クリスチャンの家族に夕食に招待された。かなりシリアスなクリスチャン。パパ、ママ、20代の息子が三人。私はその息子の一人と友達だったみたい(そういう設定だった)。みんなニコニコしていて優しそうで、とてもウェルカムなムードで私を迎えてくれた。食事の準備が整いみんなが食卓につく。美味しそうなにおいがする。クリスチャンだからもちろんご飯の前には手を繋いでお祈りをする。カナダに始めてきたときのホストファミリーも食事の前にお祈りをしていたな、と思い出す。パパが何かを言って、みんながアーメンといって食事を始めるのだと思っていた。ところが、パパが「一人ずつ感謝の気持ちを言葉にしましょう。」と提案した。私以外は笑顔でうなずいた。ママがはじめに「Thank you for all of us to be together (こうしてみんなが一緒にいられて幸せだわ♪).」と言った。
突然私はすごく緊張してしまい、自分が何を言うべきか考えるのに必死になった。感謝していることはたくさんあるはずなのに、頭が真っ白で何も浮かばない。
そして私の番がきた。
顔を真っ赤にして、私の口から出てきたのは、
「Thank you for the Chicken.」
鶏肉のお料理だったから(苦笑)。みんな優しくうなずいてくれた。
でね、食事の後ビデオを見ましょうっていうことになった。そのビデオというのが借りてきたVHS(!!)で、息子1が「それ、デッキにいれてくれる?」と私にたずねた。いいよ~と、テーブルの上のビデオを手に取ろうとしてぎょっとした。。
え? なにこのビデオテープ…
VHSが変なのだ。ビデオテープの上に人の形をした彫刻(フィギュア)がくっついている。半透明の黄色い蝋人形みたいなの。
つるつるだ。
『変なビデオ…これ、デッキにはいるのか?』って、彫刻の部分をいじったら、頭がポキって折れたーっ!!
えええっっっ!!!
「ごめんなさいっ、ごめんなさい… わたし、これ、こわしちゃった~。ごめんなさい…」と泣きそうになって謝ると、パパが「そんなの心配いらないよ。こういうときはレンタルショップに電話をして確認すればいいだけさ!」と明るく言って電話を手にした。電話越しに事情を説明するパパ。電話の向こうのレンタルショップのお兄さんの声が聞こえる。
「あぁ、それはよくあることですよ。前に借りた人も頭を折ってましたよ。Don’t Worry! 頭が折れてしまった場合は、足元から全部折ってしまってください。それで大丈夫ですよ!」
はぁ?
パパは言われたとおりVHSにくっついている人形の足をぐにゃりと曲げてしまった。
そして満面の笑みで声高らかに「サンキュー、ジーザス!!」と言った。ママと息子三人も声を合わせて「サンキュー、ジーザス!!」。
えええ…
戸惑いながらも、そもそも頭を折っちゃったの私だし。(小さい声で)「サンキュ、ジーザス…」 と、わたしもつぶやいておいた。
***
色んなことに感謝の気持ちを忘れるな、というメッセージの夢だったのだろうか。
papricaさんの夢っていつも超おかしすぎ 笑 今回も読みながら爆笑しちゃったよ。
papricaさん、すごく想像的だからドラマのような夢を見るんだね〜 私も、一日3本立てカラー付きでよく夢を見るけれど、目が覚めたらみんな忘れちゃうよ。 昔は記録取っていたことがあって、 起きてすぐに書いてたけれどそれはそれで怖いものがあったのでやめた。笑 でもそのクリスチャンファミリーも怖すぎる。 笑 きっと感謝しろっていうより、 どんな失敗しても必ず解決策はある、心配しなくっても良いってことかもよ。 ジーザスに感謝しよう・・! って違った。 あは。
tomさん、こんにちわ♪
起きてから書き出したりするとコミックだったりするんだけど、夢の中では笑える状況じゃないんだよぅ。 すごいね、夢3本立ての夜!起きた時、寝た気がしないでしょ?
私も忘れてしまうこともしょっちゅう。一部だけ覚えていたり、なんとなく感覚だけが残っていたり。日中ふとしたときに蘇ってきたり。不思議よね~。
クリスチャンファミリー、とってもいい人たちだったけど、私一人妙に浮いてたよ(苦笑)。 Tomさんの解釈、いいわ! そっか、心配しないでもなるようになる!だね☆