過去40年の間に、地球上の約50%の脊椎動物が消え去ってしまった。
という記事を読んだのが昨日のこと。私が生まれてから今日までの間の出来事。私がおばあちゃんになって背中が曲がってしまう頃、どれだけの動物たちが自然界で生き延びているのだろう。
そして、今日のニュースで見た映像は悲しくて言葉がでなかった。
アラスカのPoint Lay海岸(アンカレッジから約1200km北西)に群がる、約3万5先頭のセイウチたち。
彼らは普通、ベーリング海に浮かぶ流氷の上で子育てをして暮らすんだって。セイウチはアザラシとは違って延々と泳ぎ続けることができず、休憩場所となる流氷が必要なんだそうです。温暖化の影響で、ベーリング海の彼らの生息場所が失われ、北上せざるを得ない状態となり、結果こうしてアラスカの海岸に群がっているんだって。
住処を失ってしまった動物たち。こうして群がるべきではないところに群がったセイウチたちは、体を重ねあわせて転がり落ち、下敷きになって命を絶えるのはまだ幼いセイウチたちなんだそうです。
This is so sad. This is what we’ve been doing to them.