昼休み中にぶらりと通った「教育学部」の建物で、こんな展示を見かけた。
うーん。「Emergency Kit」の例だ。「Are you Prepared? / 準備万端ですか?」とたずねている。
私たちの答えは「Not yet」。準備しなきゃねぇ〜と言い続けて、もう一年以上になる。一ヶ月前に里帰りをしてからというもの、ここビクトリアでも起こりうる地震や津波の対策をもっと真剣にしなきゃいけない、と思うようになった。私の日本の家族にも、万が一に備えて、最低限の緊急時持ち出し品は用意しておいた方がいいよ、と強く勧めている。限られたスペースしかないアパート住まいの妹一家は、「そんなにたくさんのものをおいておく場所がないもん」と口を尖らす。「だったら、実家の庭にでも置かしてもらいーさ。」と助言する私。
私たちも思いついたものを箱に積めたりしていってるんだけど、きちんとしたリストに従っているわけでもなく。余った缶詰とか乾電池などを、てきとーに箱に掘り込んでいるだけ。これではいけません。
で、ネットで紹介されている、基本的な「緊急時持ち出しリスト / Emergency Kit List」をいくつか探してみたヨ。
例1:http://r903.ryuju.net/library/bousailist.htm
例2:http://sei.seindesign.net/emergency/info.htm
基本的にはどれも同じ。リストでは、重要度の高い「1次」と、できるなら持ち出したい「2次」というように、持ち出し品が分けてあるのは参考になる。昨日、ディムサムで一緒だった、ツナさんとマークさんの話では「やはり、できるなら最低5日分の食料と水」は準備しておくべきだそうです。それから、緊急時の「Meeting Place / 待ち合わせ場所」(特に日中、家族がみんな違う場所にいる場合)と、その場所までの「ルート・道順」も決めておくことも大切だよって言っていた。持ち出し品を、まとめて一つの大きなプラスチックケースに入れてしまったりしないように。とも。女の人は10kgまで、男の人は15kgまでを目安にして、偏りのないように持ち出し品を分けておくことも大切だって。あと、もうひとつ。このキットは、絶対にガレージなんかのスペースに置かないこと。だって。地震の場合、ガレージはおそらく一番先に崩れるからだそうです(ツナさん曰く、ガレージの上に寝室のある家は買わない!...私たちがまさにその例ですが)。なので、2次の持ち出し品などは、庭の片隅にビニールをかぶせたりして保管しておく方がいいんだよ、とのアドバイス。
ここビクトリアは、島の南端にある訳で。私たちの家は、海岸から2ブロック(約300m?)。きちんと準備をしておかなといけないと思う。
ああ、こういう記事みると、自分たちの危機管理のなさに埋まってしまいたくなりますね。
スイスには地下に核シェルターがあって、(ええ、たいていどの家にもあります。アパートにもある)、以前は義務づけられていたからなんですけどね。いまもそれでもやっぱり新築でも作ってる家がほとんどじゃないかなと思います。(これはいまは地域にもよる可能性が高い)
そこにグッズが置かれてるんですよ、水とか簡易トイレとか箱に入ってね。うちのアパートの核シェルターはcaveとして区画を切ってアパートの住人の地下室収納庫になっているんですけど。
説明が長くなってるな…。
詳しくはまた写真でも撮って、記事にします。
ともあれ、やっぱりある程度の食料だとかツールだとかは、準備しておかなくてはですね!
でも古くなるのもなんだから、定期的に使いつつ、常備あるような感じにしておかないといけないのか、やっぱり。
へっ? しぇ、シェルター???
なにそれ〜、知らなかったよ〜! 地下にシェルターがあるのが普通なの?家を建てる時の常識なわけですか?
シェルターとして使っていないときは、ゲストルームなのかな。
スイスだと、地震や津波の心配はしなくていいもんね。でもシェルターなんだ。
想像もつかないので、是非是非、リポートしてくださいませ!
そちらも春満開ですねー!!緑のきれいな写真、楽しませていただきましたよー!畑もすごい!本格的!これから楽しい季節ですね!!
避難グッツ、私はなんにも用意してません・・・。
今回の地震のことで、いろんな意識がかわりましたよね。
海岸から300メートルのところに住んでいるんですね。すてき~!東北の沿岸もきれいなところなんですよ。私何度も遊びにいっているんです。早く元の美しい海岸線に戻ることを祈るばかりです!
Aiさん、こんばんは〜。
なんだかね〜、写真だけ見てると「春」なのですが、今年は本当に寒いのです。いつまでたっても、家の中でもフリース着てるし。
張り切って畑に土を入れたけど、こんなに寒くて曇ってばかりだと、なんにも育たないよ〜。…と半べそかいてます。
ドロミテのあたりでは、地震は起きませんもんね。それでも、万が一のための避難グッズは、あって損はしないです。きっと。
私自身、東北の海岸を見たことがなくて。いつか、東北を訪れたときに、昔のような美しい海岸線を見てみたいです。
何年か前に山口県でも震度5の地震があり
緊急持ち出し品を準備していました。
が・・・賞味期限もあり保存食も食べ尽くし、乾電池も使い切ってしまった。
今回のことで、沿岸に住んでいる怖さを様々と知りました。
物不足が解消したら、また準備しておかなくては・・・
アウトドア好きなのでキャンプ道具は揃ってるのが救いかな、ザックにいれて持ち出せるようにしておこう。
そうですねぇ。食べ物には賞味期限もありますし、乾電池って使ってなくても消耗するらしいですもんね。
買い占めることはいけませんが、最低限のものを備えておくことの大切さを知りました。
そうそう、アウトドアのキャンプ道具は役立ちそうですよね!道具もだけど、キャンプできるスキルの方が羨ましいです。