がちょうの季節

この時期、海岸はガチョウたちで賑わいます。

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毎年、同じ時期になると現れるカナディアン・グースたち。海岸の奥の茂みの中に巣を作り、子育てするみたい。そこがベストスポットとは言えるかどうかは疑問なんだけど、毎年雛を見かけるから定番スポットなのでしょう。

そうそう、鳥の巣づくりというと、今朝ラジオで面白いことを聞いた。鳥って、種類によって作る巣の形も違えば、場所も違う。この辺りでとっても賑やかなコマツグミたちは、小枝や枯れ草、落ちているヒモなどまでも利用して巣を造り、最後の仕上げは泥なんだって。Bushtit と呼ばれる小さな可愛らしい小鳥たちは、靴下のような巣を作るんだけど、彼らの巣作りには枯れ草や苔の他、「蜘蛛の巣」までも使うんだって。でね、色んな違いはあるけれど、どの種類の鳥にも共通しているのは、最終的に「マイホームを建てるのはここがいいわ♪」って決定権を持つのはメスなんだってー。

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↑↑ ガチョウの雛、ずいぶん大きくなりました。数週間前までは7羽が一緒にいたのに、今は3羽。恐らく、ハクトウワシや鳶に食べられちゃったのでしょう。でなければ、この辺りはフクロウもいるし、雛が小さかったらカワウソにだってかっさらわれてしまう。なんとかこの3羽には、元気の大人になってほしいな。

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特にエキサイティングなこともありませんが、この季節はこういうのんびりが気持ちいい。週末、少し余裕を持って周りを見渡せる時間があると、あらためて「良い環境」に住まわせてもらっているなぁ、と思う。

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カニ。生きていると思う?

さて。うちのモサ男。この流木の上にのっかって、もじもじして動かない(↓)。何度呼んでもここから動かない。ったく、頑固一徹、そこに何があるん〜。。。と、寄っていって見てみるとね。この向かって右側の流木(斜めになってるの)の下に、干からびたパンが挟まっていました…

ボーダーテリア

G:ね。このパン、とってください。まだたべれそうだから。

複雑な表情して。駄々こねるの巻。

ボーダーテリア

G:とって〜。

もちろん、No Help。ったく、食べさせてもらってないわけじゃないのに。

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皆さん、よい週末をお過ごしですか?

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引き潮の海岸より

三連休、予報に反して最高のお天気だったビクトリア〜♪ 最終日の「Victoria Day」には、二人と一匹でいつもの海岸までファミリーウォーク(?)に行った。ちょうど、一番潮が引いていたときで、いつもの海岸線とはずいぶん違っていた。普段は水の下に隠れている海底をじっくりと眺めたり、歩いたりできるのって、なんだかトクした気分。ほら「期間限定、今だけだよっ!」っていう、あのノリだ。

Victoria Day

天気も良くて温かかったので、海岸に座って読書をしたり、タオルをしいて日光浴をしたり、ワンコと散歩したり。いつもよりもずっと賑やかなビーチ。

私と相方が写真を撮ったり、流木に腰掛けてぼーっとしている間、Gusは海の味がしっかりとしみた小枝を見つけてきては、木陰に入ってごりごり噛んで味わっていた。

Victoria Day

満潮時でも海水に浸ることのない岩は、こんな風に褐色をおびている。乾いた苔の色なのかな。

Victoria Day

さて。干潮時には、普段とは違う香りが漂っているのか。Gusはとってもアクティブに浅瀬に入っていき、岩にへばりついた海藻のトコロまで行きたくて仕方がない模様。

Victoria Day

ぬるぬるしているらしく、何度もすってんころりん→ドボン、を繰り返していた。こんな風に夢中になって、泳いで岩場まで行こうとするのは珍しい。

と。

それもそのはず。。。

そのね、向こうの岩の上にはね。。。

干からびた「がちょうのうんち」が〜〜っ!!!いやだぁ〜〜っ!!

時すでに遅し。

ごろりごろり。

Victoria Day

G:これだこれ。このにおいだよ。うわぁ〜〜っい♡

私と相方:Gusっ!!!ヤメなさいっ!COME HERE!!!!!!! STOP IT!!!! COME HERE NOW!!!!!

