今年のベリーたち。

裏庭にはいくつかの「ベリーズ」が育っている。

ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー。ちょっとだけストロベリーもあるか。

一番奥のフェンス沿いにブラックベリー。

ブラックベリーはトゲがいっぱいの逞しいヒマラヤンブラックベリーなので、雑草の様に勝手に生えて勝手にわしわしと育っている。肥料なんてあげないし、まともに水を与えたこともない。それでも私たちが使うジャムやパイを作る分は余裕でとれる。ブラックベリーが熟れるのは8月に入ってから。

今年はラズベリーが元気です♪

庭の奥の隅に植わっていて、これまたほとんど手をかけない。ただ、2年前から剪定をするときに注意するようになった。その話はココ(→ラズベリーのみがなる枝とならない枝)に書いた。今年出てきたシュート「プリモケーン」を切り落とさないことだけを気をつけるようになった。

その成果あってか、今年は毎日お椀いっぱいほどのラズベリーが採れている♪

粒は小さめなんだけど、ラズベリーのフレーバーがあふれていて美味しい。今シーズンは初めてひと瓶だけラズベリーのジャムを作った♪ 今までジャムを作るほど採れたことはないので、これは嬉しい。

勝手にラズベリーを食べようとしているチューイ。おい。

ようやく、どの枝を切ってどの枝をどのくらい翌年に残しておくべきか、というのがわかってきたかな。ようやく!

ブルーベリーの苗はふたつある。こちらはちょっと過保護組。

ブルーベリーは種類の違うものが交配しないと実が上手にできないらしいので、ふたつ。それぞれ大きなポットに入れて育っている。この2つの苗の前にも2つ地植えをしていたんだけど、大きくならずに枯れてしまった。ブルーベリーは酸性土壌をこのむらしいし、ポットの方が土のコントロールもしやすいかな、と思って。鳥とチューイが勝手に食べちゃうので、白いカバーをしている。笑。

花が咲いていた時期に気温がとても低かったので、受粉もされていないんじゃないかと心配していた。でも、今年は今まで一番、きちんと実がなっている。指で触ってぽろっと落ちるくらいまで枝につけておくと、本当に甘くて美味しい。

そして。コレ!↓↓

今年ようやく実がなった。「Tayberry・タイベリー

5年ほど前にご近所さんにもらった苗。一向に大きくならなくて、もう駄目になったんだろうと思っていた。ところが、今年はじめて、ブラックベリーの隣で小さな苗に花が咲いて実ができた♪

タイベリーは、ブラックベリーとラズベリーの種間交配種なんだってー。知らんかったわ。ブラックベリーのように育てやすくて、ラズベリーのような甘酸っぱさがあるらしい。食べてみると、確かに味はラズベリーに近いかも。でも甘さはブラックベリーに近いかな。来年はもう少し手をかけてあげよう。

ハリファックスから戻り、気持ちの良い夏日が続いている。庭はどんどん乾燥して茶色くなっていっている。

それでも。帰ってきて、ビクトリアは良いところだなぁ、こんなところで暮らすことができてありがたいなぁ、って毎日思う。

物価はめちゃくちゃ高くなってしまったし、以前よりも暮らしにくい要因は増えた。でも、仕事をさせてもらえる場所があり、毎日ちゃんとご飯も食べれて、水道をひねれば飲める水がでて、庭にはベリーが実っている。身体のどこも痛くないし痒くもない。かわいいチューイは毎日笑わせてくれる。相方もなんとか、現状維持で頑張っている。

ありがたいなぁって感じずにはいられない。

ラズベリーの実がなる枝とならない枝!

裏庭の奥にはワイルドなヒマラヤンブラックベリー(こちらでは雑草扱い)とラズベリーの苗がいくつかある。ブラックベリーは引っ越してきたときにすでに茂っていて、ラズベリーは10年ほど前にルバーブの苗と一緒にもらったもの。どちらも毎年にょきにょきと枝を伸ばす。

ブラックベリーは毎年わんさかと実をつける。一方、ラズベリーはここ数年、あまり実をつけないでいる。気づいていながらも深く考えず、冬にバシバシと剪定していた。ブラックベリーを刈り込むのと同じ時期に「同じ様に」、地面から1mほどのところまでバシッと。いや。正確に言うと、ブラックベリーは私の腰のあたりまで枝(ケーン)をおいておいて、残りはバッサリ。ラズベリーはもっと短く…地面から30cmほどのところまで切っていた。何も考えず。

