自分の絵を人に見てもらうのは、昔から少しためらいがちです。
何気なく壁にひっかけておいて、うちに来た人に気づいてもらう程度なら気にならないんだけど。あらためてまとめて「それではどうぞ見てください」、となると、気持ちが張る。アートって、それが音楽でも写真でも彫刻でもお料理でもデザインでも、どんなかたちをしていても、その人の内側の「色」が表に出てくる。自分が描いた絵にも、言葉にはならない、自分のとてもプライベートな色が表れている気がして、そう思うと少し気が張るのです。
たまたま私がとったブログ用写真の「背景」に写った絵に気づいて(目ざとい。)、「きちんと見てみたい」と言ってくださったブログのお友達が数名。どうしようかなぁ〜、って考えていたんだけど、絵の写真を一箇所に整理するっていう意味で、まとめてみました。
描いていたのは、約5年前です(古いでしょ?)。宿題で出されたものではなくって、「自分で好き勝手にテーマを決めていい」っていうプロジェクトでやったものだけをならべてみた。
一枚目だけがアクリル画で、あとは全部油絵です。キャンバスの大きさはまちまちですが、一番大きなもの(ワニとカバの)が横180cm。大きなキャンバスが好きでした。あそこまで大きいと、筆先だけでのコンタクトではなくって、体全体がのめりこんでいくような感覚を味わえる。
細かな基本的な技術を教えてくれる学校ではなかったので、見よう見まねで、適当に油絵具を使い始めました。やっぱり技術の下積みは大切だと思うのだけど、うちの大学は、コンセプトを重んじる方で、技術にはほぼノータッチ。
絵を描いていたころって、仕事もなくって厳しかった〜。逃げ場所でもあったのかな。「水牛が街へ行く」っていうお話(?)がテーマでした。最後の数枚の「魚」の絵は、突然、「飴(キャンディ)と魚のコンビネーション」に妙に執着してしまったので、それをテーマにしてました。どうして?って聞かれてもよくわかりません。
ふぅ〜、やっぱりちょっと緊張するな。
p.s. 写真をまとめるのに使わせてもらった「Wix.com」は、フリーです(広告がついてしまうけど)。使い勝手がよくって、背景やレイアウトもアレンジできるし、なかなか気に入りました〜。
papricaさん、おはよ~~~っ♪
見たい、見たいのリクエストに応えてもらえてとてもうれしい。
時々壁に掛かっているのが気になっていたのが、やっと大きく見ることが出来てご機嫌です。
楽しいなぁ、ぼくの好きな世界です。さっきからずっとずっと見ています。
じっくりゆっくり楽しませてもらいます。
ありがとう。
asoboさん、こんにちは。
あはは。asoboさんには2度ほどリクエストしてもらったもんね。Just for you、な〜んてね。
ずっと頭の片隅に「まとめようかな」っていう思いがあって、ようやく時間がとれました。
やっぱり気恥ずかしいんだけど。楽しんでもらえて嬉しいです。
こちらこそ、どうもありがとうね〜。
すごい!
papricaさんが心血注いだ作品を自宅でいっぺんに見られるなんて、
なんと贅沢なことだろう。
ダイニングの壁にかかっているのを一部分見ていた頃から、
独特の色使いにとても惹かれるものがありましたけど、
今回キャンバス全体が見られて、構図の大切さはシャシンに
通じるものがあるなーと思いました。
7と#8が特に好きで、繰り返し何度も行ったり来たり。(笑)
ありがとう。
a-ki_laさん、こんにちわ。
し、し、心血なんて。そんなことないよっ!かなり、のめりこんで(というか、あちらの世界にTrip…)いたけれど。いひひ。
こ。こ。構図… スルドイ、a-ki_laさん…それってコンポジションよね? 実は、コンポジションは私の Weakest pointなのよーん(涙)。一度写真のクラスも必須でとらなきゃならなかったんだけど、その時も構図がなってないって言われたし。絵の先生の一人は「息ができない。もっと引き下がって遠目で眺めるようにして、スペースを作ってあげたほうがいい」って言われたこともある。
でもさ、写真にしても絵にしても、結局は自分の表現やもん。そういうふうに目に(心に)浮かんでいるなら、そのままで。って思う。受け止め方も人それぞれだしね〜。
見てくれて、どうもありがと〜♪
こ。こ。構図、すごい!って書きたかったんだよ。
言葉が足りなくてごめんよ。
Weakest (←あらま、最上級だし)point なの?!
とっても印象的で、好きだけどなぁ。
自分の好きな配置やバランスって、プロや教師に教わったからといって、
そう簡単に変わるもんじゃないような気がする。
あ、もしかして、受け入れて自分なりのモノに出来る一握りの人だけが、
次の時代のプロになれるのかな。
あはは、a-ki_laさん、優しいねぇ。んで、どうもありがとう。
a-ki_laさんに気に入ってもらえたのなら、こういう構図もアリ、でいいのかなって気がしてきた。
文化的な感覚、もあるように思う。そりゃ、黄金比とか色のルールとかユニバーサルなものはあるのだけれど、自分にしっくりくるものの中には、そういうルールでは説明できないものもあるよねー。ね?
