、スプレッド塗ってクルクルした後に縦に切って編み編みしたら近いものになるんじゃないのかな?駄目?はしょりすぎかぁ。
http://allrecipes.com/Recipe/Ninety-Minute-Cinnamon-Rolls/Detail.aspx
Yukaさん、どうもありがと♪
んも〜、めちゃくちゃ頑張ったよ。まさかこんなに時間がかかるとは思わず…で、途中でやめるわけにもいかず、焼きあがったら日がくれてました〜。
ま、一度、大体の工程がわかれば、二度目はここまでぜーぜーあがくこともないかな。
相方が喜んでいたのは嬉しかった。これで反応が「ふ〜ん」だったら泣いてましたね〜。
シナモンロールのレシピ、どうもありがとう!大好きなんだけどさ、作ると一日に4つくらい食べてしまいそうで…
そうだね、これをのばしてくるくるしてあみあみしたら…よく似たものになりそうだ!!
うましょ~~~~~~~!!!!!
シナモンとレーズン(&バター)って最強!!!
これに勝るものなし!!
あああああああああ
どうかどうか作ってくんなまし~~~(デリバリーしてくんなまし~~、笑)
おいしそう~~~
あはは〜、梅さん、くんなまし〜ってさ、一体どこの方言?
笑えるわ〜。
そうそう、このコンビって、たまに食べるとツボをつくよね♪
近くだったら、一斤まるごとお届けしましたよん。
ぜひ、気合を入れて、試してくんなまし〜♪
美味しそう〜♪
papricaさんのブログの食べ物はいつも美味しそうで、
写真から香りがしてきそうな感じ。
ドイツもついに暖かくなった!と思ったら、
イースターの頃には冬に逆戻りのようです。
Sachieさん、どうもありがとう〜。頑張ったでしょ? あはは〜。
数日たってからのほうが、しっとりとして断然おいしかったです。
2斤作ったうちの一つは、ご近所にあげちゃったけど、冷凍しておけばよかったかな…とちょっと思ったり〜。
あらら。また寒さがもどるの?風邪をひいたりしないでくださいね。
こっちは寒さがもどるもなにも…さむいさむいの毎日でーす。
papricaさま
がんばったかいが、あったじゃないですかん!!
ものすごおおおおおおおおおく、美味しそう。
スウェーデンのシナモンパンみたいのじゃなくって、
こういう、編み込んだのも、いいですね~。
キッチンガーデンにはチャードも育ってるし、
野原ではつくしも伸び出るし(わたし、ぜんぜん見てない)、
ヴィクトリアにも、春到来ですね!
p,s,
papricaさんはご興味ないかもしれないのですが、
アイススケートのフィギュアの世界選手権で、
パトリック・チャンという天才がいて、
どうしても日本の高橋選手は、彼を超えられないのね(涙)。
すごく悔しいんだけど、でも彼、すごく性格いいから憎めない。
ペアで日本の女子選手が組んでるカナダ人の男子選手の、
マービン・トランという選手も、性格すごくいい感じ。
あ、ごめんなさい、p,s,のほうが長くなっちゃった。
serendipity_jさま:
ありがとうございまーす!あはは。。。頑張ったでしょ?ワタシ。
これは途中でめげそうになりました。でも、これで大体の工程がわかったので、もし次に作ることがあったら、今回ほどあがくことはないかな〜。
そうそう、いつもはかたつむりみたいなシナモンロールを作るんだけど、どうしてもローフを切ったら渦巻きが見える、っていうパンを作りたかったのです。
トーストにしてバターをつけるとおいしいですよん♪
今年のビクトリアの春はのろのろです。日によっては、まだセーターを着てたりします…
衣替えはまだまだ先のようです。
フィギュアスケートの大会(?)、やってるんですよねー。ニュースでちらっと見ましたが、うちのテレビ番組では見れないのー(涙)。
パトリック・チャン、知ってまーす!高橋選手も頑張ってるのに、どうしてもパトリックを超えられないんですよね。
TVでは見れないので、Youtubeなんかでひろって見てます♪
結果はどうであれ、選手ののびのびとした演技には心が洗われますね〜。