冬至のGusとChewyのはなし【夢】

冬至の夜、GusとChewyが一緒に夢に出てきた。初めてのこと。

GusとChewyと一緒に、私が子供の頃に住んでいた家で暮らしていた。Gusはもしゃもしゃで、チューイはまだ黒っぽくて。年齢差は6、7歳かな。

昼下がり、Gusがちょっと外に出ておしっこをしたそうだったので、裏口を開けてあげた。Gusは遠くに行かないし、呼べば戻ってくるし、「行っておいで」と。

すると。

私の足の隙間からするりとチューイが飛び出したっ。

げっ。ヤバいっ。

慌ててつっかけを履いて走り出し、大声で「チューイっっっっ!!!Comeっっっ!!!」と叫んだものの意味無し。50メートルほど先にある電柱の周りをぐるぐると飛んで走って、そのまま一直線に、ぴょいーんぴょいーんと田んぼの方へ消えた。

とりあえず、Gusを家の中に入れてからチューイを探しに行こう、と思い「Gusっっ!!!Come here! Come,Gus!」と呼んだ。

へ???

Gusも。お耳祝日。チューイが消えていった方へ走っていくではないかっ。どーゆーことっっ???

小川に沿って小道を走り、線路下を駆け抜けた。その向こうには、春先の「れんげ」の花が咲いている田んぼがひろがっている。チューイは100メートルほど先でぐるぐると円を描いてズーミー(爆走)していた。「そうやね、チューイは田んぼのにおいを嗅いだことはないからね、嬉しいよなぁ」と頭の端で思いながら、「チューイっ!Comeっっ!」とダメ元で大声で呼んだ。

そのとき、気づいた。周りにいっぱい犬たちがいたことに。

小さい子も大きい子も。バーニーズも、ラボも、ヨーキーやシーズーみたいな子もいればブルドッグやモップみたいな犬もいたし、柴犬みたいな雑種も。全部で一体何匹いたんだろう。みんなそれぞれ走り回っていた。本当に楽しそうに。

楽しそう!

チューイは私の足元に戻ってきた。びっくり♡ Goooooo Boy,チューイっ♡と言って抱きかかえ、Gusは??

他の犬と遊んでるんだろう…と見渡すと、原っぱの向こうの方をもふもふが駆け抜けていくのが見えた。

Gus!!!

チューイを抱えたまま息を切らせて追いかけた。雑木林を抜けたところに、小さな家が見えた。

そこに、Gusがいた。

勝手口からてけてけと入っていき、水を飲んでいた。60歳くらいの背の高い女性(白人)が、かがんで手を伸ばし、Gusの頭をもしゃもしゃ撫でながら「Where have you been, my dear?」と笑っていた。尻尾を振りながら、テヘヘと笑って彼女を見上げていたGus。

Gusは新しい家族と幸せに暮らしているようです。

目が覚めてからも、嬉しくもあり、少し寂しくもあり。でも、やっぱり嬉しいかな。

8歳8ヶ月のGus。

 

Gusの笑顔はわたしの心を包み貫く光。

1歳7ヶ月のチューイ。笑。

この表情はとってもチューイ。

Gusが「光」で、チューイは「風」の子。

この一枚の写真を撮るのも至難の業だった。笑。まだ2歳になってないもんね、チューちゃん。

スマホの方ではこんな風↓↓ やっぱりスマホだとフラットになるんだなーと気づく。

Gusとチューイが一緒に走り回っているのを見ることができたことは、冬至の贈りもの。Gusが幸せそうでとてもうれしい。

*おまけ:冬至の夜には。

かぼちゃを食べたくて買ってきたけれど、予定を変更。悪くなりそうだったボロネギとじゃがいものスープ。

古い方の「Joy of Cooking」のシンプルなレシピで。久しぶりに作ったこのスープ、すごく美味しかった。