今日は「NYをハリケーンサンディが襲う」のニュースでもちきりでした。昨日、相方の妹さんに連絡したら、食料・水・ろうそくなどを準備して、停電になっても大丈夫だって言っていた。今日は一日仕事も休みで、メトロも含めてほとんどのお店がしまったままだったそうです。私たちが滞在していた1週間前までは、あんなに天気がよかったのに。相方と二人、胸をなでおろしているところです。
NY旅リポート続きで、ごめんなさい。明日で終わりにするので、付き合ってね。
さて、NYC City Passを使って、3つの美術館に行きました:American Museum of Natural History(AMNH)、Metropotlitan Museum(MET)、Museum of Modan Art(MoMA)。この順番で、一日に一つずつ見学してきた。
とにかく。どれもとてもとても大きくて広くてテーマがいっぱいで、
- AMNH:恐竜(4F全てが恐竜の展示)
- MET:スペシャルエグジビション:Regarding Warhol: Sixty Artists, Fifty Years
- MoMa:コンテンポラリーアート
美術館ではなるべく写真を撮らないでおこうと決めていました。肉眼でホンモノの作品を見ることができる機会なんてめったにないことなので、しっかりと目で見ておこうと。…といっても、恐竜の展示の前では「かっこえぇ〜」と何枚もパチリパチリしてしまいましたが。
トリケラトプス(↓)は人気が高い。
発掘された恐竜の化石の中には、カナダの中部のものがたくさんあった。もちろん、ホンモノの化石なので、これらは実物大なわけでして… そう思うと、人間なんて小さなイキモノです。
American Museum of Natural History では、北アメリカだけでなく、アジアやヨーロッパの動植物や文化遺産の展示もありました。私たちは主に恐竜に十分ひたって満足。
何を見たいか、何を感じるか、どんな風に吸収するかは人それぞれ。今回の旅では、私はMETで一番衝撃を受けました。そしてまた訪れたいと思ったところです。開催中のスペシャルエグジビションは、アンディ・ウォーホルと彼が影響を及ぼしたアーティストの作品がテーマ別にまとめられたもの。この一つのエグジビションを観るのに3時間ほどかかったかな。あらゆるミディアムを使って表現し、影響を与え続けたウォーホールの一時代がまとめられていて、とても興味深かった。
その後、ピカソ、マティス、クリムト、ゴッホ、スーラなどの作品を眺めてきました。初めてこんなにも近くでこんなにもたくさんの有名な作品を目にして、ドキドキしました。油絵具がまだぴかぴかと光っていた。
MoMAに行きつく頃には、おそらく、私たちの視覚的容量がもういっぱいいっぱいになっていたような気がする。Saturation Pointに達したというか、これ以上「見ても」受け入れられない様なトコロってあるみたいです。
METの思い出お土産に。
エグジビションのカタログと、クリスマス休み用のMETジグソーパズルだー☆
また、METには行きたいっ!