いひひ。全くヒネリのないタイトルに、自分で笑った。
相方が古本屋で本を探すというので、私も一緒についていった。久々の古本屋「Russell Books」。ビクトリアで人気の古本屋さんで、とっても充実している。それに、数年前に二階部分を大きくしてジャンルごとにわかりやすく分類しなおしたので、以前よりもずっと本を見つけやすくなった。
以前は、天井まで敷き詰められた本が、だだだーっとなだれ落ちてくるんじゃないかとドキドキだった通路も今はスッキリ。店内は混沌としていてホコリ臭かったのに、この通り(↑)ずいぶん明るい印象です。店員さんによると、新しい本のコーナーもあるらしい。
本がびっちり。
私も相方も「Kindle Paperwhite」を持っていて、それはそれで愛用している。特にちょっと出かけたりするときや旅先なんかでは、コンパクトなKindleはありがたい。日本のアマゾンのキンドル本の数はまだまだ限られているけれど、それでも和書を手軽に購入できてしまうのは「母国語活字」に飢えているときには、嬉しい限り。
でもね、紙の本には特別な良さがあり、電子書籍に100%のりうつるコトはできそうにない。一冊一冊、表紙も重さも活字の大きさも違い、紙の質感を感じ、匂いがあり、パラパラめくる音がする。Kindleで本を読むようになってから特に、「読書って、ただ活字を目で追うだけの経験ではないんだな」って感じるようになった。
相方も「It’s a totally different experience」って言う。
で、紙の本を読みたくなって、今日は3冊買ってきたヨ。
Rohinton Mistryの「Swimming Lessons: and Other Stories from Firozsha Baag 」とAlexander McCall Smithの「“Tears of the Giraffe” 」と「Morality for Beautiful Girls 」。
Rohinton Mistry(ロヒントン・ミストリー)はインド系のカナダ人。初めて読んだ彼の作品「A Fine Balance」がとても印象的で、好きな作家の一人です。のめりこんで読める英語の本に出会うのって、そう頻繁にあるわけではない。何年英語で生活していても、日本語で読むようにすらすらとは読めないし。 私は小さい時にバングラデシュに数年住んでいたのですが、その当時のバングラデシュやインドの影響があるのか、彼の描く繊細な人間模様に強く惹かれるみたいです。調べてみたところ、彼の作品の中では「Such a Long Journey」は訳されているよ(→「かくも長き旅」)
Alexander McCall Smithは、「No.1 Ladies Detective Agency(No.1レディーズ探偵社、本日開業)」でよく知られている作家で、アフリカ(ボツワナ)を舞台にした物語だけでもたくさんあるよ♪ 今日買ってきた二冊も、同じミス・ラモツエが登場するもの。可愛らしいストーリーで読みやすいです。日本語にも訳されてるね♪No.1 Detective シリーズはテレビのドラマにもなってるよ(→☆)。これがすんごいチャーミングで大好き〜。
さて、お布団に入って「Swimming Lessons」を読み始めてみよーっと。
古本だと特に、独特の匂いやページをめくるときに手指の水分や脂まで吸い取られそうな紙の質感とか、
活字を追うということ以外の、読書の醍醐味を感じられるね。
新聞もそう。新聞社のオンラインサービスに登録しているから、
スマフォから当日の記事を読めるのに、
それでも帰宅してもう一度、新聞紙に触るなぁ。ナナメ読みだけどね。
この三冊、表紙もいいな。
↓ かわいいおばあちゃん、papricaさんならきっとなれるよ!
a-ki_laさん、おはよー。月曜の朝…眠いー。
そうなんよね、古本でもこっちの古本って日本のよりも一段と古臭かったりするよ。もともとペーパーバックの製本そのものがあまりよくないから。
読みながらふと、どんな人がこの本を読んでいたのだろうな、って考えてみたり。
なんなんだろうね。紙の本や新聞や雑誌で読むのって、人間的な感じがしない? そのうちデジタルが主流になってしまうと、紙媒体(アナログもの)こそが贅沢なこと、にもなりそう。
新聞に「触る」、わかる!ざざっと斜め読みでも触りたくなるんよねー。
ところで。a-ki_laさんもスマフォ使ってるんだね。古いタイプの携帯かなーってイメージでしたー。
このごろあまり読んでないけど、私は「紙」がいいです^^
やっぱ落ち着くし、なんといっても目が疲れないで済みますから♪
電子書籍は、どうも目に良くないように思いまする。
と言いながら、パソコンばかり見てたらダメですよね^^;
私も読書しよう~!っと。
ありゃ@@; こないだ読みかけやった本、いったいどこに行ったんでしょ!?