それがいけなかったわけです。汗。

覚えておくべし:ブラックベリーもラズベリーも2年目の枝に実をつける

2年目の枝=今年伸びた枝(1年目の枝)から伸びる枝

ブラックベリーはバサバサ切っても案外大丈夫だった。それは、地面から50〜60cmほど残していたから。その残った枝(=1年目の枝)には大抵「枝芽」がついていて、春になるとそこから新しい枝が伸びる。この枝が2年目の枝なのでそこに花が咲き、実が実る。

ラズベリーは… もっと地面に近いところでバシッと切っていたので、枝になる芽が残っていないことが殆どだった。なので、春に出てくる枝は、大抵地面からシューーっと伸びる新しい枝(1年目の枝=primocane)になり、それには花が咲かないし実もつかない。というわけ!! なんということっ!

とてもわかり易い図を見つけたっ。

ブラックベリーもラズベリーも、今年実をつけた枝には来年花は咲かない。→→実を収穫した後(秋〜冬のはじめ)にばさっと切り落としてオッケー、らしい。そして春先に、前の年にぴゅーんと伸びた新しい枝(1年目の枝=primocane)を枝先から30−40cmほど切って短くする。このときに、新しい枝が伸びるであろう「枝芽」が残っていることを確認すること。

短く言うと:今年、地面からぴゅーんと伸びてきた緑の枝が来年の花と実につながる。

今更気づき、納得した。

自分の覚え書きも兼ねて、ビデオで記録っ!

でも不思議。2年目の枝にしか実ができないなんてねー。

よーっし。これで来年はじゃんじゃんラズベリーを収穫するぜよ。

*おまけ:昨日いただいた「みょうが」でっ!

主役は、見えるかな、みょうがです、みょうがっ!お友だちの庭で育ったという貴重なみょうが!

後でネットで調べたら、みょうがにも切り方(もっと細い千切りにするべし。。。)があるようで… しまった。

おそうめんと一緒にお昼ごはんにいただきましたーっ。何年ぶりだろう、みょうがなんて。美味しかった〜♡

実りの季節

花が終わって実のなる季節。

ヘリテージトマト

うちのトマトは9割がまだみどり色。ほんのりと色づいてきているのもあれば、頑固にものすごーく緑なのもあり。

ヘリテージトマト

左側(↑)のはよく知られているサンマルツァーノっていうトマトなんだけど。うちのはごつごつのしかめっ面。

ヘリテージトマト

レッドロシアン。今日、スライスして食べたよ〜。

今年初めて鉢植えで育てている「Acorn Squash」。Acorn=どんぐり。そう、どんぐりのようなかたちの甘いスクワッシュです。いつも大きくなる前に雨の季節がきてしまって、かぼちゃ類は腐らせてばかり。今年は食べごろサイズまで大きくなれるかなぁ。

ヘリテージトマト

リスたちが丁寧に埋めてくれている、ヘーゼルナッツとウォルナッツ(=くるみ)。

ナッツ

どちらも二つがくっついてる。ナッツってこうして二つ仲良しなのかな。リスがナッツを埋める場所にも色々あるみたいだけど、不思議なことに「植木鉢の中」からこういうナッツが出てくる確率が高いのです。目印のないところよりも、植木鉢の方が覚え易いからかな。

今日は、ブラックベリーとラズベリーの茂みを片付けた。ブラックベリーは、まだ花が咲いていたり、実が赤かったりするところもあるのだけど、花の咲かないツルがびゅんびゅんと伸びてくる。ラズベリーは、7月に実を付けていた枝は地面から30cmのところまで切りました。

ブラックベリー

ラズベリーには「前半チーム」と「後半チーム」があります。今つぼみをつけている枝は10月に実をつける。秋組ってよんでいるのですが、秋組ラズベリーは、雨によくあたってしまうのですぐに腐ってしまうのが残念。

夏組の摘み忘れたラズベリーが、枝についたまま干からびていた。

ラズベリー

ぎゅぅっと凝縮された夏の色です。自然に干からびていくものには、不思議な光があります。

ラズベリー

きれい。

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