うん、受け入れて自分なりに解釈して次のステップに進める人は、多くの人達に認めてもらえるよね、きっと。
こんにちは^^
papricaさんはその筋(?)のプロですかーー?
すごぃ@@
油絵って世界を良くわからないいんですが
なんいうか、隙間が無くて、圧倒的な何かが…
ワタシはキリンさんと鶏さんの一枚が好きです☆
んなワケないっしょ、フォレさん。
仕事もなくって、どうしようもなくって、欝になるのをどうにかこうにか避けるために…描いていたっていうのもあるのです。ホント。
だから明るい色ばかりを塗りたくっていたのかもしれません。
私の性格には油絵があってるみたい。プロセスがスローなので。乾いた後の色もアクリルとは違って鮮やかです。
同じミディアムでも、もっと隙間をとって柔らかいタッチで描く人もたくさんいるよ。
キリンのは、鏡に写る姿を練習したくて描いたものです。ほら、浮世絵の鏡に写る役者、見たことある?うなじが色っぽくて、顔が鏡に写ってるの。あれを参考にしたんだよーん。
ありがとね。
私にはない才能!
ワニの絵が好き(#^.^#)
いつもカラフルやし!
お勉強落ち着いたら、また、新しい作品どお?
Kayokoに見せたことなかったっけ?
ワニとカバ。これは一番初めに描いたので、すっごく「荒い」んやけど、私もこれはちょっと特別かな。
ほんと。今は時間的に全く余裕がないわぁ〜。
もう長いこと描いてないから、キャンバスの前にたったら固まってしまいそうやわ。
んんん、すごくいい。
どれもすごくかあいい。
色づかいもとても好みです。
ポスターでいいからうちにほしい。
“Pasta Night”の表情とかもうたまらん感じ。
本の装丁とかにもいけそうな感じがします。
こうやって自分の作品をならべられるくらい数があるってのは素敵だね。
アートというか、なにかを表現したものっていうのはたしかに自分のなかをのぞかれるような気がするよね。
小説でも詩でも音楽でも、なんでも。
自分がもし小説なんかを書いてそれをだれかに読まれるっていうのは、裸になるより恥ずかしい気がするし。
音楽とかも曲ならまだしも、作詞とかやっちゃったりしたら、もうたまらん恥ずかしさな感じ。
気が張るっていう気持ちはわかります。
でもこうして目にできてうれしいです。
ありがとう♪
素敵な作品です。
レモンさん、どうもありがと♪
あはは、パスタをずずずっといってる鯉、ね? ほんとにいたら面白いだろうな〜って描いたんだけど、クラスのクリティークでは、「だから、どうして魚がパスタを食べてるの?」って何度聞かれたことか。
当時、描くことで気持ちのバランスを保っていたから、ずっとひたってました。
こっちってさ、人に会うと「What do you do?」って挨拶がわりに聞かれるのね。で、仕事もせずに家事だけやってる(子供はいない)って答えると、「貴方ってLoserね」みたいな目で見られるんだわ。まじ。だから、「絵を描いてる」って答えられるように描いてました。そしたらそこから会話にもなるかな、と思って。(変な理由でしょ)
見てくれてどうもありがとうね〜♪
家事だけやってる(子供はいない)→貴方ってLoserね。笑笑笑
それすっごくわかる。
こっちでもそうだよ。
でもうちはどっちかが家にいた方がバランスがとれることを経験で感じてるので、あたしは外で働く気はゼロです。どどん。
(ジル君が在宅で、主夫やってた時もある)
退屈じゃないのかとか以前はよくきかれてたけど「ちっとも退屈じゃないのよ」「家にいるのすごく好きなの」…と、しれっと答えてました。(いまはいい加減あまりきかれなくなった)
経済的にどうにも立ち行かなくなったらこんなこと言ってられないけど。(仕事っていうか、収入があるという意味では在宅で仕事をしていないわけではないけど、いちいち説明しないので、専業主婦だって威張って言ってる(笑))
スイスでも子供なしの専業主婦って、ものすごくめずらしいんだよ。
わかるー?!スイスでも同じ??? …分かってくれる方がいて、嬉しい。
ま、みんながみんなそういう反応をするわけじゃないけど、専業主婦のタイトルって、日本と欧米では違うのは確かよね。
うん、二人または家族の中でのバランスって大切だと思う。バランスのとりかたも人それぞれで、二人ともがフルに働いて、行き違っている時間のほうが多くって、それでうまくバランスがとれている人たちもいるしねぇ〜。
私は今は、もう少し自分の時間がとれればな、って思うけど、外に出て人に接している時間があるのは総合してプラスだと思ってます。この仕事に付く前は、家でウェブを作る仕事をしてたんだけどね、全く人と話さないっていうのも良くなかったかな。
レモンさんちは上手くバランスがとれているし、きちんとお料理も作ってあげているし、在宅で収入があるんだし、立派だよ。
いやいや、カナダもスイスもよく似た感じだねー。
Papricaちゃん 学校って、Uvic?それとも美術学校でも通ってたの?とてもポップなセンスのある画だね。どうやったらそんなイマジネーションが沸くの?!!私も創作系なんでも興味ありなんだけどとっかりって、どこからはじめればいいのかな?教えて~その昔、確かおうちにちょっとお邪魔したんだよね、そのとき作品が飾ってあったと記憶してるけど。Gusのテーマなんて、どう?
