Gusに起きている変化

暗い話になるのでためらったのだけれど、これを書かないと次に何も書けないか、次に何かを書いてもなんだか「つくろったもの」のようになりそうなので、思い切って。

Gusが昨日、二度目の発作を起こした。一度目からちょうど4週間。仕事から飛んで帰ったところ、ふらふらとしながらも私のところに寄ってきた。この間相談した獣医さんから夜に電話があり、3つのオプションを出してもらった。

  • 神経科の専門の先生に相談をし、MRIで脳を調べてもらう
  • 発作を抑制する薬を飲ませる
  • 前回の発作から4週間あいているので、もうしばらく様子をみてみる

その電話の少し後に、小さな発作がまた起こった。舌がねじれて体が硬直して。それは30秒くらいだった。

今朝、獣医さんに無理を言って今日の最後の予約に入れてもらった。発作を抑える薬を出してもらおうとおもって。丁寧に話を聞いてもらい、Gusの様子を診てもらい、先生の診断では「おそらく、脳に異常があるのだと思う。疾患、腫瘍、そういうのはMRIでないと確定はできないけれど、Gusの様子を診ているとそんな風に思います」って。

なので、発作も脳の異常が引き起こしている症状のひとつだろうって。手足がふらふらしたり、視力が弱まったり、くるくる回ったりするのも脳の異常からきている症状であって、発作が原因で起きたものではないと。改善されるものではなく、他にも不自由がでてくるかもしれないって。

「脳の腫瘍だとして、Gusは痛みを感じたり苦しい思いをしているのでしょうか?」という質問に、獣医さんは「それは無いと思います。発作そのものもGusは痛みを感じたりはしていませんよ。」とのこと。よたつきながらも、獣医さんが好きでへらへら笑うGusをみて、スタッフの人も「What a sweet dog!」って言ってくれた。そう、Gusはとってもスウィートなんです。

相方とも話し合い、今は発作を抑制する薬を試してみて様子をみてあげることにした。

Gusにとって何が一番なのか。何を望んでいるのだろう。

そんなこと私たちに100%わかるのだろうか。

スウィートなGusは私たちの気持ちも上手に察するので、凹んで悲しい気持ちでいないで、そーれそれって元気に明るく過ごそうと思います。