リンク有難うございます。
はい!私のブログは2つあります♪
どっちもよろしくお願いします~(^-^)
ぽとすさん、おはよう!
うんうん、そうなん。紙は目に優しい。私の使っているキンドルは、iPadやコンピューターよりも目には優しいと思うけど、夜寝る前に布団の中で読むのは「紙」の方がいいんだって。
デジタルグッズって脳に不必要な刺激を与えるから、寝る前に読むと眠れなくなったりするらしいよー。
帰国のたびに本屋さんで数時間すごすよ。何も買わなくてもぼーーっと本に囲まれているのが幸せ。
リンクもらっちゃいました!二つもブログを維持するの、大変だね。
それでは一週間、えいえいおー!
パプリカさんってバングラディッシュに住んでたの~?英語で本読めるってすごいなあ~。作家とかもよく知らないから、なかなかチャレンジできないんだけど。。読みやすいのあったらおすすめしてください~。
最近、旦那くんに持ってる写真をスキャンしてデジタル化してオリジナルを捨てようかって話してたんだけど、反対されたん。今の電子フォーマットって変わるのがすごく速いから、デジタル化したものを将来再現(再生)できなくなる可能性があるっていうんだよね。ハードの方が存在しなくなるから。確かに、カセットテープとかテープレコーダーないと再生できないよね。。レコードプレーヤーとか今も作ってるし、大きなアーカイブとかでは、アナログコピーとデジタルコピーと両方保存してるらしいよ。
雑誌とか読み捨ての本とか、旅行用とかデジタルは便利だけど、ペーパーコピーはフォーマットフリーの強みがあるってさ。大事な本はプリントしてるほうがいいみたい。一長一短だよね。
kindleって他の人に買った本を貸したりできるの?出来ないようなきがするんだけど。。
Kumasakiさん、こんにちわー。
そうなんよ~。3年間だけ、小さい時にバングラデシュに住んでたの。鮮明に覚えているから不思議なものです。
私も英語で読むのには集中しなきゃいけないし、わからない単語だって出てくるし(とばしまくりだけど)、やはり母国語で読書するようにはいかないよ~。でも、読まなきゃ読めなくなるし、話せなくなるし。
Rohinton MistryのA Fine Balanceはね、すごく良かったよ。時間はかかったけど感動した一冊。あと最近読んだのでものすごく読みやすい英語だったのは「Ruth Ozeki」さんの作品。彼女はハーフだし日本に住んでいたことがあるからかな、読みやすくって軽くって人情味のあるものだったよ。たくさんあるけど、最近のでは「A Tale For the Time Being」っていうの。
そうそう、何においてもデジタル化されているからねぇ。それを変換できる機械をとりあげられちゃったら、意味のなくなるものばかり。
写真だって、やっぱり手にとってハードコピーを眺めるのって、コンピューター上で見ているのとは違うよね。アルバムをぺらぺらとめくるのって楽しいし。
うちの相方も昔のスライドをキープしてるよ。そう、 わたしも色んなパスワードの記録は紙に書いてかくしてあるよ~。コンピューター上でキープする人も多いけど、電源切れたら意味ないしー。
あ、キンドルね、貸し借りはできないよ(←こういう点でもとっても資本主義的だよね)。でも、ちょっとずるをすると「できる」のだよ。しぃ~っ。オープンソースサポート派だから~。
こんにちは^^
先週、私も古本屋さんに行ったんですよ~
その時の事をちょうど記事に書いたところだったので、こちらを読んで偶然!ってびっくりしました。
(予定投稿機能を使ってるので、記事のアップは9月入ってしばらくしてからなのですが、、、汗)
やっぱりどんなにテクノロジーが進んでも紙の本の持つ良さも捨てがたいですよね。
私はテクノロジーについていけてないので(苦笑)今だに紙の本一辺倒なんですけど、、、
古本屋さんには独特の雰囲気とか匂いってありませんか?あれには本当弱いです、、、いつまででも本をじーっくり見ていたいようなそんな気にさせられます^^
Saoriさん、こんにちわ!
へぇ~、偶然!シンクしましたね~。Saoriさんって、いつも予定投稿機能を使われれいるのですね。便利そう。
そうそう、Saoriさんは紙派だもんね♪ 私も全てを紙でできるなら、それに越したことはないって思います。先日も、紙のテキストを読んで紙にペンでノートをとる学生と、デジタル版のテキストを読んで、ラップトップにノートをとる学生との、記憶と理解の比較っていう記事を読みました。前者に旗が上がったよー。まだはっきりとした説明はできないらしいけど、情報が記憶の中に整頓されるプロセスが、デジタルだと「浅く薄く」なるみたい。
なんとなくわかりますよね、その感覚。
本屋さんにいると、あー、幸せって思います。本の虫ってほど読む人じゃないけど、本を眺めているのは大好きです。
papricaさん、おはよ~。
昨日今日と、秋の気配で涼しくて、何十日ぶりかに熱帯夜
ではない夜でした・・・。ふぅ。
涼しくなると読書が進みます♪
私も古本屋さん、だーーーいすき!
