風物詩:アシカたちのモーニングコール

この季節、チューイと朝の散歩で海岸沿いを歩いていると聞こえてくる。

おうっおうっおうっおうっおうっ。

アシカたちの声。

海岸から見える「Trial Islands」。

あの小さな島(灯台のある無人島)に数百頭のアシカとアザラシが群がるそうな。去年、地方紙やテレビのローカルニュースでも取り上げられていた。↓↓こんな状態らしい。

去年のニュースでは「こんなにたくさんのアシカやアザラシがこのエリアに集まるのを見たのは25年ぶりだ!」と生物学者が興奮していた。こうしてアシカたちが群がっているということは、彼らの大好物のニシンの生息状況が改善した印だと。昨日の朝、すれ違ったおじさんに「今朝もあそこは大賑わいだね〜」と言うと、「僕の息子がカヤックで島の周りを廻ったんだけど、ざっと200頭が群がっていたって言ってたよ。昼間だったからみんな昼寝してたってさ。」

Trial Islands、大盛況。

ちなみに、アシカとアザラシの違い。

画像はココからお借りしました。

アザラシは、こちらの海岸の近くまで来ることがある。つるんとしたかわいい頭をのぞかせる。アシカが海岸で寝そべっているのは見たことがない。アシカもアザラシも、喧嘩をせずに一緒に押し合いへし合い重なり合っているのかな。アザラシたちは「キューキュー」鳴くけど、アシカたちは「おうっおうっ」と「吠える(bark)」んだって。

先週末の霧の日曜日にも聞こえた。アシカたちの声を聞いてほしくて、動画を撮ってみた。聞こえるかな。朝ほどにぎやかではないけれど、耳を澄ましてみてね。笑。