お風呂場のコーキングをやり直す!
っていうのが、自分への冬休みの宿題だった。
「コーキング」ってわかるかな? 水回りでよく見かける、あのゴム製の隙間を埋めてあるもの。防水・気密を目的としたもので、洗面台周りやバスタブ周り、キッチンシンクやシャワールーム、…探せば結構色々なところで使われている。
うちの2階のバスルームのバスタブ周りのコーキングがねぇ。。。もう随分長いこと「割れて」隙間ができていた。そこに水をかけないように気をつけても、しみて流れ込んでいるのは確か。一箇所だけでなく、バスタブ周り殆どがそんな状態だった。よく見ると、シャワールームの下の方も「汚い」。
前にこの家に住んでいた人たちって、水回りの設置や修繕を思い切りケチってきたっぽい。パイプの設置がどうみても「変」で「無理矢理感」があふれている。最後のツメの甘さやいい加減さがあちこちでみられるし。使われている材料が「チープ」だったり、変な色だったり。このバスタブも、微妙〜に右下がり。それが1,2ミリの違いだとしても、こういう修繕をし始めると「なんで???」となるのです。バスタブの片方の隙間は3ミリほどなのに、もう片方は5ミリ以上ある。そんな風に今までにもイライラする事が何度もあった。
まぁ、そういうちょっと変なバスタブ周りを、何年も前に相方が一度、コーキングを自分でやったんだけど上手くできなくて、すぐに隙間ができてきたのです。
こんな風に。
びりびりびり。。。と。
わかるかな?
お風呂にお湯をためて私や相方が中にはいると、その重さで微妙に隙間が大きくなっていた(汗)。
ここを!なんとか修繕しなきゃ!って、お風呂に入るたびに思っていた。
今はYoutubeをみれば、コーキングの仕方がたっくさん出てくる。私が参考にしたのは、大好きな番組「This Old House」に出てくるトミーさん指導のもの!→これです☆ このビデオを3,4回復習して見たよ!
トミーさんが言ってたように「シリコン100%」のコーキングを買ってきた。色んな種類のコーキングがあるけれど、シリコン100%のものは柔軟性があり引っ張られて割れるといったようなことがないんだって。あと、カビがつかない。
このシリコンチューブからシリコンを押し出す道具(家にあった)。赤いプラスチックの道具は、古いコーキングを取り除くためのもの。
まずは古いコーキングをバスタブなどの縁から取り外す。そのためにシャープなカッターは必須。
ブレードを差し込むのにドキドキした。こういうのを扱っているときに、おっちょこちょいな私は「しゃーっ(血!)」といってしまいそうなので慎重に。
コレを使い、古いコーキングをバスタブ側の面とタイル面から切りはなす。
その後、さっきの赤い道具やヘラをつかって外していく。
ここが一番たいへんだったー!古いゴムがみっちりとくっついているものだから、なかなかきれいに取れなくって。何度もカッターで行ったり来たり、ごりごりやって。タイルを割らないように気をつけて。この作業をいい加減にすると、新しいコーキングがきれいにくっつかず、またすぐに剥がれてくるんだって。古いコーキングがとれたら、アルコールで表面をきれいに拭きます。
そして、テーピング!
テーピングは得意だと思った。隙間から3〜4ミリ離れたところにテープをはった。どれくらいの細さにするかはその場所によると思う。
上手だね〜、わたしっ♪ と、自分を褒めながら一人でもくもくと作業を進めた(笑)。
さて。いよいよコーキングガンを使ってコーキングを入れていくよ〜!
どきどきだ〜!
最初は緊張して、「あぁっ」と思い切り握ったせいで、シリコンがぶにぃ〜っととびでてかなり焦った。けど、慣れてくるとリズムもできてきた。すすすす〜っと動かしながらコーキングをのせていく。
で、その後、ここが肝心!
「人差し指の腹をすぅっとなぞらせながら、コーキングシリコンを軽くやさしく隙間におさめていく」
前に相方がコーキングをしたときには、ここで「専用のプラスチックのツール」を使った。でも「人差し指」のほうが絶対にうまくいくと思う!隙間にぴたりとフィットするし、何より指の感覚で上手くシリコンを収めていけると思うよ〜。ツールだと力の入れ加減がわからないもん。きっと。
で、コーキングがまだ十分に「ウェット」な状態の間に、テープを剥がす!このステップもちょっと緊張した。
きれいなラインができるんだけれど、テープを剥がすと、0.5ミリ程度のシリコンのエッジが立ってしまう。これは仕方がないのだろうと思う。トミーさんも何も言ってなかったし。でも、最初に剥がしたバスタブ周りは、このエッジが気になってちょっと指でスムーズにしてしまった。。。
でも!ほら見て〜♪
隙間がなくなったよ〜☆
相方にも、「おぉ〜!すごいやんっ!僕よりもずっと上手にできてる!ありがとう!」と褒めてもらい、すっかりいい気分になっちゃって。
気になったシャワールームの下の部分と、バスタブの外側もコーキングしちゃうことにした☆
↑↑ ほらね、微妙に隙間があるでしょ?ところどころ赤カビがへばりついてた。
フィニッシュー!
バスタブの外側も。
古いコーキングが床のリノリウムから剥がれてきていたので。
同じ作業を繰り返して。。。
側面(?)も。
ここをする段階では、ずいぶんコツを掴めていて、一つひとつの作業にそれほど時間もかからなくなっていた。それでもやっぱりいちばん大変なのは、古いコーキングをきれいに剥がすところ。
以上!私の冬休みの宿題リポートでしたー!
私にできたのだから、だれにでもできるよ!材料と道具さえきちんとそろえたら大丈夫!
あ〜、あっぱれあっぱれ☆