シェルタリング・スカイ

好きな映画は?って聞かれたら、いつも「Sheltering Sky・シェルタリングスカイ」と答えます。

Bernard Bertolucci (ベルナルド・ベルトルッチ)監督で1990年に放映された映画。もう20年以上も前になるんだ(わぁ。歳とった…)。ビデオを借りて初めてみたのは、カナダで学生をしていたとき。ベルトルッチの作品には「Last Tango in Paris」や「Stealing Beaty」「The Last Emperor」など有名なものがたくさんあって、どれも大好きですが、シェルタリングスカイは中でも一番強烈に印象に残っています。

アフリカと砂漠。もう戻ってはこない愛。マラリア熱とドラムに合わせたチャンティング。性と生。

あらすじがどうというよりも、とても感覚的な映画だとおもう。だから、音楽や映画のシーンの色がとても強く残ってます。

シェルタリングスカイのテーマは、坂本龍一によるもの。

この曲を聞くたびに、あの波打つ砂漠が蘇ります。

それから、最後のシーンのおじいさんの一言も。

本当に。生きている間に、私はあと何回満月を見ることだろう。

今週末、もう一度見てみようかな。

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「シェルタリング・スカイ」への4件のフィードバック

  1. こんばんは^^
    最後のシーンの動画拝見しました。
    えぇぇ~ん;;なんと言ってるかわかりません。。
    静かな映画なんですね。。
    最近は公開中の映画館にばかり行っていて…
    たまには良い映画発掘にレンタル屋さんにも行きたい…。
    坂本龍一さんのピアノも、なんとなく映画の雰囲気感じます。

    自分は『ある日どこかで(Somewhere in Time)』
    が好きで、DVD買っちゃいました!!
    主演の女優さん(ジェーン・シーモア)大好きで。
    って30年前の映画でした@@;

    1. フォレさん、こんばんは。
      訳すと、こんな感じかな。参考までに♪
      「私たちは皆、いつ死ぬかわからないから、人生が水の耐えることのない泉のように思いがちだ。
      でもすべての物事は、決まった回数しか起こらない。それも本の数回だけなんだ。
      あと何回、自分の子供の頃のあの特別な昼下がりのことを思い浮かべるだろう。
      自分に深く影響を与えた、その昼下がりのできごとをなくしては自分の人生そのものを語ることができないっていう、思い出。
      たぶん、4回か5回。それよりも少ないかもしれない。
      君はあと何回、満月が空に上るのを見るのだろう。おそらく、20回ほど。
      それなのに、まるで終わりがないようにも思える。」

      Somewhere in Time!なつかしぃ… DVD買っちゃったの? いい映画だもんねぇ。
      私は The Tree of Life をレンタルしようかなって思ってます。なかなか良い映画みたいよん☆

  2. 一歩出遅れましたが、私がこの映画&音楽ともに好きじゃないワケがない。相方は「ワケわからん」とぼやいておりましたが、、、
    せつなく、後味わるーいんだけどね。いいですよね。

    音楽聴くだけで泣ける。もちろん先日も演奏してくれました。

    1. わーい、mizueさんも好きなんやねー。わーい、嬉しい。
      この映画が好きっって人、あんまりいないのかな。うちの相方は大好きでDVD買ってたけど。
      いいやんね。理由とか理屈とか常識とかからかけ離れた世界を感じられた。
      うっは〜。この曲を生で聴いてきたの〜?!そりゃ、泣くわ。鳥肌たつねぇ。うわ〜、めちゃくちゃうらやましい〜。

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