海外ドラマ MI-5 英国機密諜報部

はまってます。

友達に勧められて見始めた「MI-5」。シーズン1が放送されたのが、2002年なので結構古いネ。イギリスで制作されたドラマで、イギリスでは「Spooks」と呼ばれている。北米で放送されるときには「MI-5」という名前になってます。日本でも「MI-5 英国機密諜報部」というタイトルでDVDが出ているみたい。テレビでも放送されているのかなぁ。MI-5 は、アメリカでいうFBI。SpooksというのはMI-5の俗称みたいなものなんだって。

同僚のグレッグ(←彼を見たい方はココ)の「秘密のデジタルライブラリー」からMI-5の全シーズンを頂戴したのが数ヶ月前。一晩に1エピソード、といったペースで相方と一緒に見てます。

こういうサスペンスもの、好きですか?

おそらく、MI-5 に刺激を受けてアメリカが真似をして作ったシリーズが「24」だと思う。ったく、アメリカのテレビ番組は「まねっこ」が多い。私たちは「24」を全7シーズン見て、それなりにドキドキバコバコしながら楽しんだ(?)んだけど。最後の2シーズンほどは、主人公ジャック=バウワーの強引さに飽きてきたのも事実。だって、ジャックが「俺を信じてくれ!」って叫んだら、大統領までもが「うーん、よし、やってみろ!」って答えるんやもん。えっらい現実離れしすぎてました。

それに。アメリカのヒーローもののドラマでは、ヒーロー(主人公)はめっったに死なない。ジャックだって、何回「蘇った」ことか。余談になるけど、トム=クルーズが主人公の「The Last Samurai」だってさ、最後のあの戦場で、みーーんな死んでしまったのに、ミラクルに生き延びるトム。笑ってしまった。

そんな、典型的なアメリカチックな「24」とは、比べ物にならないほど緊張感高まるのが「MI-5」。ストーリーやキャラクターの繊細さだって全然違う。話の展開にも「ひだ」があるというか。真実味もある。一方、アメリカものは、こう、一本柱ぼーんっ、話の展開バッターンで、やったら「怒鳴りちらしてうるさい」し、セックス&バイオレンスが基調になってる。そういう「やかましさ」でことをすませてしまうところがないMI-5は新鮮です。

それに。MI-5では、メインの人物があっけなく死んじゃうんよー(涙涙涙)。

あ、このキャラクター好きだわーん♡と、気持ちがぴったりとはりついたころで、撃たれたり、死んじゃったことにして国から追い出されたり。相方と顔を見合わせて「へ?今何がおこったの? 彼/彼女、今日で終わり??...終わりかよー!!」と、かなりショックだったりしてます。

これから「MI-5」を見てみよう!という人がいるかもしれないから、ネタをばらすことはしたくないのだけど...

(ここから先は読まないでおきましょう)

昨夜見たエピソードで、私が結構好きになっていた、キュートな彼が(←メインのキャラクターなのにぃっ!)、車と一緒に爆発してしまったぁーん。あぁ〜〜ん。他のキャラクターと比べたら、彼は3〜4シーズン続けて登場していたから、ロングライフな方でした。もう、そろそろ彼もシリーズから去るのだろうな...という心構えはできていたんだけどさ。一晩あけても、まだなんだかかなしぃ〜。うえ〜ん… アダム、カムバーック!

ちょうどシーズン7のエピソード#1を見終わったところ。すでにシーズン9まで放送済みで、この秋には、ファイナルシーズンとなるシーズン10が放送される予定!

ドキドキもの好きな方、超おすすめでーす!

*参考までに*

  •  MI5 Box1
  • MI5 Box2
  • MI5 シーズン7
  • MI5 シーズン8
  • MI5 シーズン9

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Goodies#35: Breaking Bad と化学元素周期表

海外ドラマって、今では日本でも普通に放送されてるのかな。「24」とか「ロスト」なんかは人気だって聞いたけど。「Fringe(フリンジ)」や「Flash Forward(フラッシュフォーワード)」、「Weed」「90201」など。見てます。

Breaking Bad(ブレイキング・バッド)というテレビ番組のシーズン3が終わった。相方と二人、かなりはまった。最近、リアリティー番組やバラエティ番組が多く、ドラマも「警察ドラマ」「病院ドラマ」が目立つ。そんな中、ブレイキング・バッドは、珍しく、きちんと「書かれている」ドラマだと思う。なんていうのかな、アクションで埋めてストーリーを流しているのじゃなくて、台詞やキャラクターがとてもしっかりとしている。シーンの細かな「カット」も良いと思う(太鼓判!)。

あった、あった。Breaking Bad 日本語サイト
あまり詳しく紹介してくれていないし、あらすじもいまいちなのが残念。どんな風に話が始まるかというと: 真面目な化学の高校教師が末期の癌だと宣告され、家族に残すお金を稼ぐために自分の「化学」の知識をもとに「ハイグレード・ハイクオリティ」の「メス=メタンフェタミン」というドラッグを作り始める。という具合。

北米で「メス」って呼ばれるドラッグは、戦争中、日本の神風特攻隊が「ヒロポン」といって利用していたものと同じらしい。最近では「スピード」って呼ばれるものと同じだと「ウィキ」に書いてある。依存性がものすごく高いんだそう。とにかく、ブレイキング・バッドの主人公のウォルターは、化学物質を慎重に配合して、ピュアなメスを作り出す。

で、いつもこの番組の始めに “Breaking Bad” というタイトルが出るんだけど、それが昔高校の時に無理矢理覚えさせられた「化学元素周期表」なのです。Brakingの「Br」とBadの「Ba」の元素記号は、それぞれ「臭素」と「バリウム」。高校のときには、こんな記号、将来どこで役に立つんだろ。と、実用性のないものを覚えることをとても疑問に思った。語呂合わせの覚え方もあったなー。グーグルしたら、「水兵リーベ僕の船。七曲がりシップス、クラーク牛乳。」確かに、そんな感じだったと思う。今時の高校生もこのゴロアワセで覚えてるのかなー。

実は、ブレイキング・バッドをみるようになってから、この「化学元素周期表」が妙に気になりだした。

自分の身の回りの「物質」は全てこの「元素」から成り立っているわけで。たった一つの「元素」からなるものは「単体」で、複数の元素の一様なパターンなどで構成されていると「化合物」。なつかしい。そうやって回りに目をやると、これにはどのアルファベットの元素が含まれてるんだろ、と少し楽しくなる。

そ・こ・で。化学元素周期表をカラーでプリントしてみた。あんまり質がよくないんだけど、うれしい。

周期表

ダウンロードできるものがたくさんあったのでいくつか紹介:

ちなみに、私の名前をローマ字で書くと、その中には「酸素」と「イットリウム」と「モリブデン」が含まれていました。わはは…