リンゴが安くておいしいもんで。
それに冷凍庫にクランベリーが残っていたもんで。
合わせて一緒に焼き菓子にしてしまおう(!!)と、思いめぐらし。...「タルト」☆
「パイ」っていうと、なんていうのか、田舎の昔ふうの台所でざっぱざっぱと作られる「庶民」の焼き菓子、というイメージがある。一方、「タルト(☆キラリ)」というと、モダンなキッチンで無駄なく作られたちょっと「ハイソ」なデザート、という響きがある。…そんなことないですか?
とにかく。この「タルト」のアイデアに浮かれてしまったワタシ。いつも「食い心」をかきたてて下さる「kitchen 20」さんのところでもね、先月、美しい「無花果のタルト」が紹介されていたし♪
早速、スーパーに冷凍のタルト生地を探しに行った。...無い。
無いよー! 冷凍パイ生地は、すでにアルミの型に入っているものがあったんだけど、箱に入っている「タルトの冷凍生地」は、ありそうで無かった。
んんん〜〜〜〜。
ほな、作るしかないやん... と、アップルクランベリータルトでグーグルして、出てきたもの5つほどを見比べまして。
その見つけたものを(よく似通っていたので)、適当に組み合わせまして。(←コレをすると失敗するんだなー、と思いつつ、組み合わせまして)
生地には、普通の小麦粉とライスフラワーを半カップずつ+アーモンドミールを1/4 カップ、バターを半カップ、塩と砂糖をひとつまみ、冷たい水を大さじ4〜6。フードプロセッサーで、on & off を小刻みにウィッウィッと繰り返して、まとめます。冷蔵庫で1時間ほどねかせる。
中に入れるものは、適当でも大丈夫だろうと。使ったのは冷凍クランベリー 1.5 カップとリンゴを二つ分。それに、ブラウンシュガーを 1/3 カップとメープルシロップを 1/4 カップ程と、シナモン少々と小麦粉を1/4 カップ。そのまま放置。
ねかせた「タルト生地」(パイ生地とどう違うのだろー)をぐぐっと伸ばし、円の淵から約4−5cmを残した中心部に、アップルクランベリーミックスをどさりとのせる。そして端を折り畳んでヒダを作る。
げっ。「具」が多過ぎだろー。ヒダを作る余裕がありませんでした...
ミックスの具を減らして、包み直そうか...とも思ったけど、えーい、メンドクサイ。とこのまま続行。
...ふむ。(ここで、kitchen 20 のmizue さんのタルトと見比べて下さいませ)
げげっ。オーブンを開いてこの姿を見たとたん、(正直)その醜さにびびって、ばたんとオーブンを閉じました。
これ。ワタシの思い描いていた「タルト像」と違う...これってさ、「田舎の台所の雰囲気100%」。うーん...やっぱり、中の詰め物も多すぎた。ので、焼いているうちにびろーーんと広がり、履き古した靴の様になってしまいました。はい、ヒダは伸びてしまって、かろうじて「具」がこぼれ落ちるのをとらえていました。セーフー。
味の評価:あ、実はねー、味の方はよろしかった。非常にもさもさした見栄えだけど、このクラスト、100%バターなだけあって濃厚だったし、アーモンドミールのせいかな、さくさくとして味も良しでした。中の具もクランベリーの酸っぱさが新鮮。次回は、生地をもう少ししっかりと伸ばして、包み込むといいかなー。どうだろな。
...という、タルトもどきでしたー。
>オーブン、バタンと閉じる
あー、バゲット焼いてた時、よくあったな、そんなこと。
美味しそうに出来てるよ。
こうやって、フチを折っただけのパイってあるよね。
フルーツの水分が蒸発して自然に嵩が減ったんだ。上手くいったじゃん!
mizueさんのはアパレイユを流し込んで焼くタイプのだから、
(あの写真、チョー美味しそうだよね!)
こうやって作ったら洪水になっちゃうけど(笑)。
へ? a-ki_laさんにも、こういうことあったの?
