シェルタリング・スカイ

好きな映画は?って聞かれたら、いつも「Sheltering Sky・シェルタリングスカイ」と答えます。

Bernard Bertolucci (ベルナルド・ベルトルッチ)監督で1990年に放映された映画。もう20年以上も前になるんだ(わぁ。歳とった…)。ビデオを借りて初めてみたのは、カナダで学生をしていたとき。ベルトルッチの作品には「Last Tango in Paris」や「Stealing Beaty」「The Last Emperor」など有名なものがたくさんあって、どれも大好きですが、シェルタリングスカイは中でも一番強烈に印象に残っています。

アフリカと砂漠。もう戻ってはこない愛。マラリア熱とドラムに合わせたチャンティング。性と生。

あらすじがどうというよりも、とても感覚的な映画だとおもう。だから、音楽や映画のシーンの色がとても強く残ってます。

シェルタリングスカイのテーマは、坂本龍一によるもの。

この曲を聞くたびに、あの波打つ砂漠が蘇ります。

それから、最後のシーンのおじいさんの一言も。

本当に。生きている間に、私はあと何回満月を見ることだろう。

今週末、もう一度見てみようかな。

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