二人でさけんでも、全く無視。

この顔(↓)見えますか? 必死。。。

Victoria Day

G:たまりませぬ〜。

こんなにも狂うようにゴロゴロ on the poo をするのを見たのは初めて。よっぽどスペシャルな香りだったのでしょう。この微妙な岩の隙間にも「うんち」が挟まっている(?)らしく…必死。見ているうちに呆れてしまって、しまいには笑わずにはいられなかった私と相方でした。放っておいたら、ずぅ〜〜っとごろごろやってたと思う。

Victoria Day

G:ん。。。もうちょっとだけ。すきまにもいいにおいなんだけど、とどかないよ。

触るのも嫌なほど怪しい色合いになりまして。。。頼むから、海に飛び込んで自分で洗ってっ!と思っていると、岩の上のやや緑色した水たまりにドボンとはいっちゃうし…(涙)。…クサイ水。

で、超上機嫌なGus、帰り際に先日のあの「沈んで見失ってしまったボール」を見つけた(↓↓)。そう、これだったみたい。

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G:あ。こんなところにあった。

↑みえますか、背中のあたりの怪しく黒ずんだスポット… it is the “Goose Poo”!!!

もちろん、散歩から帰ったら即行「お風呂」。まったくもぅ…とは、思うんだけど、においをこすりつけるのって、ワンコにとっては最高に嬉しい遊びのようなものなので、たまにはね、させてあげてもいいかな。

VictoriaDay_beach9

とってものどかな「Victoria Day」でした♪

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まったりとはこういう日のこと

昨日の日曜日は「まったり」という表現がぴったりの一日だった。

。。。と、「まったり」という表現をググってみると「近畿方言で主に味覚を表す擬態語として用いられた(ウィキより)」らしく、本来は「柔らかさのなかにコクがある様子、重みがあって奥行きのある様子をいう言葉」なんだってね。ほほぅ。90年代ころから「のんびりと落ち着いた様子」という意味で全国的に使われらしたらしい。

そ、まったり。

ビクトリア 雨

ミゾレのような雨が降り続いた日曜日。土曜日に人をよんでお酒も飲んだというのもあって体が重く、いつもの3分の1ほどのスピードしかでなかったもんで。よって、予定していた「To Do」リストの3分の1しかこなせなかったのでした。

ひとつは、昔に描いた絵の「Cleaning up」。

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2003年10月に、日本産の最後のトキ「キン」が死んでしまったときに描いたディプティッチです。生息地を失い、全くの最後の一羽になったキンはどんな思いで生きていたのだろう(もし、「思い」があるならですが)。

この古い絵を、相方が額に入れてくれるそうです。わーい。ディプティッチは額に入れるということが難しく、この状態で本棚の上に放っておいたので正直とても嬉しい。

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白い部分がホコリやらなんやらで汚れていたので、下地のジェッソでタッチアップした。ただそれだけなんだけど、とっても久しぶりに筆を手にとり、ぺたぺたするのが楽しかった。どんな風にフレームにはいるのか、楽しみです。

で、もうひとつ、リンゴのフランを焼きましたー。実は土曜の夜のデザートにも同じものを焼いたんだけど、とっても美味しかったので。余っていた材料でもう一回!

りんごのフラン何が美味しいって、バターで軽く炒めてカルバドスのシロップにひたしたリンゴが美味しいの〜。まさに「まったり」だよっ。それだけをバニラアイスにのせて食べても美味しいはずっ。あ、以前に紹介したレシピはココ→☆

アップルフラン

一人で4分の1、余裕です。あっさりと、重たくないデザート。大人の風味。

ミゾレの雪が雨に変わり、外はぐちょぐちょです。明日もこんなのかな〜。こんな天気の中、Gusと散歩に行った相方の撮った一枚。

タグボート

小さいのにものすごい力を発揮するタグボートは、私も相方も大好き。大きな家を乗せたフロートなんかも、なんなく引っ張って行っちゃうんだもんね。かっこいいぞ!

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