ばたんっと閉めて、『今の何?』とかたまってしまうの。
ありがとうね。美味しそうにできてる、だなんて。くっ(涙)
そうですね、焼いているうちに「かさ」は大分減りました。そして外側にもびろーんと伸びましたね。
いつか、mizue さんのタルトを作りたい。a-ki_laさんの「タルトレット」も作ってみたい☆
タルトの生地って、パイ生地とはどう違うんだろう?バターを使うのが違うのかな...
中身がざっくざっくたっぷりはいって
おいしそう~~~~!
食べ応えがありそう、わたしならぺろっと
まるまる食べられちゃいそう。
むふふ、誕生した姿みてオーブンの扉閉めちゃったんですね~(笑)
プッとふきだしわらい。
あ~このタルト私も挑戦してみたい!
どんぐりさん、こんな姿のものでも食べてくださるの?
ありがと〜!
ほんと、怖かった。私のイメージしていたものから、ずいぶんかけ離れていたもんで...
これは、パイだなー。タルトって、やっぱり、もっときしっとした生地で、焼き上がりもクッキーっぽくって、で、やっぱりクリームのレイヤーがないと。
これ、簡単よ♡ 欲張って、具をたくさん入れすぎないように!いひひ。
ぎゃはっはーー、大笑いさせて頂きました。
出来映えに、ではなく、papricaさんの文章に、です。でも、ホント、こういうパイあるんですよー。生地も手作りの方が断然美味しいに決まっています。ね?美味しかったでしょ?
...笑うよね。私も心底びっくりしたもん。誰も見てないか背後をチェック...って、誰もいないっつうのに。
うん。味はね、悪くはなかったです。でもさ、お料理にしてもお菓子にしても、「愛でる」ポイントも大切よね。
mizueさんのタルト、いつか作るよ!
こんばんは~
深夜ですが、お腹すいてきちゃった!!
おうちで食べるものだし、味がよければ大成功!ですよ~
私のイメージではね、パイもじゅうぶんモダンなカテゴリーよ。
イタリアでは、お菓子にもあまりバターを使わないのだけど
バターをたっぷり使うお菓子は、もはや、全てモダンに思えてしまします。
そうそう、↓あじゅびじゅ、って読むのよ。
あぎうびぎう、じゃないわよ~~ん。笑
こんばんはー!
あじゅびじゅさん! ...だったの?ずーーーっとあぎうびぎうさんだと信じてました。(書いてみて良かった。ほっ。)
へぇ、イタリアではバターってあまり使わないの?じゃぁ、ラードとか? か、パイってものを作らないのかな。
あ、メレンゲとかアーモンドペーストのお菓子が多いんだっけな?
ブログを通して、こういう小さなことを学べるのって大好きです♪
あじゅびじゅさん、ですね。
毎度くくくと笑ってしまいます。
papricaさんは、やはり関西人だわ。
私、papricaさんのブログ大好きよ。
我が家はテレビもないしお笑い番組も知らないけれど、こちらでたっぷり楽しませてもらっています♪
パイとタルト…パイは冷たいバターと粉をさらさらと混ぜ、タルトは室温にしたバターに材料を混ぜ込んでいくという点がまず違いますね。それから、微妙に材料や分量が変わる・・・
私はコルドン・ブルーのレシピを参考にお料理することが多いです。
写真付きで工程も細かく書かれているので、独学にはいいですよ。
mizueさんの工程写真とタルトの完成写真、美しいですね。
私も作りたくなりました。
でも、型なしふちおりお菓子も大好きです♪
そうですか? 関西人の中にも、手際良く何でも上手にされる人たちもたくさんいるのになー。
楽しんでいただけてとても嬉しいです♥ chanchan さん、ありがとうございますネ。
はぁー、なるほど。パイとタルト。目標は見栄えがとてもスマートで品のあるタルト。
そう!「品」のあるデザートだ。これが私には作れないのだワ。今気づきました!...ふむ。
mizue さんの作品の完成度、高いでしょう?始めてブログを拝見したときに、写真を見ているだけで味が伝わってきそうでした。
で、ストーカーさせて頂いてます。ふふ。chanchan さんのお料理も素敵です。いつもインスピレーションいただいてまーす!