イギリスでだいたい、20~50冊の古本を買って帰るのですが
古本屋で真剣に物色していると店主に「Are you a bookseller?!」
と言われるわ・・・ほほほ。単なるgeekだとは口が裂けても
言えません。
インド系の作家さん、私も好き。
名前がすぐに出てこないけど、欧米系の作家とは違う(たとえ
移住していても)、しっとりした空気感が、「アジアだわ~」と
共感できる。逆に、インドやアジアを体験した人の作品も
面白いですよね。
昨日は私、久しぶりにモンゴメリを読んでました。
P.E.Iの匂いを思い出しました。秋ねぇ。
真木さん、こんにちわー。
ふぅ~、ようやくだね。涼しくなって眠れるようになって良かった!寝苦しいのって疲れるもんね。
なーにー、イギリスの旅で20~50冊の古本??それってホント、バイヤー並だよー!
すっごいね。えらいね~、それだけの本を英語で読んじゃうわけでしょう。いやぁ~素晴らしい!
やっぱり、日本で洋書を手に入れるのって、大変なんだね。しっかし。。。50冊の本、どうやって持って帰るのーー。
そうなのね、インド系に限らずアジアや南米作家の作品って、描写の仕方が違うのかな。波長が合うっていうか。
私は読むのが遅いので、数十冊も読めないけど、のめり込めないものって読み始めてすぐに分かるよ。
また、いいものがあったら教えてネ♪
PEIは行ったことがないんだな~。じゃがいも畑と赤い土と青い空。いつかみてみたいなー。
えっと、誤解なきように!笑
英語で読むような本ばかりじゃーないですよん。
私の守備範囲はほとんど「児童文学」と「歴史モノ」。
なので、「読む」というより、「見る」と言った方が
しっくり来るかなぁ。^^
ソフトのスーツケース(L)とは別に段ボールを2箱
積めるキャリーカートを1つ、持参するのです。
VAだと、ExtraBaggageが40米ドルくらいで23kg
までOKなので、根性で持って帰るのです。
もちろん、段ボールも日本から持参です!
海外のへなちょこ段ボールじゃ、私の大切な本が
傷んじゃうから。笑
真木さん、こんにちわー。
児童文学や歴史物だって、読むところあるし、そうやってこだわりを持って好きな本を探せるのってすごいよ。
真木さんって毎年Naokoさんのところに行かれるわけで、その度にうん十冊って本を持ち帰ってるんだよねー。すごいコレクションだろうな。
ほんと…根性だよ。余念が無し。
そのうち、日本で楽しい本屋さんが開けそうだね♪
手放すのが嫌なら、個人図書館みたいなねー。
イギリスだと、古くて味のある本も見つかるのだろうし、ブックハンティングも楽しそう☆
また今度、コレクションを紹介してくださいませ!
私も古本屋さん、大好きですよ~
新作も気になるもの、たくさん有るんですけどね
ちょっと前に話題になった本をお手頃価格で
手に入れて読むの様にしてます^^
今白い巨塔読んでるんですよ、言葉使いとかが
昭和な感じでいいんですよね~
古本屋さんの本棚の感じが凄く良いですね!
私の家をこう壁一面本棚にして
本を並べるのが夢なんですよー!
相方様はお探しの本は見つかりましかね~^^
papricaさんは英語の本が読めていいなぁ…
あ、最近洋書を読んだんですよね…
スペンサー・クインの名犬チェットシリーズです!!
これはワンコ好きにはたまらない作品かも…いひひひ
フォレさん、いつもコメントありがとう〜。
日本の古本屋さん、いいね〜。前回帰国したときは行きそこねたので、次回は絶対にあさるぞー!
で、フォレさんって話題の本や読みたい本ってどうやって見つけたりするの?
私にとっては、読んでみたい本を見つけるのが大変。洋書では特にそうだよ。
白い巨塔って…それも古いね。どんな話だったっけ?覚えてないな。
フォレさんの部屋の2重になってる本棚、あれ、いいよね。覚えてるよ!
名犬チェット?知らないぞー。これ古本屋さんにありそうだねっ。ま、私は読むのが遅いので、この3冊を読み終わるのに時間がかかりそうだわ。
また、面白い和書があったらおしえてねん♪