ひとりごと @ lunch time walk.

夏場は仕事がのんびりで、昼休みにはキャンパスに流れる春夏特有の穏やかな雰囲気の中をぶらりと歩く。7月に入ると「キッズサマーキャンプ」で賑やかになるのだけれど、子どもたちが走り回りながらあげるきゃーきゃーという声は、大騒ぎの小鳥たちのようで聞いていて楽しい。少ないながらも、サマーコースをとっている学生さんたちも、夏の光の中でめいめいにくつろいでいる。


そんなのどかなキャンパスを歩きながら、学生さんたちやキッズや緑や生きものをぼんやり眺めて、よく独り言をつぶやく。「つぶやくときは日本語がいいな」ってもごもごとつぶやく。普段、日本語を話すことがないので、こうして独り言をいいながら「自分の日本語の話し方ってこんな風だったっけな」と思う。英語だけの生活とはいえ、英語がどんどん上達するわけでもない。時々、自分の言語力は英語も日本語もなんとなく幼稚になっていっているのではないかと心配になる。

ポケットにスマホを持ち歩いているものの、散歩のときは記録写真(?)とパパラッチ写真(?)を撮るとき以外はいじらない。こんな気持のいい日に、スマホをもって斜め下に頭を傾けながら歩いている人たちを見るともったいないなぁと思うので。その人たちの分も私はきょろきょろしたり空の方を眺めて歩く。

今日もそんな風にして歩いていて、ふと目に入ってきた男の子(学生さん)。

スキンヘッドにぼうぼうの立派なひげ。ちょっと前までは(今もかな)、もさっとした熊のような髭面が男性ファッションでトレンドになっていたっぽい。髪も長めで束ねて、耳から顔の下半分をモサモサさせるようなスタイル。今日見たこの子は頭はつるつるだった。剃っているのか禿げているのかはわからず。

で。

ふと。「あのひげをばっさり切りおとして、まとめてつんつるてんの頭の上にのせたら… 面白いな。」と。

doodle marathon より。クリックで拡大。

こんな風に。

友達だったら「ねぇねぇ、ひげを切ったら、そのときは頭にのせてみてね。」ってお願いするのになぁ。

そのあと。キャンパスの真ん中の草っぱらを横切っていて、ふと一組のカップルが目に入った。

草の上に頭を寄せ合うようにして寝そべっていた男の子と女の子。ゆっくりと上半身だけをもちあげて近づき、ハグをした。しばらくその状態で抱擁。

doodle marathon より。クリックで拡大。

しっかし。すんごいぎこちないな角度でさ。「ありゃぁ、筋がおかしくなりそう。」とつぶやく。「でも。In Loveな二人だから、変な角度なんて気にならないか。」と。微笑ましいカップルだった。

キャンパスガーデンをぶらりと周り、あじさいチェック。

きれいだなぁ。青いあじさい、ほんとにきれい。うっとりだ。

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One Reply to “ひとりごと @ lunch time walk.”

  1. 日の光に輝く緑がさわやかですね。カナダはやはり涼しいのでしょうか。
    ヒゲを長くぼうぼうに流すのが、イタリアでもひそかに流行っているようで、
    と言っても数は全体に対しては少ないのですが、そういう人を見かける確率が
    増えてきたように思います。体勢が不自然でも、ひっしり抱き合いたい、
    ほほえましいですね。それだけお互いを大切に思っていて、若いのでそれだけまだ
    体が柔らかくもあるのでしょう。
    深い青のアジサイ、とってもきれいです♪

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