Goodies#14:Peony/芍薬(しゃくやく)

Peony = 芍薬(しゃくやく)は、好きな花のひとつ。
毎年、5月には花を咲かせるのだけど、今年は寒いからツボミに色を付けて、そのままぎゅっと固まったように咲けずにいた。その芍薬のツボミ、昨日は晴れて気温も21度と温かかったせいで、今朝すっと開いていた。

peony

あの、キンカン程の大きさのツボミの中に、これだけの花びらのレイヤーがつまってる。いつも感心して眺める。こんな色のふわるわとしたレイヤーのドレスがあれば着てみたい。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は...」なんだったっけ? 歩く姿は、「ユキヤナギ」?しなやかにふらふらと。違うでしょ。

調べました。正しくは、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」でした。江戸時代のことわざ辞典「たとえづくし」にも記載されているそうです。着物を着た女性の美しい姿を表現したことわざ。昔の人は上手に例えたものです。英語でもPeonyの花の意味を調べてみると、Japanese Peony Meaning のページ見っけ。そこでは小林一茶と与謝蕪村の「芍薬の句」がいくつか紹介されていた。これ。

The peony is this big!
the child’s arms
outstretched
(一茶の句)

これ、現物の句(?)はどんなのなのだろう。日本語から訳された英語を、再び日本語に直訳すると「しゃくやくがこんなに大きい!/こどもの腕が/大きくのびる」??? 俳句のセンス、ゼロまるだし。一茶は生涯をかけて約2万句書いたらしい。その中の84句で芍薬がモデルになっているのだそう。魅せられる理由はよくわかる。

昨日は朝からとばしすぎたせいか、昼間、一番暑いスポットで雑草抜きに精を出したせいか、今日は元気レベルが昨日の半分くらい。なので、花の写真をとってのんびり水やりなどをした。その間もGusは繰り返しボールを私の目の前に落とし、「あそぼうゼ」の目で見つめてくる。投げてやると嬉しそうに持ってくる。何度繰り返したか。こやつは疲れを知らない。

おまけのGus写真。

「遊ぼうぜー。」

border terrier gus1

border terrier gus1

border terrier gus1

border terrier gus1

もう一回。投げて...

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