そうよーん。UVicのVisual Artです。ホントはきちんと基礎を習いたかったんだけど、今流行のConceptual Art を重視している学部だったので、技術よりもアイデアでした。でも、やっぱり、基本がなってないと、アイデア持っててもかたちにならないってことばかり。って気がしました。
ももちゃんはどんなエリアでモノづくりをしたいの?2D, 3D, 音楽、文章、…好きなことならとりあえずとっかかってみたらいいんじゃないかな。あまりカタチや結果にとらわれず♪
ところで、お勉強の方はどう?
へえ・・papricaさんは画家さんなの??w
絵のこと全くわからないし絵画展なんて見たことないんだけど。
でもね絵を描く人めちゃ尊敬するんですよ。
どうして描けるのって思っちゃう・・小学校の美術の時間・・
必ず人を入れて描くって課題が出て。どうしても描けなくて
仕方ないから後ろ姿にした。
それ以来人が苦手なのかな??写真でも人ほとんど入れないから(笑)
でもでもこんなわからない俺でもとっても面白い絵でしたよ〜
ちょっとデフォルメ(っていっていいのかあ?)された動物たちも
とっても可愛いし、色使いが面白かった。
やっぱ人が出るの??
良い物見せていただきました・・ずっと描いててくださいね:)
違います違います。
これを描いていたのも、もう大分前の話だし。
でも、時々ね、色が恋しくなります。Wulmさんにとっての写真もそうだと思うけど、好きなことだけをしているときって、体の細胞がぷるぷるするような感じがしない? あの感覚が恋しいかな。
人、描けません。それに、wulmさんのご指摘通り「ディフォルメ」なのは、「リアリスティック」な描写をするスキルがないからです。ずばり!
やっぱりねぇ〜、基本的な技術を学ぶことは大切です。私、デッサンとかできないし。モデルみて描いてもディフォルメすることばっかりでした。がはは…
どうもありがとうね!
独特の世界観、papricaさんらしい!
アーティスティックな姪御さんは
その前にお父様からpapricaさんへ遺伝子が回ってきていたのですね〜笑
妙に納得したのでした。
色使いやアイディア、特にhair salonのキリンさんのヘアの質感、仕事柄気に入りました!
naokoさん、どうもありがとう♪
父もそうだけど、私も「色」を見ているだけでワクワクしてくる性格です。
その系(?)の遺伝子は確かにいただいてますね。姪っ子は…彼女は…歌いだすとトランス状態ですが。
そうだね、naokoさん、ヘアースタイリストだもんなぁ。私の髪を切ってくれている人も日本人女性でね、アーティスティックでドラムもやってる頑張り屋さんです。
キリンと鶏、飾ってくれますか?って頼んでみようかな、って思ってるところです。いつか。
こんばんは、yuiです。
今更ながらハンドルネームをuitatanに統一してみます(笑)
この絵、papricaさんが描いたんですか?!
すごい、の一言しかでません!!!
ワニのしっぽが愛嬌たっぷりだし、
色使いがとっても絶妙で、かなり私好みです。
ブラジルの色使いと似ている気がします。
す、すごい。。。
いつもコメントありがとう♪
お返事でも新しいハンドルネームの uitatanさんを使った方がいいかな。このハンドルネーム、お料理コンテストの方で使われてますもんね。ういたたん、って読むと響きが可愛らしいので好きだわぁ。
絵を気に入ってもらえて嬉しいです。つくりてさんのuitatanさんのコメントだとなおさらです☆
ブラジルの色使いかぁ〜。いったことあるのかな?
この動物シリーズは全部想像の世界で、私の目に映る色はいつもこんな風なのです。
あ、でも、一度モデルを見ながら描かされたこともあるけれど、その時も現実の色からはかけ離れていたっけな。
フォトリアリズムに描くこととかって、できないのです。技術もなしだし。あ、そういえば、uitatanさんの相棒さんは素晴らしく繊細な絵を描かれるだったよね〜。
どうもありがとうね!